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洗濯機の掃除方法を徹底解説!丸ごとキレイにする方法

公開日

2026.01.19

更新日

2026.01.21

洗濯機

洗濯機は毎日使用していても、内部に汚れやホコリが蓄積します。
カビや雑菌は、蓄積した汚れやホコリを養分にして増殖していくため、定期的に掃除をして清潔な状態を維持しましょう。
本記事では、最新の家電トレンドも踏まえ、プロが実践する「最短・確実」な洗濯機を丸ごとキレイにするための掃除方法を徹底解説します。

目次

洗濯機にホコリやカビがたまる理由

洗濯機のホコリやカビ

洗剤と水を使って洗い流しているのだから、洗濯機はキレイだろうと考える人も多いでしょう。
しかし、毎日使用する洗濯機内には、衣類についていた汚れとホコリや、水アカ、洗剤のカスが溜まります。
また、普段フタを閉めていることが多かったり、お湯を使ったり乾燥機を使ったりすると、湿気がこもりやすくなります。
カビや雑菌は、ホコリと湿気、そして高めの温度が大好物です。
好条件をよいことに、洗濯機内にはカビや雑菌が大量に繁殖していくのです。

特に、脱水のために洗濯槽の内側に穴が開いている場合、穴の奥にカビが入り込んで増殖します。

洗濯機掃除の必要性

「洗ったはずのタオルが、なんとなく臭う」「洗濯物に茶色いカスが付着する」――これらのサインは、洗濯槽の裏側でたくさんの雑菌や黒カビ(アスペルギルスなど)が繁殖している証拠です。
最近では、高断熱・高気密な住宅が増えたことで、洗濯機周辺は一年中カビにとって絶好の繁殖環境となっています。
洗濯槽の汚れを放置することは、単に不衛生なだけでなく、実害を伴うリスクがあります。
一つは「健康リスク」。衣類に付着した目に見えないカビ胞子が、皮膚トラブルやアレルギー、呼吸器系の疾患を引き起こす要因になることが指摘されています。
もう一つは「家計へのダメージ」です。内部に汚れが蓄積すると、センサーの誤作動や排水効率の低下を招き、1回あたりの電気代・水道代が増加したり、最悪の場合は基板の故障による高額な修理費用が発生したりすることもあります。

洗濯機を掃除しないと汚れが衣類に

洗濯機に蓄積した汚れや増殖したカビ・雑菌を掃除せずに放置していると、その汚れが洗った衣類に付着します。
目にはみえない汚れや雑菌が衣類についている場合もあり、知らず知らずのうちにカビや雑菌を吸い込んでしまうかもしれません。
キレイに洗っているはずの衣類が実は洗うたびに汚れていた、なんてこともありえるのです。
カビや雑菌は人体に悪い影響を与えるため、衣類に付着するカビや雑菌を減らすために、洗濯機掃除が必要です。

洗濯機を掃除しないとニオイが発生

洗濯機を掃除せず放置すると、槽の裏側に蓄積したカビや洗剤カスが腐敗し、ニオイの発生源となります。
「洗った衣類が臭う」「洗濯機から下水やカビの臭いがする」といった悩みは、内部の汚れが蓄積されているサインです。
ニオイを柔軟剤で誤魔化すのは根本解決にならず、放置すれば菌の増殖を招く恐れも。
まずは洗濯機がなぜ臭うのか、原因を特定し、清潔な状態を取り戻しましょう。

臭いと原因、チェックすべき場所

臭いと原因、チェックすべき場所

臭い

考えられる原因

チェックすべき場所

下水のような、ツーンとする臭い

排水口のトラブル 排水トラップ・封水不足

カビ臭い、湿り気のある臭い

洗濯槽裏の汚れ残り 洗濯槽の裏側・ドアパッキン

生乾きのような、酸っぱい臭い

雑菌 糸くずフィルター・洗剤投入口

焦げ臭い、ゴムが焼けたような臭い

機械的な異常 モーター・ベルト・乾燥ヒーター

下水のような臭い

洗濯槽をいくら洗っても解決しない「下水臭」は、洗濯機の下にある排水口(排水トラップ)が原因と思われます。
排水エルボ(排水ホースの接続部)とトラップを外し、ヘドロ汚れを掃除してください。最後に必ずコップ一杯の水を注いで「臭いに蓋」をします。

カビ臭い

「掃除したばかりなのにカビ臭い」のは、汚れの層が厚すぎて表面しか落ちていないと思われます。
剥がれかけたカビを強力に分解する漂白剤を使用してカビを溶かし切ります。

酸っぱい・雑菌臭

衣類に付着した皮脂汚れや、溶け残った洗剤が「エサ」となり、雑菌が繁殖していると思われます。
フィルターの徹底除菌と、自動投入タンクのぬるま湯洗浄を行ってください。

焦げ臭い

この臭いがした場合は、掃除で解決できる範囲を超えていると思われます。
駆動ベルトの摩耗や、乾燥ヒーターに付着したホコリが過熱しているなどが考えられ、 火災の原因にもなるため、すぐに使用を中止し、メーカーやプロの点検を依頼してください。

【関連記事】

洗濯機の気になるイヤなニオイの原因と、パターン別にニオイを取る方法をご紹介します。
→ [洗濯機からニオイ!原因別の対処方法を教えます]

洗濯槽掃除に使う洗浄剤の種類

洗濯機掃除をする上で、最も重要なのは洗濯槽の掃除です。
洗濯槽掃除に使う洗浄剤の種類は、主に3つあります。

塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は強い殺菌効果があり、カビを分解しながら除去してくれます。
見えないカビ菌も殺菌してくれるため、効果が最も高い洗浄剤です。

ただし、酸性のものと混ぜると有毒なガスが発生するため、取り扱いには気を付けましょう。
また、すすぎ残しがあると衣類の色落ちなどが起こる可能性もあります。
十分注意してください。

酸素系漂白剤

過酸化ナトリウムを主な原料とした漂白剤です。
強い発泡力があり、泡でこびりついたカビを剥がしながら落とします。
洗濯槽に付着したカビや茶色いカスが浮いてくるため、汚れ落ちが確認できます。
塩素系よりも殺菌効果は劣るものの、衣類に与えるダメージが少なく、独特のニオイも少ないため、手軽に使用できます。

ただし、浮いたカビや茶色いカスを途中で取り除かなくてはいけないため、手間や時間がかかります。
洗濯中にフタが開けられないドラム式や二層式では使用できない場合もあります。
使用前に洗濯機の取扱説明書を確認しておきましょう。

重曹

重曹は身体に優しい成分でできている、安心で安全な洗浄剤です。
性質はアルカリ性で、酸性の皮脂汚れやヌメリ汚れを中和して落としてくれます。
また、消臭効果も期待できる点がメリットです。
塩素系や酸素系の洗浄剤と比べると殺菌効果が弱いため、こまめなお手入れを普段からしている方におすすめの洗浄剤です。
ただし、酸素系と同様に浮いてきたカビや汚れを取り除く必要があるため、ドラム式や二層式では使用できない場合もあります。
酸素系漂白剤が使用不可な洗濯機では使わない方がいいでしょう。

【参考】洗剤の比較表

洗剤の比較表

洗剤

性質

向いている汚れ

特長

塩素系

強アルカリ性 黒カビ(菌)の分解・殺菌 汚れを溶かすため、ドラム式や時短掃除に最適。

酸素系

弱アルカリ性 こびりついたカビの剥離 発泡の力で汚れを浮かせる。縦型で「手応え」が欲しい時に。

重曹

弱アルカリ性 皮脂汚れ・消臭 洗浄力は弱いが、環境負荷が低く毎日の「予防」に。

【関連記事】

洗濯機のカビ取り方法は?黒いカスの正体と3種類の撃退法を徹底解説します。
→ [洗濯機のカビ取り方法は?3種類の方法を解説!]

重曹を使った洗濯機の掃除の方法と重曹を使うメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく解説しています。
→ [洗濯機を重曹で掃除する方法とメリット・デメリット]

『もっと強力にカビを落としたい』『汚れが浮いてくるのを実感したい』という方には、酸素系漂白剤(オキシクリーンなど)を使った方法がおすすめです。
→ [オキシクリーンで洗濯槽をピカピカにする方法]

洗濯機掃除のやり方を徹底解説!

洗濯機掃除のや言い方

洗濯機掃除は、正しいやり方で行うことが大切です。
掃除のし忘れがないように、洗濯槽や洗濯機の細かい部品、隙間までしっかりと掃除をしましょう。

1. 細かい部品を外して洗う

細かい部品を外して洗う

洗剤自動投入タンク(洗剤投入ケース)やゴミ取りネット、乾燥フィルター、排水フィルターなどはすべて外します。
洗濯機や洗濯槽を洗うときに一緒に洗ってしまえばいいのでは、と思うかもしれませんが、細かい部品に浮き出てきた汚れが付着し、こびりついてしまいます。
細かい部品は一度外してから、単体で洗いましょう。
ぬるま湯につけ、歯ブラシなどでこするだけでキレイにできます。

特に「洗剤自動投入タンクの洗浄」と洗濯機からのニオイの原因となっている「排水トラップ」は念入りに行いましょう。

洗剤自動投入タンクの洗浄

現代の洗濯機の主流となった「洗剤・柔軟剤の自動投入機能」は便利な反面、このタンク内の「洗剤の詰まり」と「酵母菌(ピンク汚れ)の繁殖」によるトラブル相談が急増しています。洗剤自動投入タンクにたまった洗剤や柔軟剤は、空気に触れ続けると少しずつ粘度が増し、やがて固形化します。これが内部のポンプや経路を塞ぐと、適切な量の洗剤が投入されず、洗濯物の汚れが落ちない原因になります。

■掃除のタイミング
3ヶ月に1回、または洗剤の種類を変えるタイミングで行ってください。

■手順

  1. タンクを外し、残っている洗剤をすべて出す(古い洗剤は酸化しているため戻さない)。
  2. 40℃前後のぬるま湯をタンクに入れ、数回振って内部のヌメリを落とす。
  3. 洗濯機本体の「メンテナンスモード(洗浄モード)」を実行し、経路内の固まった洗剤を温水で溶かし出す。

■コツ
お湯が熱すぎるとタンクのプラスチックやパッキンが変形する恐れがあるため、必ず50℃未満を厳守してください。

排水トラップの洗浄

洗濯槽を掃除してもニオイが消えない場合、原因は洗濯槽ではなく「排水口(排水トラップ)」にあります。衣類から出た糸くずや髪の毛が排水口の受け皿に溜まり、そこに洗剤カスが混ざって腐敗すると、強烈な下水臭を放ちます。

■手順

  1. 洗濯機のエルボ(排水ホースの接続部)を外す。
  2. 中にあるコップ状の「排水トラップ」を左に回して引き抜く。
  3. 付着したドロドロの汚れ(バイオフィルム)を古い歯ブラシと塩素系洗剤で除去する。
  4. トラップの中に水を張り(封水)、元に戻す。

■注意点
トラップを戻した後に水を入れ忘れると、下水の臭いや害虫が直接上がってくる原因になります。

2. 洗濯槽を洗う

洗濯槽を洗う

最も手ごわいのが、洗濯槽の掃除です。
洗濯槽は、目に見えている部分がキレイでも裏側には汚れがこびりついています。
洗濯槽専用の洗剤を使う、もしくは衣類用の漂白剤を入れて洗濯槽を掃除しましょう。
まずは、洗濯槽にたっぷりとお湯を入れたら、洗剤や漂白剤を入れます。
より強力な洗浄力を求める場合は洗濯専用の洗剤(塩素系クリーナー)を、マイルドな洗浄力がよいなら、酸素系クリーナーもしくは重曹をおすすめします。
※洗濯槽専用洗剤の使用可否は、メーカーや機種によって異なるため、必ず取扱説明書を確認してからご使用ください。

塩素系クリーナーを使用する場合

塩素系漂白剤を入れ、洗濯槽の洗浄コースがある場合はそのコースを、ない場合は標準コースで洗濯機を回します。
通常通りコースが終われば、掃除も終了です。
フタを開けて、洗濯槽を乾燥させましょう。

塩素系以外の洗浄剤を使用する場合

洗濯機を洗いコースで5分ほど回し、そのまま2〜3時間ほど放置しましょう。
そのあと、浮いてきた汚れをゴミ取りネットなどで取り除き、通常通り運転をして排水をしたら完了です。
長期間掃除をしていなかった洗濯槽は、一度だけで汚れが落としきれない場合もあります。
その場合は、何度か洗剤を使ってゴミを浮かし、ゴミが浮かなくなったらOKです。

なお、酸素系漂白剤で掃除をした後、「何度すすいでもワカメのような黒いカス(カビの膜)が出てきて、洗濯ができない」ことも多くあります。
これは、長年蓄積した汚れが厚くなりすぎて、クリーナーで中途半端に剥がれ続けている状態です。この状態を断ち切るため、3段階の方法を公開します。

  • ステップ1:物理的除去と「連続すすぎ」
  • 浮いてきた汚れをそのまま排水すると、その一部が洗濯槽の裏側に再度付着したり、排水経路に詰まることがあります。
    その場合は、 汚れが浮いている間は、排水する前に必ず「ゴミすくいネット」で物理的にすべて取り除いてください。その後、衣類を入れない状態で「高水位・標準コース」を3回以上連続で回します。最新の節水モデルでは水流が弱いため、手動で「注水モード」に設定し、常に新しい水で洗い流すのがコツです。

  • ステップ2:洗剤の「種類」を変えて再度洗浄する
  • 酸素系で汚れを剥がした後にカスが止まらない場合、残っているのは「剥がれかけて粘り気を持ったカビ」です。
    ここで塩素系クリーナー(次亜塩素酸ナトリウム)を投入します。酸素系が「剥がす」のに対し、塩素系は「溶かす」性質を持ちます。残った黒いカスを分子レベルで分解して溶かしきることで、物理的にすくい取れなかった微細な汚れを消滅させます。

  • ステップ3:「プロの分解洗浄」への依頼
  • もし上記を2回繰り返してもカスが止まらない場合、それは汚れが「層」になっており、市販薬では表面しか反応していないことが多いです。
    そのため、3日以上掃除を続けても改善しない場合、無理に続けると、剥がれた大きな汚れが排水ポンプに詰まり、洗濯機の物理的な故障(エラーコードの発生)を招く恐れがありますので、プロに依頼することをご検討ください。

3. 洗濯パンを洗う

洗濯パンとは、洗濯機を支える台のことです。
ホコリや髪の毛が溜まりやすいですが、普段の掃除でもつい見落としてしまいがちです。
洗濯機の下は、ハンガーにストッキングを巻き付けてさっと拭くだけで掃除ができます。
洗濯機を動かすとなると大がかりな掃除になりますが、動かさずにさっと拭ける方法をこまめに行えば、ホコリや髪の毛も溜まりにくくなるでしょう。

4. 洗濯機全体をタオルでふき取る

仕上げに洗濯機全体を見回し、フタやパッキンの裏、洗濯槽のフチなど細かなところまでしっかりとタオルでふき取ります。
陰になっていて凹凸が多い場所は、ホコリや洗剤カスが溜まっています。
手が届かない部分は歯ブラシで擦ると落としやすいです。
洗剤カスがこびりついて落とせない場合は、お湯をかけて溶かしてからこするとスルっと落ちます。
お湯の温度は50度ぐらいがベストです。
ぬるすぎると汚れが落ちませんが、熱すぎると洗濯機を傷める原因になるため、注意してください。

5. ドラム式洗濯機の清掃ポイント

ドラム式洗濯機は、縦型に比べて構造が複雑で、掃除を怠ると「乾燥機能の低下」や「ドア付近の悪臭」が顕著に現れます。最新のヒートポンプ式モデルを長く使うための、必須清掃ポイントを解説します。

ドアパッキンの「裏側」

ドラム式の前面ドアにある大きなゴムパッキン。この「溝」は水が溜まりやすく、最もカビが繁殖しやすいスポットです。

■掃除法

  1. 溝を指で広げ、中に入り込んだボタン、硬貨、大量の綿ゴミを取り除きます。
  2. 塩素系クリーナーを染み込ませたキッチンペーパーで、溝全体を「パック」し、30分放置します。
  3. 水を絞った雑巾で、洗剤成分が残らないよう徹底的に拭き取ります。

■コツ
パッキンのカビを放置するとゴム内部に根を張り、クリーニングでも落とせなくなります。最悪の場合、パッキンの交換が必要になるため、週に一度の乾拭きをするようにしましょう。

乾燥効率を劇的に回復させる「乾燥経路」のお手入れ

「最近、乾燥に時間がかかる」「乾きが悪い」と感じたら、フィルターの奥にホコリが詰まっています。最近では乾燥時間を調整するモデルが主流ですが、物理的な詰まりは解決できません。

■掃除法

  1. 乾燥フィルターを外し、掃除機でフィルターの奥(ダクト部分)のホコリを吸い取ります。
  2. 専用の「市販お掃除ブラシ(長いワイヤー状のもの)」を使い、ダクト壁面にこびりついた湿ったホコリを掻き出します。

■注意点
ブラシを無理に押し込むと、内部のセンサーを破損したり、ブラシ自体が抜けなくなったりする事故が発生しています。手応えがある場所で無理をせず、奥の固まった汚れはプロに任せるのが安全です。

【トラブル解決】洗濯機を掃除中に起きがちな排水エラーの対処法

洗濯槽クリーナーを使って掃除をしている最中に、突然エラー表示が出て運転が止まってしまうことがあります。これは、「剥がれ落ちた大量のカビや汚れが、排水経路に詰まってしまった」ことが主な原因です。

通常、衣類を洗っている時の汚れは水に溶けやすいものが多いですが、洗濯槽掃除では「大きな膜状のカビ(通称:ワカメ汚れ)」が一気に剥がれます。これが糸くずフィルターや排水ホースなどの場所に詰まるため、エラーが発生します。

排水エラーが起こる原因

●糸くずフィルター(排水フィルター)の目詰まり
●排水ホース内部での汚れの蓄積
●排水口(排水トラップ)の詰まり

エラーが出た時の対処法

作業前に必ず電源を切り、プラグを抜いてください。

●ステップ1:糸くずフィルター(排水フィルター)の清掃
最も多い原因です。ドラム式の場合は前面下部、縦型の場合は槽内や下部にあるフィルターを外します。大量の「ワカメ汚れ」がびっしり詰まっているはずですので、これを取り除き、水洗いして戻します。※ドラム式の場合、フィルターを外すと水が溢れ出すことがあるため、洗面器やタオルを用意してください。

●ステップ2:排水ホースの確認
ホースが折れ曲がっていないか、または内部で汚れが固まっていないか確認します。ホースを軽く叩いたり、揉んだりすることで中の詰まりが解消され、水が流れ出すことがあります。

●ステップ3:排水口(排水トラップ)の掃除
ホースの先、床にある排水口が詰まっているケースです。ホースを抜き、排水口のパーツを分解します。内部にカビやゴミが溜まっていたら、古歯ブラシなどで取り除きます。掃除が終わったら必ずパーツを戻し、「封水(ふうすい)」としてコップ一杯の水を注いでからホースを繋ぎ直してください。

どうしても水が流れない・エラーが消えない時は?

上記を試しても解決しない場合、洗濯機のポンプ内部や、手の届かない深い場所で汚れが固着している可能性があります。
内部の蛇腹ホースを突き破り、漏水の原因になりますので、無理に棒などを突っ込まずに、プロに相談(修理・点検)を依頼しましょう。

どのくらいの周期で掃除が必要?

洗濯機の掃除は、月に1回のペースが理想です。
洗濯機の掃除をすると、本体の汚れ・傷みなどにも気付きやすく、お手入れしてあげることで洗濯機が長持ちします。
こまめにお手入れをしていれば、毎日の洗濯の質も上がるでしょう。
月に1回の頻度を続けていれば、洗濯機を常にキレイな状態に保ち続けられます。

ただし、糸くずネットはゴミが溜まりやすいため、洗濯機を掃除するときだけでなく、できれば洗濯を終えたらすぐにお手入れすることをおすすめします。

数年間洗濯槽を掃除していない場合は業者へ依頼するのがおすすめ

洗濯槽内部の掃除はご自分で行うこともできますが、洗濯機クリーニングを依頼したほうがよいケースもあります。
購入してから一度も洗濯槽を掃除していない、数年前にして以来、洗濯槽クリーナーを使っていない、というときは、市販の洗濯槽クリーナーを使うと中途半端に汚れが落ち、カビが少しずつ流出し続ける原因になります。
数年放置していた場合は、一度、プロの業者に洗濯機クリーニングを依頼しましょう。
洗濯槽の掃除を定期的に行っている場合は、今までと同じようにご自分での掃除だけでも十分に汚れが落とせます。

洗濯機をキレイに使い続けるための4つのコツ

洗濯機はあっという間にカビや汚れが溜まります。
洗濯機から黒い汚れが出ている状態だと、すでに見えないカビ菌が衣服につき、部屋にも広がってしまいます。
そうなる前に、普段からお手入れを心がけましょう。

1. 月に1回の洗濯機掃除

毎日使用する洗濯機は、日々の汚れがすぐに溜まっていきます。
洗濯機の機種や汚れ具合に合わせ、洗浄剤の種類を選んで掃除をしましょう。
洗濯機の掃除の頻度は、月に1回が理想です。
月に1回の頻度を守っていれば、洗濯機をキレイな状態で使い続けられるはずです。

ただし、理想は「月1回」ですが、ライフスタイルに合わせて柔軟に調整しましょう。

  • 梅雨・夏場・・・湿度が高いため「3週間に1回」に頻度を上げ、菌の増殖スピードを上回るケアが必要です。
  • 冬場・・・頻度は「1.5ヶ月に1回」でも十分ですが、お湯が出にくい季節のため、洗浄剤(クリーナー)を溶かす際に給湯器の温度設定を意識的に上げる工夫をしてください。

また、使用する洗浄剤によっても効果が異なるため、適した洗浄剤を選択してください。

2. 洗濯機のフタは基本的に閉めない

洗濯機のフタは洗濯をしている間だけ使用するようにし、それ以外の時は基本的に開けておきましょう。
洗濯後、すぐにフタを閉めると、カビの大好物である湿気が洗濯機内にこもり、カビが繁殖します。
乾燥させるために、フタは開けっ放しにしておくことをおすすめします。

しかし、小さなお子さんがいたり、ペットがいたりするご家庭では、洗濯機の中にお子さんやペットが入ってしまう心配があります。
洗濯機を置いている場所に、お子さんやペットを入れない、洗濯の前に中をちゃんと確認するなどして注意してください。

3. 汚れた衣類を洗濯機内に放置しない

脱いだ服を洗濯機にすぐに入れ、洗濯カゴ代わりに使用しているご家庭も多いでしょう。
しかし、汚れた衣類を洗濯機内に入れると、服についていた汚れや汗、皮脂などによって洗濯機内の温度が上がりカビが増殖します。
汚れた衣類はすぐに洗濯機内に入れず、洗濯カゴを使用しましょう。
洗濯の直前で洗濯機に入れるようにしてください。

4. 洗剤や柔軟剤は適量を入れる

汚れがたくさん落ちそうだから、香りを長持ちさせたいから、という理由で洗剤や柔軟剤を適量以上入れていると、溶け残りが起こりやすく洗濯槽に洗剤カスが特石していきます。
洗剤や柔軟剤のパッケージには、最も効果がある量の適量が記載されています。
洗濯機をキレイに保つために、洗剤や柔軟剤の適量を守って使用しましょう。

洗濯機の掃除はプロに依頼する手段も

洗濯機をご自分で掃除する方法をご紹介しましたが、ご自分で掃除するだけでは汚れが残っている気がして不安、カビがちゃんと落ちていないのではないかと心配になる人も多いでしょう。
長年蓄積した汚れは、ご自分で掃除しただけではなかなか落とせないものです。
そこでおすすめしたいのが、洗濯機の掃除をプロに依頼する方法です。

久しぶりに掃除する、買ってから初めて掃除する、という人は、一度、プロにお任せしましょう。
洗濯機を分解し、目に見えない部分までしっかりとキレイにしてくれます。

本記事に関する質問

Q洗濯機掃除の理想的な頻度はどのくらいですか?

A理想的な頻度は1ヶ月に1回です。特に湿度が高い夏場や、洗剤自動投入機能を使用している場合は、3週間〜1ヶ月に一度の定期的なお手入れがカビやニオイの発生を防ぎます。

Qドラム式洗濯機で重曹や酸素系漂白剤を使っても大丈夫ですか?

Aドラム式洗濯機では、重曹や酸素系漂白剤の使用は推奨されません。重曹の溶け残りがセンサー故障の原因になったり、酸素系の泡が溢れてエラーを引き起こす可能性があるため、メーカーが推奨する塩素系クリーナーの使用をおすすめします。

Q掃除をしても黒いカス(ワカメ)が出てくるのですが、どうすればいいですか?

A汚れが厚く蓄積している場合、一度の掃除では剥がれきらないことがあります。その場合は「連続ですすぎを3回以上行う」か、性質の異なる「塩素系クリーナー」で残った汚れを溶かしきってください。それでも止まらない場合はプロによる専門洗浄が必要です。

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→ [残り湯の洗濯は衛生的にOK? 方法や注意点も併せて解説!]

東京ガスの洗濯機クリーニングについて

東京ガスの洗濯機クリーニングは、カビの原因となる洗剤カスやホコリなどを、プロの技で徹底除去。洗濯槽はもちろん、糸くずフィルターや乾燥フィルター、洗剤投入口までしっかりクリーニングします。
※洗濯槽は分解しません。

こんな方におすすめ

  • 洗濯物についた黒いカスが気になる方
  • 洗濯機のニオイが気になる方
  • 洗濯機に洗濯物を入れたままにしていることが多い方

東京ガスの洗濯機クリーニングを見る
→ [東京ガスの洗濯機クリーニング]

洗濯機クリーニングのビフォー/アフター

洗濯機掃除のビフォーアフター比較
洗濯機掃除のビフォーアフター比較

洗濯機クリーニング風景

洗濯機クリーニング風景
洗濯機クリーニング風景

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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

東京ガスのハウスクリーニングでは、ご家庭のお掃除を自分でしてみたい!そんな方のために、プロのノウハウを踏まえたご家庭でできるお掃除方法を発信していきます。

東京ガスのハウスクリーニングとは?

東京ガスのハウスクリーニングでは、専用の道具や洗剤を使い、プロの技術でおうちをまるごとクリーニング。忙しいあなたにかわって、普段手の届かないところまで徹底的にキレイにします。

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