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色移りの落とし方|洗剤・酸素系漂白剤で落とす方法と再発防止の洗濯ルール6つ
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公開日
2026.04.15
更新日
2026.04.15

洗濯後に色移りを見つけると、「どうすれば落とせるの?」と不安になりますよね。時間がたってから気付いた場合は「もう落とせないのでは……」とショックを受ける方も多いでしょう。
しかし、色移りは乾く前に正しく対処すれば落とせる可能性があります。
本記事では、色移りの基本的な落とし方から、時間がたった場合の対処法、再発防止策まで詳しく解説します。大切な洋服を長く着るために、ぜひ参考にしてください。
【この記事で分かること】
- 色移りは中性洗剤や酸素系漂白剤で落とせる可能性がある
- 時間がたった色移りも対処できるケースがある
- 重曹・クエン酸の効果は限定的
- 色移りを防ぐ洗濯ルール6つ
- 落ちない場合の適切な対処法
目次
色移りを見つけたら乾く前にすぐ対処!基本的な落とし方

色移りは、乾燥する前が最も落としやすいタイミングです。
濡れた状態であれば、染料が繊維に完全に定着していない可能性があります。気付いた時点で早めに対処しましょう。
色移りは、お湯と洗剤を使って落としていくのが基本です。まずは必要なものを準備し、手順に沿って作業を進めましょう。
必要なもの
色移りを落とすのに必要なものは、以下の3つです。
- 洗面器(衣類が浸かるサイズ)
- ぬるま湯(40~50度目安※洗濯表示に従う)
- 中性洗剤または弱アルカリ性洗剤
※衣類によっては40℃以上不可のものもあるため、必ず洗濯表示を確認してください。
1.洗濯表示の上限温度以内のお湯を用意する
まずは、洗面器の中に洗濯表示の上限温度以内のお湯をためましょう。
温水の方が染料が溶けやすく、色移りが落とせる可能性が高まりますが、衣類によって使用できるお湯の温度が異なるため、事前に必ず洗濯表示を確認しましょう。
水洗いができる衣類の洗濯表示には、水がたまった桶のマークが記載されています。桶の中に書いてある「50」「60」などの数字が、水温の限度を示しています。
参考:消費者庁「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について―衣類等の洗濯表示が変わります―」
2.洗剤を「表示上限量まで」溶かす
中性洗剤、または弱アルカリ性洗剤をお湯の中に入れ、混ぜ合わせます。色移りを落としたいからといって、多めに洗剤を入れても洗浄力が比例して上がるわけではありません。すすぎ残し防止のため適量を守りましょう。
洗剤は中性洗剤・弱アルカリ性洗剤どちらでも良いですが、中性洗剤の方が生地への負担を抑えやすく、デリケートな衣類にも使いやすいです。
3.約30分〜1時間つけ置きする
色移りした衣類を2で作ったお湯(洗浄液)の中に入れ、約30分〜1時間つけ置きします。途中で色の落ち具合を確認しつつ、もみ洗いで優しく洗いましょう。
強くもんだり、こすったりすると生地が傷む可能性があるため、優しく扱うのがポイントです。
4.十分にすすいで通常洗濯する
つけ置き後、色が落ちていることを確認したら、洗剤が残らないようにしっかりすすぎます。最後にいつもと同じ設定で洗濯機を回し、色移りがなくなっていることを確認したら完了です。
乾燥機が不可となっている洋服は、脱水後すぐに衣類を取り出し、洗濯表示に記載されている干し方で乾かしましょう。
漂白剤を使用した色移りの落とし方
洗剤で十分に色移りが落ちなかったときは、漂白剤を使った方法も試してみてください。
漂白剤の種類
漂白剤には以下の2種類があります。
- 酸素系漂白剤:色柄物に使用可
- 塩素系漂白剤:白物専用
塩素系漂白剤は洗浄力が強く、色柄物に使用すると脱色につながる場合があるため、注意しましょう。
また、中には漂白剤を使用できない衣類もあるため、洗濯前に洗濯表示を確認しておくことが大切です。
洗濯表示の三角マークを確認してみてください。
- 三角マーク:酸素系漂白剤・塩素系漂白剤が使用可能
- 三角に斜線2本マーク:酸素系漂白剤のみ使用可能
- 三角に×マーク:酸素系・塩素系ともに使用不可
色柄物|酸素系漂白剤(粉末)を使って落とす
色柄物は、粉末タイプの酸素系漂白剤を使って色移りを落としましょう。手順は、以下の通りです。
- 約40~50度のお湯を洗面器にためる
- 規定量の酸素系漂白剤を溶かす
- 色移りした衣類を入れ、約30分~1時間つけ置きする
- 通常通りの手順で洗濯する
酸素系漂白剤は温度が高いほうが効果を発揮しやすい性質があります。冷たい水では反応が弱くなり、十分な効果を得にくいため、お湯を使うことが重要です。ただし、必ず洗濯表示の範囲内で行いましょう。
白い衣類|塩素系漂白剤を使って落とす
白い衣類に色が移った場合は、塩素系漂白剤を使って対処しましょう。具体的な手順は、以下の通りです。
- 水またはぬるま湯を洗面器にためる
- 規定量の塩素系漂白剤を溶かす
- 色移りした衣類を入れ、約30分つけ置きする
- 洗剤が残らないようにしっかりすすぐ
- 弱アルカリ性の洗濯洗剤で洗濯する
塩素系漂白剤は強い漂白力を持つため、白無地専用として使用しましょう。色柄物に使用すると脱色してしまうので注意が必要です。
つけ置きで色が落ちていることを確認したら、洗剤が残らないように約2回しっかりすすぎ、弱アルカリ性の洗濯洗剤で洗濯します。脱水後はすぐに取り出し、乾かしましょう。
※換気を十分に行い、絶対に酸性洗剤と混ぜないよう注意してください。
重曹・クエン酸で色移りは落ちる?
洗剤だけではなく、重曹やクエン酸が色移りに効くと紹介されることもありますが、効果は限定的です。
1.重曹を使用した色移りの落とし方
重曹は弱アルカリ性で、皮脂等の軽度の汚れには有効ですが、染料そのものを強力に分解する作用は弱いです。
漂白剤が家になく、軽度の色移りを落としたい場合は、試してもいいかもしれません。手順は以下の通りです。
- 洗面器にためた水に、重曹を混ぜ合わせて重曹水※を作る
- 重曹水を色移り部分に直接かけ、優しくもみ洗いする
- そのまま約30分つけ置きする
- 重曹が残らないよう、水でしっかりすすぐ
※水100mlに対し重曹小さじ1
もみ洗いするときは、強くこすると繊維が毛羽立ったり傷んだりする可能性があるため、力を入れずに優しく洗うのがコツです。最後は重曹水が生地に残らないよう、念入りにすすぎましょう。
2.クエン酸を使用した色移りの落とし方
クエン酸は酸性の性質を持っており、水垢や石けんカスなどのアルカリ性の汚れには有効ですが、漂白作用はほぼありません。こちらも漂白剤が家になく、軽度の色移りを落としたい場合は、試してみてもいいかもしれません。手順は以下の通りです。
- 洗面器に水をため、クエン酸※を混ぜ合わせる
※水100mlに対しクエン酸小さじ1/2(汚れの度合いによって調整) - 色移りした衣類を約30分〜1時間つけ置きする
- 優しくもみ洗いし、しっかりすすぐ
軽度の色移りには試せる場合もありますが、基本的には酸素系漂白剤が優先です。
時間がたって乾いた色移りの落とし方
時間がたって乾いてしまった色移りも、酸素系漂白剤で改善する可能性があります。
基本手順は、色柄物の色移りを落とすときと同様です。
色移りなどの汚れが気になる部分に酸素系漂白剤を直接振りかけて、お湯やドライヤーなどで熱を加え、汚れを浮かせる方法は、縮み・変形・繊維ダメージの原因になるため推奨されません。
衣類の脱色や生地の負担が心配なときは、無理にご自宅で洗わないことも大切です。色移りの落とし方で迷ったら、クリーニング店への相談をおすすめします。
色移りの原因と仕組み
色移り(移染)は次の条件で起こります。
- 濃色衣類から染料が溶け出す
- 湿った状態で他の衣類と長時間接触
- 高温・摩擦
色移りの原因と仕組みを正しく理解し、適切な予防策を講じましょう。
主な原因は洗濯によって染料が流れ出すこと
色移りの主な原因は、洗濯時に衣類の染料が外へと流れ出すことです。
衣類には製造過程で多くの染料が使われており、特に濃い色の衣類やデニムなどの特殊加工が施されたアイテムは、淡色の衣類より染料の量が多くなります。そのため、洗濯によって余分な染料が繊維から流れ出し、同じ洗濯槽に入っている他の衣類へ色が移るのです。
また、色移りしやすい衣類を単体で洗濯した場合でも、水温が高いと染料が外に流れる可能性があります。
脱水の過程で色移りが起こる場合もある
主な原因は洗濯中に染料が流れ出すことですが、脱水の過程で色移りが生じる場合もあります。
脱水中は洗濯槽が高速回転し、衣類同士が強く押し付けられた状態になります。このとき、
- 洗濯中に溶け出した染料が十分にすすぎきれていない
- 濡れた衣類同士が密着している
- 高速回転によって接触圧が強まる
といった条件が重なると、染料が他の衣類へ再付着(移染)することがあります。
また、脱水後すぐに洗濯槽から衣類を取り出さずに長時間放置すると、湿った状態で重なったままになるため、色移りが進行する可能性があります。
色移りを防ぐ6つの洗濯ルール

色移りを防ぐには、日頃から洗濯の仕方に注意する必要があります。ここでは、色移りを防止するために実践したい6つの洗濯ルールを紹介します。
1.洗濯前に色移りチェックを実施する
洗濯前に色移りチェックを実施しておくと、他の衣類へのトラブルを防止できます。とくに新品の濃色衣類やデニムは、初回洗濯で染料が出やすい傾向がありますので、初めて洗う前には必ずチェックしましょう。
チェック方法
- 白い布やティッシュを用意する
- 普段使用する洗剤を少量付ける
- 衣類の目立たない部分を軽くこする
布に色が付いた場合は、洗濯で色移りが生じる可能性があるため、単独で洗いましょう。
2.洗濯表示と注意書きを必ず確認する
衣類のタグには、洗い方だけでなく「色落ち」「単独洗い」などの注意書きが記載されていることがあります。毎日の洗濯のときに、衣類の洗濯表示を確認する癖をつけましょう。洗濯表示には、その衣類に適した洗濯方法や洗剤、干し方などがマークで記載されています。
確認すべきポイント
- 水温の上限
- 漂白剤使用可否(三角マーク)
- 「他のものと分けて洗う」表記
他のものと分けて洗う表記がある衣類は、単独で洗うか、色の近い衣類だけでまとめて洗いましょう。洗濯表示を守ることは、色移りだけでなく縮み・変形防止にもつながります。
3.色・濃淡・素材ごとに分けて洗う
色移り防止の基本は「分け洗い」です。洗濯物を色・濃淡・素材ごとに分けて洗うと良いでしょう。
分け方の目安
- 白物
- 淡色(ベージュ・パステルなど)
- 濃色(黒・ネイビー・赤など)
濃い色は薄い色よりも染料を多く使っているため、洗濯中に染料が流れ、薄い色の衣類に色が付く可能性があります。淡色・白物と一緒に洗わないのが鉄則です。
さらに、
- タオル類(吸水性が高い)
- 綿素材(染料を吸着しやすい)
は特に影響を受けやすいため注意しましょう。
新品の衣類は、初回の洗濯で色が出やすい傾向があります。何度か単独で洗い、染料の流出が落ち着いてから他の衣類とまとめて洗うと良いでしょう。
4.中性洗剤で優しく洗い上げる
一般的な洗濯用洗剤は弱アルカリ性が多く、洗浄力が高い一方で、染料が溶け出しやすくなる可能性があります。
色移りを避けるなら、
- おしゃれ着用などの中性洗剤を使用
- 「ドライコース」「手洗いコース」を活用
するのがおすすめです。
中性洗剤は、弱アルカリ性洗剤に比べると洗浄力が穏やかで、生地へのダメージや色落ちを抑えやすい特徴があります。
比較的丈夫な素材で強く洗っても問題ない衣類は弱アルカリ性、色移りや型崩れが心配な洋服はおしゃれ着用洗剤を使用するなど、衣類によって使い分けをすると良いでしょう。
5.洗濯ネットを正しく使う
洗濯ネットを使うと、洗濯中の衣類同士の摩擦を減らせるため、色移りを防止できます。
正しい使い方
- 衣類1枚につき1ネットが理想
- サイズが合ったネットを使用
- 網目は細かいタイプを選ぶ
濃い色の洋服やデニム、発色が強いカラーなどは、一点ずつ洗濯ネットに入れて洗濯することで、接触時間や摩擦を減らし、移染リスクを下げられます。
また、洗濯ネットのサイズが合っていないと、十分に汚れが落とせなかったり、洗濯ネットの中で動いて型崩れにつながったりする可能性があるため、サイズが合ったネットを使用しましょう。
洗濯ネットの網目が大きいと、隙間から染料が飛び出して他の衣類に色が移る可能性があるため、なるべく網目が細かいものがおすすめです。
ただし、ネットに入れても完全防止できるわけではないため、分け洗いが基本です。
6.脱水後はすぐに取り出して干す
脱水後の長時間の放置は、色移りの原因となります。脱水後は、洗濯槽からすぐに取り出し、洗濯表示に沿った干し方で乾かしましょう。
また、洗濯物は湿った状態が続くと、ニオイやシワが発生しやすくなります。雑菌が繁殖して生乾き臭が出る可能性があるため、洗濯機の終了音が鳴ったらすぐに取り出しましょう。
色移りがどうしても落ちない場合やデリケートな衣類はプロに相談
以下の場合は、早めにクリーニング店に相談しましょう。
- シルク・ウールなど高級素材
- 広範囲の移染
- 高額な衣類
- 何度試しても落ちない
クリーニング店は洗濯のプロのため、特殊な洗剤や工程で色移りを落としてくれる可能性があります。特にデリケートな素材は、間違った方法で対処すると繊維が傷む場合があるため、ご自宅でさまざまな対処法を試すよりも一度相談してみると良いでしょう。
ただし、クリーニングで色移りが完全に除去できるとは限りません。時間がたった色移りの場合、繊維に染料が定着して落とせない可能性があります。なるべく早めに相談し、色移りが生じた経緯やこれまでに行った処置を正確に伝えた上で、適切な対応を取りましょう。
色移りは早めに落とすことが重要!洗い方を見直して再発を防ごう
色移りは、
- 乾く前に対処
- まずは洗剤でつけ置き
- 落ちなければ酸素系漂白剤
- 分け洗いで予防
が基本です。
日々の洗濯ルールを見直し、大切な衣類を長くキレイに保ちましょう。
「何をやっても色移りが落ちない」「自宅で洗濯して良いか不安」など自宅での対処に不安がある場合は、無理をせず早めにプロへ相談することが、衣類を守る最も確実な方法です。
東京ガスでは、宅配クリーニングサービスを提供しており、集荷からお届けまで自宅で完結します。まずはお気軽にお問い合わせください。
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よくある質問(FAQ)
Q1. 色移りはお湯のほうが落ちやすいですか?
はい、酸素系漂白剤を使用する場合は、40~50℃程度のお湯のほうが効果を発揮しやすい傾向があります。
ただし、衣類によっては高温不可のものもあるため、必ず洗濯表示の上限温度を守りましょう。
Q2. 色移りに気づいたのが翌日でも落とせますか?
乾いてしまった場合でも、酸素系漂白剤でのつけ置きで改善する可能性はあります。
ただし、時間が経つほど染料が定着しやすくなるため、完全に落ちないこともあります。できるだけ早めに対処しましょう。
Q3. 色移りした部分だけを部分洗いしても大丈夫ですか?
部分洗いは可能ですが、周囲との色差が出る場合があります。
特に漂白剤を使用する場合は、脱色や色ムラが起きる可能性があるため、目立たない場所で試してから行いましょう。
Q4. 何度も漂白剤で処理しても問題ありませんか?
繰り返し漂白すると、繊維が弱くなったり風合いが変わったりする可能性があります。1~2回試しても改善しない場合は、無理をせずクリーニング店に相談することをおすすめします。
Q5. 色移りを完全に防ぐ方法はありますか?
100%防ぐことは難しいですが、「分け洗い」「新品の単独洗い」「脱水後すぐ干す」などを徹底することで、リスクを大幅に減らせます。
特に濃色衣類は注意して扱いましょう。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
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