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掛け布団の正しい洗濯方法は?洗濯機で洗える?干し方・乾燥時間・洗えない場合の対処法まで解説
布団
公開日
2026.04.15
更新日
2026.04.15

掛け布団は毎日使う寝具だからこそ、小まめなお手入れが欠かせません。しかし「掛け布団は洗濯機で洗えるの?」「乾くまでに何日かかる?」「羽毛布団も自宅で洗って大丈夫?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、洗濯表示と洗濯機の容量を確認すれば、自宅で洗える掛け布団もあります。
本記事では、
- 掛け布団の洗濯頻度
- 自宅で洗えるかの判断基準
- 洗濯機・浴槽での洗い方
- 正しい干し方と乾燥時間の目安
- 洗えない場合の対処法
についてわかりやすく解説します。
【この記事で分かること】
- 掛け布団を洗う頻度の目安と、洗濯が必要な理由
- 掛け布団は洗濯機で洗えるのか?見分け方のポイント
- 何キロの洗濯機なら洗える?容量別の目安
- 洗濯機・浴槽それぞれの正しい洗い方と手順
- 掛け布団を早く乾かす干し方(M字干し・室内干しのコツ)
- 自宅で洗えない場合の対処法(コインランドリー・宅配クリーニングの違い)
目次
掛け布団を洗濯する頻度の目安と洗うべき理由
掛け布団の洗濯頻度は年に1~2回が目安です。
人は就寝中にコップ1杯分(約200〜500ml)の汗をかくといわれています。汗や皮脂、フケなどは掛け布団内部に少しずつ蓄積します。
掛け布団カバーを定期的に洗濯していれば、掛け布団そのものが大きく汚れるリスクは少ないですが、汗や湿気はカバーを通して布団に浸透することもあります。
湿気を含んだ状態が続くと
- 雑菌の繁殖
- ニオイの発生
- カビの原因
- ダニの増殖
につながる可能性があります。
ダニが増殖するとダニによる痒みが発生したり、ダニの死骸やフンがアレルギー症状の原因になることがあります。
清潔な状態を保つためにも、掛け布団は定期的な洗濯やクリーニングが重要です。
洗濯頻度を増やした方が良いケース
掛け布団の洗濯頻度は年に1~2回と説明しましたが、状況によっては回数を増やした方が良い場合もあります。以下に該当する場合は、3か月に1回程度を目安にすると良いでしょう。
- 花粉・ダニ・ハウスダストアレルギーがある
- 小さいお子さんや高齢の方がいる
- ペットと一緒に寝ている
- 汗をかきやすい体質
また、期間にかかわらず掛け布団が汚れた場合は、なるべく早めに洗濯しましょう。頑固なシミになってからではキレイに落とすのが難しく、汚れが残る可能性があります。時間が経過するほど汚れは落ちにくくなるため、気付いた時点で応急処置を行い、あまり日を置かずに洗濯するのがおすすめです。
シミの応急処置は汚れの種類によって異なります。基本的には、濡らしたタオルにおしゃれ着用洗剤などの中性洗剤を染みこませ、とんとんとたたくようにして汚れを浮かせてから乾いた布などで拭き取ると良いでしょう。
洗濯のし過ぎにも要注意【素材別の注意点】
掛け布団は清潔を保つことが大切ですが、洗濯のし過ぎは中綿や生地の劣化を早める原因になります。特に素材によっては、洗濯ダメージの影響を受けやすいため注意が必要です。
ここでは、代表的な素材別に洗濯時の注意点を解説します。
羽毛布団(ダウン・フェザー)
羽毛布団は水洗いが可能なものもありますが、洗濯回数が多いと以下のようなリスクがあります。
- 羽毛表面の油分が失われる
- 撥水性が低下する
- 羽毛同士が絡まりやすくなる
- ボリュームが減少する
羽毛は本来、自然な油分によって水をはじき、空気を含むことで保温性を保っています。頻繁に洗うとこの油分が減少し、ふんわり感が失われることがあります。
羽毛布団は、年1回程度の洗濯+定期的な陰干しや布団乾燥機の使用がおすすめです。
ポリエステル(化繊)布団
ポリエステル素材は比較的丈夫で、自宅洗濯しやすいのが特徴です。
ただし、
- 中綿がへたりやすくなる
- 繊維が絡まり偏りが出る
- 保温力が徐々に低下する
といった劣化が起こる可能性があります。
洗濯は年1〜2回を目安にし、干す際にしっかり形を整えることが長持ちのポイントです。
綿(コットン)布団
綿素材は吸湿性に優れていますが、水を含むと非常に重くなるという特徴があります。
洗濯回数が多いと、
- 繊維が切れやすくなる
- 中綿が固まりやすい
- ボリュームが減少する
といった変化が生じることがあります。
綿布団は自宅洗濯よりも、専門クリーニングを利用したほうが傷みにくいケースもあります。
シルク(絹)布団
シルクは非常にデリケートな素材です。
- 水や摩擦に弱い
- 繊維が縮みやすい
- 光沢が失われる可能性がある
そのため、基本的に家庭での水洗いは推奨されません。
洗濯表示で×マークがある場合は、必ず専門クリーニングを利用しましょう。
掛け布団は洗濯機で洗える?確認すべき2つのポイント
掛け布団を自宅で洗濯するときは、洗濯表示と洗濯機の容量を確認しましょう。
それぞれの確認方法について、詳細にご説明します。
1. 洗濯表示を確認
洗濯表示では、洗濯桶のイラストが描かれている洗濯記号をチェックします。
- 洗い桶のみ:家庭での洗濯可能
- 洗い桶+手:手洗いが基本(洗濯機使用は不可。機種によっては手洗いコース可)
- 洗い桶に×:家庭洗濯不可(クリーニング推奨)
洗濯桶の中の数字は「液温の上限」を示します。例えば40なら液温40度以下で洗えるという意味です。
下線については、1本なら弱い洗濯ができる、2本なら非常に弱い洗濯ができるという意味です。布団の場合、下線が付いているケースが多いため、通常コースよりも弱い力で洗濯するコースを選ぶと良いでしょう。
消費者庁「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について “新しい洗濯表示記号”」
2. 洗濯機の容量を確認
次に、洗濯機の容量が掛け布団の洗濯に適しているかどうかを確認しましょう。
目安は以下の通りです。
|
洗濯機の容量 |
洗える布団の目安 |
|---|---|
|
約7~8kg |
シングルサイズの掛け布団1枚 |
|
約10kg |
ダブルサイズの掛け布団1枚 |
ただし、洗濯機メーカーや機種によって、洗える布団のサイズや重量には若干の差があります。上記はあくまでも目安の一つとして捉えましょう。
掛け布団を入れたときに洗濯槽の7割程度に収まるかどうかも判断基準になります。
収まらない場合は、手洗いにするか、クリーニングを利用するのがおすすめです。
【洗濯機】掛け布団の正しい洗い方

洗濯機を使って掛け布団を洗う場合の手順は以下5ステップです。
1.表面のホコリを軽く払う
まず布団の汚れ落ちを良くするために、掛け布団の表面に付いたゴミやホコリを手やブラシで落とします。ベランダや物干し竿に布団を掛けると作業がしやすくなります。素手でゴミを払うときは布団の表面を軽くたたきますが、あまり強い力でたたくと生地が傷んでしまう恐れがあるため、力加減に気を付けましょう。
2.汚れ部分を中性洗剤で前処理する
目立つ汚れがある場合は、おしゃれ着用洗剤などの中性洗剤を水で薄め、スポンジなどで含ませるか、固形石けんを塗り付けておくと汚れ落ちが良くなります。
3. 折り畳んで洗濯用ネットに入れる
掛け布団を適当なサイズに折り畳みます。折り方は布団の厚みや洗濯機のサイズなどによって調整が必要です。
縦型洗濯機の場合は掛け布団を縦半分に折り、さらに半分に折ります。その後、端からくるくる巻き、折り目を上にして洗濯用ネットに入れれば準備完了です。
一方、ドラム式の場合は掛け布団を二つ折りにした後、左右から折り畳んで六つ折りにします。この状態で片方の端をドラム内に入れ、じゃばら折りにしながら布団の全てを洗濯槽内に収めます。このとき、折り目が洗濯機の前後に来るよう向きを調整しましょう。
4. 布団コース・大物コースで洗濯
掛け布団を洗濯機に入れたら、中性洗剤や柔軟剤を入れ、布団コースや大物コースなどを選んで洗濯を開始します。
なお、羽毛布団を洗濯する場合は柔軟剤を使わないようにしましょう。柔軟剤を使うと羽毛表面の油分が落ち、撥水性が低下する恐れがあります。
ドラム式洗濯機の場合は、脱水が完了するまで待ちましょう。縦型の場合は注水後、一度運転をストップして、布団をしっかり水に押し沈めると洗浄ムラを防げます。
5. 脱水後、物干し場で干す
脱水が完了したら、すぐに洗濯槽から布団を取り出して干しましょう。ぬれたまま放置すると生乾き臭が発生したり、カビの発生の原因になったりします。
【浴槽】掛け布団を手洗いする方法

掛け布団を浴槽で手洗いする場合の手順は、前処理を行うところまでは洗濯機を使う場合と同じです。
その後の手順は以下のようになります。
1. ぬるま湯をため、中性洗剤を溶かす
浴槽には、折り畳んだ掛け布団がつかるくらいの水を入れます。秋冬など気温が低くて水洗いするのがつらい時期はぬるま湯を使っても構いません。ただし、洗濯表示の液温を超えないよう、注意が必要です。
浴槽に水をためたら、中性洗剤を入れて溶かし洗濯液を作ります。浴槽に入れる中性洗剤の量は、パッケージなどに記載されている量を参考にしましょう。シングルの掛け布団1枚ならキャップ約1杯が目安です。
2. 押し洗い(踏み洗い可・転倒注意)
洗濯液の準備ができたら、適当なサイズに折り畳んだ掛け布団を浴槽に沈め、手または足で布団全体を押し洗いします。足で踏み洗いする場合は転倒しないよう、浴室の壁や浴槽の縁などにつかまり、安全を確保しながら作業するのがポイントです。
3.すすぎを十分に行う
押し洗いが終わったら、汚れた水を抜き、新しい水に入れ替えてからすすぎ洗いします。布団から泡が出なくなるまで何度か水を取り替えながら、丁寧にすすぎましょう。柔軟剤を入れる場合は最後のすすぎで適量を投入します。
4.浴槽の縁で水切りする
すすぎを終えたら、浴槽から水を抜き、布団を押して脱水します。それだけでは十分に水切りできないため、浴槽の縁に布団を掛けて、しばらく自重で脱水させましょう。
5.物干し場で干す
しばらくして掛け布団を持ち上げられるようになったら、物干し場やベランダに移動して布団を干します。
掛け布団の正しい干し方
掛け布団の生乾きや偏りを防ぐためには、正しい方法で布団を干すことが大切です。
M字干しで通気性を確保
掛け布団を一本の物干し竿で干すと、生地同士が重なり合って通気性が悪くなり、生乾きになるリスクが高くなります。そのため、掛け布団を干すときはなるべく物干し竿を2本使い、またぐように干して内側にも空気が通りやすいよう工夫しましょう。
この干し方は横から見るとアルファベットのMに似ていることから、M字干しとも呼ばれています。
物干し竿が2本ない場合は、厚みのあるハンガーを数本物干し竿に掛けて、その上から掛け布団を掛けると、ある程度の通気性を確保できます。
屋外に物干し場がない、あるいは外干しだけで完全に乾かなかった場合は、室内に椅子を並べて、その上から布団を掛けて室内干ししましょう。室内は空気の流れが滞りやすいため、扇風機やサーキュレーターを活用するのがおすすめです。
湿度が高い日は、エアコンの除湿モードや除湿機を稼働させると、生乾きのニオイの予防につながります。
乾燥時間の目安
- 晴天の外干し:半日~1日
- 室内干し:1~2日
- 羽毛布団:完全乾燥まで2日かかる場合も
なお、外干しでも室内干しでも、途中で表裏をひっくり返すのがポイントです。乾きムラを予防するためにも、布団の両面を満遍なく干しましょう。
また、布団が型崩れしないよう、偏りを直しておくのがポイントです。特に羽毛布団は乾燥するまでに数回ほど羽毛をほぐすようにすると、元のようにふっくらとしたボリュームを維持できます。
乾燥機は使える?
洗濯表示でタンブル乾燥可のマーク(四角の中に円と黒点があるマーク)がある場合のみ、乾燥機の使用が可能です。黒点の数によって乾燥温度上限が異なります。
- 黒点1つ → 上限60℃
- 黒点2つ → 上限80℃
ただし、家庭用乾燥機では容量不足になりやすく、十分に乾燥できない場合があります。無理に乾燥すると洗濯機が壊れたり、布団が傷んだりする原因になるため、必ず取扱説明書を確認しましょう。
出典:消費者庁「家庭用品品質表示法に基づく繊維製品品質表示規程の改正について “新しい洗濯表示記号”」
自宅で洗えない場合は? コインランドリーやクリーニングの活用
洗濯機の容量が足りない場合や、布団を干すスペースがないときは、コインランドリーやクリーニングを活用しましょう。
ここからは、コインランドリーとクリーニングそれぞれの特徴について詳しく紹介します。
コインランドリー
コインランドリーの主なメリットには以下のようなものがあります。
- 即日仕上げ可能
- 比較的安価
コインランドリーには業務用の大型洗濯機と大型乾燥機が導入されているため、洗濯から乾燥までの工程をまとめて行えます。また、その日のうちに仕上げて持ち帰れるのもコインランドリーならではのメリットでしょう。
一方、以下のようなデメリットもあります。
- 持ち運びが大変
- 混雑することがある
自宅に車がなくタクシーやレンタカーなどを使う場合は、想定以上にコストがかかるかもしれません。
クリーニング(宅配含む)
クリーニングの主なメリットには以下のようなものがあります。
- 素材に合わせた専門洗浄
- 防ダニ加工などのオプション
- 宅配なら持ち運び不要
- 長期保管付きのサービスもあり、収納スペースの節約になる
クリーニングでは、布団の素材に合わせた方法で洗濯・乾燥するため、自宅やコインランドリーの洗濯機を使うよりもキレイに仕上がります。また、布団そのものも傷みにくく、品質を長持ちさせやすいのもクリーニングならではの利点です。
「クリーニング店まで布団を持っていく手段がない」という場合は、宅配クリーニングサービスを利用するという方法もあります。宅配なら、布団の集荷からクリーニング、配送まで全て業者が行うため、手軽に布団をお手入れできるのがメリットです。
さらに、クリーニングによっては便利なオプションも追加できます。サービス内容は店によって異なりますが、防ダニ加工やシミ抜き、布団を次のシーズンまで保管してくれる預かりサービスなどがあります。
一方、以下のようなデメリットもあります。
- 日数がかかる
- コストがかかる場合がある
急がないので品質を重視する場合は、クリーニングの利用が安心です。
掛け布団の洗濯は宅配クリーニングに任せるのがおすすめ
掛け布団の洗濯は、年1〜2回が目安です。
自宅で洗濯する際は、
- 洗濯表示
- 洗濯機の容量
- 素材(特に羽毛)
を必ず確認しましょう。
「重くて干すのが大変」「失敗したくない」という場合は、コインランドリーや宅配クリーニングを活用するのも賢い選択です。洗濯表示が×の場合や、大きくて自宅で洗えない場合は、無理をせず宅配クリーニングを活用しましょう。
東京ガスでは、掛け布団の集荷からクリーニング、お届けまで一貫して対応する「布団クリーニング」を承っています。プロならではの技術や業務用の設備により、自宅やコインランドリーよりも高品質な仕上げを実現することが可能です。
大切な掛け布団を清潔に保ち、快適な睡眠環境を整えましょう。
東京ガスの布団クリーニングの詳細はこちら
よくある質問(FAQ)
Q1. 掛け布団はどのくらいの頻度で洗えばいいですか?
一般的な目安は年1~2回です。
ただし、汗をかきやすい方やアレルギー体質の方、小さなお子さんやペットがいる家庭では、半年に1回程度に増やすとよいでしょう。
日常的に掛け布団カバーを週1回程度洗濯し、月1~2回の陰干しを行うことで、布団本体の洗濯回数を抑えられます。
Q2. 掛け布団は何日で乾きますか?
天候や素材によって異なります。
- 晴天の外干し:半日~1日
- 室内干し:1~2日
- 羽毛布団:完全乾燥まで2日かかることも
生乾きのまま収納するとカビやニオイの原因になります。中まで完全に乾いていることを確認してから取り込みましょう。
Q3. 羽毛布団は自宅で洗っても大丈夫ですか?
洗濯表示で家庭洗濯可となっていれば可能です。
ただし、柔軟剤は使用しないようにしましょう。
羽毛表面の油分が失われると撥水性が低下し、ボリュームが損なわれる恐れがあります。不安な場合は専門クリーニングを利用するのが安心です。
Q4. コインランドリーで掛け布団は洗えますか?
大型洗濯機・乾燥機があるコインランドリーなら、多くの場合洗えます。
特にダブルサイズ以上の掛け布団は家庭用洗濯機より適しています。
ただし、洗濯表示で「家庭洗濯不可」となっている場合は避けましょう。素材によっては傷む可能性があります。
Q5. 洗濯後に掛け布団がぺたんこになってしまいました。元に戻せますか?
完全に乾いていないことが原因のケースが多いです。
再度しっかり乾燥させ、途中で軽くほぐすとふんわり感が戻ることがあります。
それでも改善しない場合は、中綿が劣化している可能性があります。長年使用している布団は、買い替えや打ち直しも検討しましょう。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
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