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スーツのクリーニング頻度はどれくらい? 料金相場・日数・ドライとウェットの違いも解説

公開日

2026.02.25

更新日

2026.02.25

スーツのクリーニング頻度

スーツを長くキレイに着続けるためには、適切な頻度でクリーニングに出すことが大切です。しかし、

  • スーツのクリーニング頻度はどれくらい?
  • 料金相場はいくら?
  • 仕上がりまで何日かかる?
  • ドライとウェットの違いは?

と疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、スーツのクリーニング頻度・料金相場・仕上がり日数・クリーニングの種類の違い、注意点まで詳しく解説します。スーツを長持ちさせたい方は、ぜひ参考にしてください。

【この記事で分かること】

  • スーツのクリーニング頻度の目安(着用頻度・季節別)
  • スーツクリーニングの料金相場と日数
  • ドライクリーニングとウェットクリーニングの違い
  • 失敗しないための注意点

スーツをクリーニングに出す頻度の目安と気を付けたいこと

スーツをクリーニングに出す際のポイント

スーツをクリーニングに出す頻度は、「着用回数」と「季節」によって異なります。基本的には、着用頻度が高いほどクリーニングの回数も増やす必要があります。

着用頻度別の目安

月に数回しか着用しない場合

月に数回程度しか着用しないスーツであれば、汚れの蓄積も比較的少ないため、1シーズンに1回程度が目安です。

週2〜3回着用する場合

ある程度着用回数が多い場合は、1~2か月に1回程度のクリーニングが望ましいでしょう。

週5日(ほぼ毎日)着用する場合

ビジネスで毎日スーツを着用する場合は、皮脂や汗などの汚れが蓄積しやすくなるため、2週間~1か月に1回程度が目安です。

※あくまで目安であり、汗を多くかいた場合や汚れが目立つ場合は、早めに出すことをおすすめします。

季節別の目安

夏・梅雨の時期

汗や湿気の影響を受けやすいため、汚れやニオイが残りやすい季節です。特に汗をかいた日は繊維に水溶性の汚れが残ります。夏場は2〜3週間に1回程度を目安にしましょう。

冬場

比較的汗をかきにくいため、シーズン中に1回程度のクリーニングでも十分なケースが多いです。ただし、毎日着用する場合は冬場でも月1回程度のクリーニングを検討しましょう。

また、衣替え前や長期保管前には、カビ対策としてクリーニングに出してから収納するのがおすすめです。

クリーニング頻度で気を付けたいポイント

スーツをクリーニングに出すときは、着用頻度や季節を考慮するだけではなく、以下にも注意しましょう。

1. クリーニングに出し過ぎない

「スーツをキレイに保ちたいから頻繁にクリーニングに出す」という考えは一見正しそうですが、過度なクリーニングは生地への負担になります。

最近のクリーニングでは極力生地への負担を抑える洗剤やプレスが行われていますが、プレス工程や摩擦により、生地の風合いが変化することもあるため、必要以上に出し過ぎないことが大切です。

2. クリーニングの頻度が少な過ぎないようにする

「型崩れするのを避けたい」「生地を傷めたくない」などの理由でクリーニングに出さないまま長期間放置すると、繊維の劣化や変色、ニオイの原因になる恐れがあります。

スーツはワイシャツに比べると汚れが目立ちにくいですが、細かなホコリや湿気、皮脂といった目に見えにくい汚れが付着しています。最低でも1シーズンに1回はクリーニングに出すようにしましょう。

3. 汚れが付いたらすぐにクリーニングに出す

スーツに汚れが付いたら、着用頻度や季節を問わず、できるだけすぐにクリーニングに出すことも大切です。

メイク、油性ボールペン、食べこぼしなど油分を含む汚れは、時間が経過すると落ちにくくなります。汚れやシミに気付いたら、以下のような応急処置を行った上で、なるべく早くクリーニング店に相談しましょう。

【水溶性の汚れ】
醤油やケチャップ、ジュースといった水溶性の汚れは、まず乾いたタオルを平らな場所に敷き、汚れが付いた部分を当てます。次に、汚れが付いた面の裏側を、水またはお湯で湿らせて固く絞った布でとんとんと叩き、汚れをタオルに移します。水だけで落とし切れない汚れは、中性洗剤を使って対処しましょう。

【油溶性の汚れ】
メイクや油性ボールペンといった油溶性の汚れは、水では落ちません。メイク汚れや油性ボールペンにはご自宅にある消毒用エタノールを使うのがおすすめです。基本の手順は水溶性の汚れと同様に、タオルで吸い取りながら行います。

スーツクリーニングの料金相場

スーツクリーニングの料金相場は、地域や店舗、スーツの種類、クリーニング方法などによって異なります。ここでは、一般的なスーツクリーニングの料金相場をご紹介します。

実店舗の場合

  • 上下セット:1,200~3,000円
  • ジャケットのみ:700~2,000円
  • スラックス・スカートのみ:600~1,200円

都市部ではやや高めになる傾向があります。また、撥水加工や汗抜き加工などのオプションを追加すると料金は上がります。

宅配クリーニングの場合

  • 上下セット:2,000~3,500円
  • ジャケットのみ:1,300~2,500円
  • スラックス・スカートのみ:1,000~1,500円

宅配サービスの場合、配送コストが含まれるためやや割高ですが、まとめて出すことで1点あたりの価格が下がるケースもあります。

近くにクリーニング店がない場合や、店舗まで持っていく時間がない場合、保管場所がない場合は宅配サービスを上手に使うと便利でしょう。

このように、同じスーツをクリーニングに出す場合でも店舗のタイプやメニュー、単品かセットかによっても料金は変動するため、なるべく費用を抑えたい場合は複数の店舗・サービスを比較することがおすすめです。

スーツクリーニングの仕上がり日数の目安

実店舗の場合

  • ドライクリーニング:2~5日程度
  • ウェットクリーニング:5~10日程度
  • スピード仕上げ:当日~翌日

店舗の定休日や繁忙期(衣替えシーズン)には、通常より日数がかかることがあります。

スピード仕上げは急にスーツが必要になった場合などにおすすめの手段ですが、通常仕上げに追加料金が発生する場合が多いです。費用を抑えたい場合はなるべく通常仕上げで依頼した方が良いでしょう。

宅配クリーニングの場合

配送期間を含めて、8~14日程度が一般的な目安です。急ぎ対応プランを用意している業者もありますので、確認してから依頼しましょう。

ドライクリーニングとウェットクリーニングの違い

ドライクリーニングとウェットクリーニングにはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、それぞれの特徴や使い分けについてご紹介します。

ドライクリーニングとは

水を使わずに、石油系溶剤やパークロロエチレンなどの有機溶剤を使用して洗う方法です。型崩れしにくく、スーツの基本的なクリーニング方法といえます。

ドライクリーニングでは専用の洗濯機が用いられ、活性炭を用いたフィルタで汚れをろ過しながら洗浄する仕組みになっています。この方法の大きなメリットは、水洗いによるダメージを防げることです。デリケートな素材の中には、水洗いすると繊維が縮んだり、型崩れを起こしたりするものが多々あります。スーツも例外ではなく、ウォッシャブル素材以外の製品は水洗いすると生地が傷み、毛羽立ちや型崩れの原因になる可能性があります。

ドライクリーニングであれば水を使わずに、型崩れを防ぎながら油溶性の汚れを効率よく除去できます。また、有機溶剤は油溶性の汚れとなじみやすいため、水洗いでは落としにくい頑固な汚れを除去しやすい利点もあります。

具体的に、油溶性の汚れとは以下のようなものになります。

  • 皮脂
  • メイク汚れ
  • カレーなど油分を含む食品の汚れ
  • 油性ボールペン、油性ペンのインク汚れ

また、有機溶剤は独特のニオイがあり、乾燥工程での揮発が不十分だと仕上げ後の衣類に若干ニオイが残ることがあります。ただし、丁寧に仕上げてくれる業者であればニオイの心配はほとんどないため、信頼できるクリーニング店舗に任せることが大切です。

ウェットクリーニングとは

ドライ表示の衣類を、専門技術によって水洗いする方法です。汗などの水溶性汚れをしっかり落とせるのが特徴です。

水洗いできない衣類は原則としてドライクリーニングを行いますが、ドライは油溶性の汚れ落としに適している一方で、水溶性の汚れを十分に落とし切れない場合があります。そのような場合にウェットクリーニングを行えば、ドライ表示の衣類に付いた水溶性の汚れもしっかり落とすことが可能です。

「水を使うなら家庭用洗濯機で洗濯する場合と同じでは?」と思うかもしれませんが、ウェットクリーニングは単なる水洗いとは異なります。一般的な洗剤や高温洗浄によるダメージを極力避けながら、衣類を傷めずに水溶性汚れを落とすという特殊な技術を用いた方法であるため、家庭洗濯とは全く質が異なります。

水溶性の汚れとは以下のようなものになります。

  • アルコール
  • コーヒーやジュース
  • 果汁
  • 調味料(醤油など)

ドライとウェット、どちらを選ぶ?

ドライクリーニングとウェットクリーニングはそれぞれ適した役割が異なるため、汚れの種類に応じて選ぶことがポイントです。

油溶性の汚れを落としたい場合はドライクリーニング、水溶性の汚れを落としたい場合はウェットクリーニングを選ぶことで、気になる汚れをキレイに落とせるでしょう。

クリーニング店舗によってはドライクリーニングにプラスしてウェットクリーニングを提供しているところもあり、油溶性と水溶性の汚れをまとめて落とすことで、単独のクリーニングよりもよりキレイに仕上げられます。ただし、ウェットクリーニングはドライクリーニングよりも高い技術が必要で手間もかかるため、料金が割高になる点には注意が必要です。

洗濯表示の確認方法

ドライクリーニングに対応している衣類でも、ウェットクリーニングはできないという衣類もあります。ウェットクリーニングを利用する場合は事前に洗濯表示を確認し、対応可否を確かめておきましょう。

新JIS洗濯表示では、丸の中に「W」の文字が入っている場合はウェットクリーニング可能です。マークの上に×が入っている場合は対応不可です。

参考:消費者庁「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について」

スーツをクリーニングに出す際の注意点

スーツをクリーニングに出す際のポイント

スーツをクリーニングに出す際は、以下の点に注意しましょう。

ポケットの中身を確認する

クリーニングに出す前には、ポケットの中が空になっているかを確認しましょう。例えば、ボールペンや名刺などが入ったままクリーニングに出すと、物が破損する可能性があるだけではなく、インク漏れや紙片の付着といったトラブルが発生するリスクもあります。

店舗側でも確認は行われますが、もともとポケットの中身は保証対象外であることが多いです。そのため、仮に確認漏れが原因で何らかのトラブルがあっても損害賠償を受けられないケースがほとんどです。

「汚れを落とすつもりでクリーニングに出したのに、かえって汚してしまった」という事態を防ぐためにも、ジャケットやスラックスのポケットに何も入っていないか、事前にきちんと確かめましょう。

シミやほつれを申告する

クリーニングに出す前に、スーツにあるシミやほつれ、生地の傷みを事前に申告しておくことがおすすめです。

店舗側でも検品は行われますが、シミのある場所を事前に伝えておけば、汚れの種類や場所に応じた適切な処置をしてもらいやすくなります。また、ほつれや生地の傷みなどがある場合、クリーニング中に破れてしまう可能性もあるため、あらかじめスーツの状態を伝えておくと良いでしょう。

特に脇や股下、スラックスの裾や縫い目などは破れやほつれが起こりやすい場所のため、念入りに確認することをおすすめします。

店舗によっては、ほつれの補修やボタンの付け直しなどのオプションサービスを提供しているところもあります。スーツに不備がある場合は必要に応じて利用を検討すると良いでしょう。

なるべく上下セットで出す

スーツは、なるべく上下セットでクリーニングに出すのがおすすめです。

ジャケットとスラックス(スカート)を別々に出していると、クリーニングの回数に差が生じ、色味や風合いに差が出る可能性があります。上下セットでクリーニングに出す習慣を付ければ、色落ちや風合いの変化のペースをそろえられるため、見た目の違和感を防げるでしょう。

【まとめ】スーツは適切な頻度とメニューでクリーニングに出すのがおすすめ

スーツは定期的にクリーニングに出さないと、汚れやニオイが取れにくくなるだけではなく、生地を傷める原因にもなります。特に頻繁にスーツを着用する方や、汗をかきやすい夏場は汚れが付きやすいため、適切なタイミングでクリーニングを利用することが大切です。

スーツのクリーニング頻度は、着用頻度や季節によって異なります。

  • 毎日着用:2週間~1か月に1回
  • 月数回:1シーズンに1回

料金相場は、実店舗で上下セット1,200~3,000円程度が目安です。
汚れの種類に応じて、ドライとウェットを使い分けることで、スーツをより長くきれいに保てます。

大切なスーツを長持ちさせるためにも、適切な頻度とメニューでクリーニングを利用しましょう。

忙しくて店舗へ持ち込む時間がない方や、衣替え時にまとめて依頼したい方は、宅配クリーニングの利用も便利です。
東京ガスでは、衣類の宅配クリーニングサービスを提供しており、集荷からお届けまで自宅で完結します。シミ抜きは無料オプションのため、気になる汚れがある場合も安心です。

よくある質問(FAQ)

Q1. スーツは毎回クリーニングに出したほうがいいですか?

いいえ、毎回出す必要はありません。
クリーニングのし過ぎは、生地への負担や型崩れの原因になることがあります。

目安としては、

  • 毎日着用:2週間~1か月に1回
  • 月数回:1シーズンに1回

程度がおすすめです。ただし、汗を多くかいた場合や目立つ汚れが付いた場合は、早めにクリーニングに出しましょう。

Q2. スーツをクリーニングに出さないとどうなりますか?

皮脂や汗、湿気が蓄積し、生地の劣化や変色、ニオイの原因になります。
特に汗は水溶性の汚れのため、放置すると繊維にダメージを与えることがあります。

目立つ汚れがなくても、最低でも1シーズンに1回はクリーニングに出すことをおすすめします。

Q3. スーツのクリーニング料金の相場はいくらですか?

一般的な実店舗の料金相場は以下の通りです。

  • 上下セット:1,200~3,000円
  • ジャケット:700~2,000円
  • スラックス:600~1,200円

宅配クリーニングの場合は2,000~3,500円程度が目安です。
地域やオプション加工の有無によって料金は変動します。

Q4. スーツのクリーニングには何日かかりますか?

実店舗の場合、

  • ドライクリーニング:2~5日程度
  • ウェットクリーニング:5~10日程度

が目安です。
宅配クリーニングの場合は、配送期間を含めて8~14日程度かかることが一般的です。

Q5. ドライクリーニングとウェットクリーニングはどちらを選べばよいですか?

汚れの種類によって選ぶのが基本です。

  • 皮脂・メイク・油性インクなど → ドライクリーニング
  • 汗・飲み物・調味料など → ウェットクリーニング

迷った場合は、クリーニング店に相談すると適切な方法を提案してもらえます。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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