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【2023年完全版】オキシクリーンの使い方ガイド!注意点やコツも併せて解説

公開日

2023.10.12

更新日

2023.10.12

【FV】オキシクリーンの使い方

【2023年完全版】オキシクリーンの使い方ガイド!注意点やコツも併せて解説

オキシクリーンは「オキシ漬け」という言葉で人気を集めている酸素系漂白剤です。オキシクリーンだけで家中のさまざまな場所に使えるため、場所ごとの使い方を知っておくと掃除の際に役立ちます。

本記事では、まだオキシクリーンを使ったことがない方や、持っているけれどいまひとつ使い方が分からないという方のために、オキシクリーンの特徴や汚れの落とし方、使用時の注意点などをご紹介します。

目次

オキシクリーンとはそもそも何?

オキシクリーンは衣類や食器、家の中を漂白・消臭・除菌できる酸素系漂白剤です。過炭酸ナトリウムを主成分とする弱アルカリ性の漂白剤で、塩素系漂白剤のようなきついニオイがないのが特徴です。

また、キッチンの油汚れや皮脂汚れなどの酸性の汚れに強い一方、石けんカスや水あか等のアルカリ性の汚れにはあまり効果が期待できません。

水やぬるま湯にオキシクリーンを溶かした中に衣類や布製品などを漬ける「オキシ漬け」は、漂白や除菌の定番となりつつあります。衣類だけでなく、食器やバスグッズ、カーテンなどにも使用できます。

ドラッグストアやホームセンターでは日本版のオキシクリーンが置かれていることが多いですが、アメリカ版のものもあり、オンラインなどで購入できます。同じオキシクリーンでもアメリカ版と日本版で違いがあるので、それぞれの見分け方や特徴も把握しておきましょう。

アメリカ版オキシクリーン

日本でも人気の高いオキシクリーンは、元々アメリカで生まれた漂白剤で、アメリカでも絶大な人気があります。アメリカ版オキシクリーンの主成分も日本版と同じく主成分は過炭酸ナトリウムです。ただし、日本版には入っていない界面活性剤が配合されています。

界面活性剤とは、物質と物質の境目に作用し、本来混ざり合うことのない水と油を混ぜ合わせ、汚れを落とす物質のことです。日本で市販されている洗剤や、医薬品、化粧品、食品などにも界面活性剤が使用されているものがあります。

界面活性剤が含まれていることにより、アメリカ版オキシクリーンは日本版と比べて、泡立ちが良く洗浄力が高い点が特長的です。

本来混ざり合うことのないものを混ぜ合わせる界面活性剤の性質は、皮脂膜にも影響を与えてしまうため、使用すると肌に負担がかかるとされています。アメリカ版オキシクリーンを使用する際は、ゴム手袋を使用し、肌への負担を抑えるようにしましょう。またアメリカ版オキシクリーンには界面活性剤の他に、柔軟剤や香料も配合されています。
粒子は日本版よりも細かく、日本版には入っていない青色の粒子が入っています。

日本版オキシクリーン

日本版オキシクリーンは、アメリカ版に配合されている界面活性剤と柔軟剤が入っていません。界面活性剤を配合していないため、比較的肌に優しいのが特徴です。赤ちゃんやお子さんが使用するようなものにも、使用できるでしょう。
ただ、アメリカ版と同様に肌への負担は少なからずあるので、使用時はゴム手袋を着用し肌への負担を抑えましょう。

また柔軟剤や香料が入っていないため、ニオイ移りの心配がありません。アメリカ版オキシクリーンも衣類以外にも使用できますが、無香料を好む方は日本版オキシクリーンを選ぶと良いでしょう。

ただし日本版でも一部のオキシクリーン製品には香料が入っていることがあるため、購入の際にはチェックするようにしてください。中身はアメリカ版よりも粒子が小さく、真っ白です。日本版の方がアメリカ版よりもサイズが小さく、1回の使用量も少なくなっています。

オキシクリーンが持つ4つの特徴

弱アルカリ性で酸素系漂白剤のオキシクリーンはどのような特徴を持った漂白剤なのでしょうか。オキシクリーンが持つ4つの特徴をご紹介します。

特徴①頑固な汚れやニオイを落とせる

オキシクリーンは、酸素の力でこびりついた汚れやイヤなニオイを落とせるのが特徴です。お湯に溶けると泡を放出し、シミの元にアプローチします。主成分の過炭酸ナトリウムから発生する活性酸素は、ニオイの原因にもしっかり作用します。

衣類の場合、洗濯洗剤と一緒に洗濯機に投入する方法もありますが、オキシクリーンはお湯で溶かした方が効果を発揮します。頑固な汚れやニオイをすっきり落としたい場合は「オキシ漬け」がおすすめです。

特徴②色柄物の洗濯にも使える

酸素系漂白剤のオキシクリーンは、染料を脱色させにくいという特性も持っています。そのため、白い衣類や布製品はもちろん、色柄物の洗濯にも使えるのが特徴です。

また弱アルカリ性のオキシクリーンは、色移りしてしまった衣類の色を落とす効果も期待できます。全ての染料に対応できるわけではありませんが、色移りをしてしまった衣類があれば、試してみると良いでしょう。

特徴③いろいろな場所の掃除や洗濯に使える

漂白剤や洗剤は洗濯だけでなく、掃除にも役立ちますが、場所ごとに目的に応じた専用洗剤をそろえていると収納に場所をとってしまいます。オキシクリーンは衣類の洗濯はもちろん、食器の漂白や除菌、家具やフローリングの掃除にも使うことができるため、あれこれ洗剤を購入する必要がありません。

全ての汚れに対応できるわけではありませんが、オキシクリーン一つで幅広い汚れに使用できるため、洗剤にかかるコストも節約できるでしょう。

特徴④環境に優しく安全に使える

前述したとおり、日本版オキシクリーンは界面活性剤を使用していません。主成分である過炭酸ナトリウムは、酸素・水・炭酸ソーダに分解される環境に負担の少ない成分のため、毎日洗濯したり家中の掃除をしたりしても環境に優しいのが特徴です。

塩素系漂白剤のような、ツンとするきついニオイもありません。

オキシクリーンで落とせる汚れの種類や用途

さまざまな用途で使えるオキシクリーンですが、どのような汚れを落とすことができるのでしょうか。オキシクリーンで落とせる汚れの種類や用途をご紹介します。※実際のお手入れの際は、メーカーなどの推奨するお手入れ方法を参照の上、オキシクリーンを使用しても問題ない場合のみご使用ください。

①洗濯 (服のシミ、黄ばみ、黒ずみを落とす!)

洗濯でオキシクリーンを使う場合、食べ物や飲み物でできてしまった服のシミ、襟元や袖についてしまった黄ばみ・黒ずみを落とすのに役立ちます。また汗や皮脂汚れなど、酸性の汚れも落としやすいです。

消臭成分もあるため、汚れだけでなく汗や皮脂によるイヤなニオイにも効果的です。さらにオキシ漬けを1時間以上行うことで、除菌効果も期待できます。

※参考:OXICLEAN.「オキシクリーンとは」.
https://www.oxicleanjapan.jp/about-us,(2023-07-13).

②掃除 (油、皮脂、汗、焦げの汚れ落とす!)

弱アルカリ性のオキシクリーンを掃除に使うと、油汚れ、皮脂汚れ、汗などの酸性の汚れにも効果的です。コンロやシンクの他、エアコンのフィルターやフローリングにも使用できることがあります。酸素のパワーで汚れを浮かせて落としてくれるため、鍋やフライパン、コンロにこびりついた焦げ付きや、油とホコリが混ざってベタベタになった換気扇の汚れをラクに落とせるでしょう。

③その他 (洗濯機の汚れやお風呂の汚れを落とす!)

酸素の力で高い洗浄力を持つオキシクリーンは、定期的な洗濯機の洗濯槽の掃除にも活躍します。洗濯機の裏側には見えないさまざまな汚れが蓄積しています。除菌効果も期待できるオキシクリーンで洗濯槽をオキシ漬けすれば、カビや内部の汚れを取り除き、洗濯機をキレイに保つことができるでしょう。

またオキシクリーンはお風呂の浴槽や床などについた汚れや排水口のヌメリ、黒ずみにも効果的です。ただし、水アカはアルカリ性の汚れのため、弱アルカリ性のオキシクリーンでは落とせません。

オキシクリーンを使った汚れの落とし方

さまざまな酸性汚れを落としてくれるオキシクリーンですが、具体的にどのようにすれば効率的に汚れを落とすことができるのでしょうか。オキシクリーンを使った一般的な汚れの落とし方を、用途別にご紹介します。

※実際のお手入れの際は、メーカーなどの推奨するお手入れ方法を参照の上、オキシクリーンを使用しても問題ない場合のみご使用ください。

使い方①洗濯

洗濯にオキシクリーンを使用する場合、最初に洗濯槽に直接オキシクリーンを入れ、いつも通り洗濯洗剤や柔軟剤を入れて洗濯するだけです。頑固な汚れやニオイを落としたいときは、以下の方法でオキシ漬けをしましょう。

【洗濯に使用する際に必要なもの】

・オキシクリーン
・桶
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋

【洗濯に使用する手順】

① 洗面器などにお湯を入れ、オキシクリーンを溶かす
② 20分程度漬けおく(最大6時間)
③ 衣類を取り出し、流水でやさしくすすいで軽く絞る(洗濯できないものの場合はしっかりすすぐ)

4リットルのお湯に対し、スプーン1杯分もしくは大スプーンのライン2までを入れます。

オキシ漬けの時間は衣類の汚れ具合によって調整してください。基本的には20分程度ですが、ひどい泥汚れの場合や除菌をしたい場合などは1時間以上置いておきます。

シミがひどい箇所には、500mlに対してスプーン3/4杯もしくはライン1のオキシクリーンをしっかり溶かし、シミに直接かけて5分程度おく「オキシかけ」もおすすめです。

※参考:OXI CELAN「オキシ漬け」.
https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxiduke, (参照 2023-06-28).

※参考:OXI CLEAN「オキシかけ」.
https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxikake, (参照 2023-06-28).

使い方②洗濯機の掃除

前述したとおり、洗濯槽の掃除にもオキシクリーンが活躍します。方法は以下のとおりです。

【洗濯機の掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・40〜60度のお湯
・ネット(ごみ取り用)

【洗濯機掃除の手順】

① 洗濯槽に高水位までお湯を入れる
② 5分程度回して6時間放置する
③ 浮いている汚れをネットで取る
④ 通常の洗濯コースもしくは洗濯槽洗浄コースで回す
⑤ 汚れが浮き上がらなくなるまで繰り返す

なおステンレス製の洗濯槽の場合は、長時間置いておくと変色することがあります。洗濯機の取扱説明書を確認した上で行ってください。

オキシクリーンは、お湯4リットルに対してスプーン1杯もしくは大スプーンのライン2までが目安です。ドラム式洗濯機の場合は、お湯とオキシクリーンで溶液を作って、通常の洗濯コースで1回洗濯機を回します。

※参考:OXI CLEAN. 「洗濯槽」.
https://www.oxicleanjapan.jp/how-to-remove-dirty-washing-tub-with-oxiclean, (参照 2023-06-28).

使い方③トイレ掃除

トイレ掃除は、便器とタンクにオキシ漬け、床などはオキシ拭きがおすすめです。まずはオキシ漬けの方法からみていきましょう。

【トイレ掃除に必要なもの(オキシ漬け)】

・オキシクリーン
・60〜80度のお湯
・バケツや洗面器などの容器
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋

【トイレ掃除の手順(オキシ漬け)】

① お湯にオキシクリーンを入れて混ぜる
② 便器に流し入れる
③ 30分〜6時間程度置いておく
④ レバーで水を流す

オキシクリーンとお湯を混ぜるときは、しっかりかき混ぜるのがポイントです。作った溶液をキッチンペーパーに染み込ませ、便器の内側に貼れば、水がたまらない部分もキレイにできます。

次にオキシ拭きの方法をご紹介します。

【トイレ掃除に必要なもの(オキシ拭き)】

・オキシクリーン
・バケツ
・40〜60度のお湯
・布・クロス・雑巾
・スポンジ
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋

【トイレ掃除の手順(オキシ拭き)】

① お湯にオキシクリーンを混ぜて溶液を作る
② 布・クロス・雑巾を作った溶液に染み込ませて軽く絞る
③ 汚れを拭き取る
④ 水拭きで仕上げる

溶液はお湯4リットルに対してスプーン1杯もしくは大スプーンのライン2の割合で混ぜましょう。

※参考: OXI CELAN. 「オキシ拭き」.
https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxibuki, (参照 2023-06-28).

使い方④お風呂掃除

お風呂の浴槽や椅子・洗面器・石鹸置きなどのバスグッズは全てオキシ漬けできます。方法は以下のとおりです。

【お風呂掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・桶
・40〜60度のお湯
・ゴム手袋
・歯ブラシもしくはブラシ

【お風呂掃除の手順】

① 浴槽にお湯を溜めてオキシクリーンを入れてしっかり混ぜる
② バスグッズは浴槽の中に入れる
③ 20分程度漬けおきしたら歯ブラシもしくはブラシでこすり洗いをしてしっかりすすぐ

4リットルのお湯に対して、オキシクリーンをスプーン1杯もしくは大スプーンのライン2が目安です。

※参考:OXI CLEAN. 「お風呂場・洗面所の汚れ」.
https://www.oxicleanjapan.jp/how-to-remove-bathroom-washroom-dirt-with-oxiclean, (参照 2023-06-28)

使い方⑤洗面台の掃除

洗面台の掃除もオキシ漬けが効果的です。

【洗面台の掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・布・クロス・雑巾
・歯ブラシもしくはブラシ

【洗面台掃除の手順】

① 洗面台のシンクにお湯を入れてオキシクリーンを混ぜる
② 20分程度漬けおく(最大6時間)
③ 時間が経ったら漬けおきに使った溶液を布やクロス・雑巾に染み込ませ、洗面台全体を拭き掃除する
④ シンクに溜めた溶液を抜き、全体をよく水ですすぐ

オキシクリーンは、4リットルのお湯に対し、スプーン1杯分もしくは大スプーンのライン2までを入れてください。

前述しましたが、オキシクリーンは水アカには効果を発揮しません。水アカには酸性洗剤を使用しましょう。

※参考:OXI CELAN「オキシ漬け」.
https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxiduke, (参照 2023-06-28)

使い方⑥台所掃除

台所にはオキシこすりがおすすめです。オキシこすりの方法をみてみましょう。

【台所掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・バケツ
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・スポンジ
・ブラシ

【台所掃除の手順】

① 桶にお湯を入れ、オキシクリーンを混ぜて溶液を作る
② 作った溶液にスポンジやブラシを浸し、汚れをこすり洗いする
③ しっかり水で洗い流す

溶液を作るときは、お湯4リットルに対しスプーン5杯もしくは大スプーンのライン4までが目安です。

※参考:OXI CLEAN. 「オキシこすり」.
https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxikosuri, (参照 2023-06-28)

使い方⑦換気扇の掃除

ものによっては、換気扇の掃除もオキシ漬けで行えます。

【換気扇の掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・桶(換気扇のプロペラが入る大きさのもの)
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・スポンジ

【換気扇掃除の手順】

① 桶にお湯とオキシクリーンを入れてしっかり混ぜて溶液を作る
② プロペラを1時間程度溶液で漬けおきする
③ スポンジを使ってプロペラの汚れをこする
④ 水でよくすすいで、しっかり乾燥させる

プロペラがプラスチック製の場合のみおすすめする掃除方法です。金属製の場合は変色する恐れがあるため注意してください。

オキシクリーンの量の目安は、お湯4リットルに対してスプーン5杯もしくは大スプーンのライン4です。

※参考:OXI CELAN. 「キッチンの汚れ」.
https://www.oxicleanjapan.jp/how-to-remove-kitchen-dirt-with-oxiclean, (参照 2023-06-26)

使い方⑧ガスコンロの掃除

ガスコンロにはオキシ溶液を作って、オキシ拭きで掃除しましょう。

【ガスコンロの掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・桶
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・布巾

【ガスコンロ掃除の手順】

① 桶にお湯とオキシクリーンを入れて混ぜ、溶液を作る
② 溶液をスポンジにつけて、汚れをこすり洗いする
③ 布巾を水で濡らして絞り、溶液を拭き取る

オキシクリーンの目安は、4リットルのお湯に対してスプーン5杯もしくは大スプーンのライン4です。
五徳など油のこびりつきがひどいものは、換気扇と同じようにオキシ漬けしてください。

※参考:OXI CLEAN. 「キッチンの汚れ」.
https://www.oxicleanjapan.jp/how-to-remove-kitchen-dirt-with-oxiclean, (参照 2023-06-28)

使い方⑨リビングの掃除

リビングの床や壁の汚れはオキシ拭きが効果的です。それぞれの方法をみていきましょう。

【リビングの床の掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・バケツ
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・雑巾

【リビング掃除の手順】

① バケツにお湯とオキシクリーンを入れ、しっかり混ぜて溶液を作る
② 雑巾を溶液に浸して絞る
③ フローリングの目の方向に沿って拭く
④ しっかり水拭きする

床をオキシ拭きするとフローリングのワックスが剥がれる可能性があります。まずは部屋の隅など目立たないところで試してみましょう。

オキシクリーンの目安は、お湯4リットルに対してスプーン1杯もしくは大スプーンのライン2です。

次に壁掃除のやり方をご紹介します。

【壁掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・バケツ
・40〜60度のお湯
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・布・クロス

【壁掃除の手順】

① バケツにお湯とオキシクリーンを入れしっかり混ぜて溶液を作る
② 布やクロスを溶液に浸してしっかり絞る
③ 布やクロスで壁を拭く
④ 水で濡らして固く絞った布やクロスでしっかり拭く
⑤ 自然乾燥させる

強くこすると壁をキズつけてしまう可能性があるため、気をつけましょう。オキシクリーンの目安は、お湯4リットルに対してスプーン1杯もしくは大スプーンのライン2です。

参考:OXI CLEAN. 「床・壁の汚れ」.
https://www.oxicleanjapan.jp/how-to-remove-dirty-floor-with-oxiclean, (参照 2023-06-28)

使い方⑩窓掃除

サッシにこびりついてしまったカビや窓の汚れは、オキシこすりをしましょう。方法は以下のとおりです。

【窓掃除に必要なもの】

・オキシクリーン
・40〜60度のお湯
・バケツ(2つ)
・混ぜるための棒(金属製以外)
・ゴム手袋
・雑巾
・歯ブラシ
・爪楊枝もしくは割り箸
・キッチンペーパー

【窓掃除の手順】

① 歯ブラシや爪楊枝、キッチンペーパーを巻いた割り箸を使って窓枠やサッシの汚れを落とす
② バケツにお湯とオキシクリーンを入れしっかり混ぜて溶液を作る
③ もう一つのバケツに水拭き用のお湯もしくは水を用意する
④ 溶液に雑巾を浸し、絞ってからサッシや窓を拭く
⑤ サッシの細かいところは爪楊枝もしくは割り箸を雑巾の上から当ててこする
⑥ 水拭きをしっかりする
⑦ 窓のみ乾拭きする

オキシクリーンの目安は、4リットルのお湯に対してスプーン5杯もしくはライン4までです。

※参考:OXI CLEAN. 「オキシこすり」.
https://www.oxicleanjapan.jp/howtouse-oxikosuri, (参照 2023-06-28)

オキシクリーン使用時の注意点

最後にオキシクリーンを使用するときの注意点をご紹介します。注意点を守って使用しましょう。

注意点①オキシクリーンを触るときは「ゴム手袋」をつける

日本版オキシクリーンは界面活性剤が入っていないため、アメリカ版と比べると肌への負担が少ないです。しかし、弱アルカリ性の酸素系漂白剤のため、長時間素手で触っていると肌荒れを起こす恐れがあります。使用する際はゴム手袋を着けましょう。

注意点②密閉で保存をしない

オキシクリーンは空気中の湿気を吸い、少しずつ酸素を発生しています。そのため、瓶など完全密閉できる容器で保存すると、容器内が酸素で膨張してしまって容器が割れたり爆発したりすることがあります。他の容器に移し替えるときは、完全密閉にならない容器で保存するようにしてください。

また、洗濯槽や浴槽をオキシ漬けするときも注意が必要です。フタを開けた状態でオキシ漬けするようにしましょう。

同様の理由から、窓を閉め切った状態で使うのもおすすめできません。オキシクリーンを使用する際は、しっかり換気するようにしてください。

注意点③オキシクリーンが使用できない素材がある

洗濯やさまざまな場所の掃除に万能なオキシクリーンですが、全ての素材に使用できるわけではありません。以下の素材には使用できませんので注意してください。

・ウール・ウール混紡・シルク・シルク混紡などの繊維製品
・革製品
・宝石・金属全般・金属製の付属品・ラテックス塗装
・ジュート・チーク材・仕上げ木材など

上記の素材にオキシクリーンを使うと、酸素によって反応が起きたり、劣化したりする可能性があります。金属製品にオキシクリーンが誤って付いてしまった場合は、すぐに水で洗い流してください。

※参考:OXI CLEAN. 「よくある質問」.
https://www.graphico.jp/gsp/oxi/faq.html, (参照 2023-07-03).

注意点④使用が不安な場合は少量で小部分にする

前述した素材以外の場合でも、大切な衣類や家具などの汚れを落とす際に本当に使って問題ないのか不安になることもあるかもしれません。傷んでしまったら困るものなど、使用する上で不安がある場合は、オキシクリーンの量を少なくしたり、塗布する範囲を小さくして使ってみたりすることをおすすめします。

少量・小部分で使用して問題ないようであれば、推奨されている量にして、全体的に洗濯・掃除してみましょう。

オキシクリーンで衣類も家の中もキレイにしよう

本記事ではオキシクリーンの特徴や汚れの落とし方、使用時の注意点などをご紹介しました。オキシクリーンは洗濯やさまざまな場所の掃除に活躍する万能な酸素系漂白剤です。

ご紹介したとおり日本版オキシクリーンは界面活性剤や柔軟剤が配合されていないため、「できるだけ環境に優しいものを選びたい」「無香料が良い」という方は日本版オキシクリーンを選んでください。また、使用する際はゴム手袋をつけ、使用して問題ない素材かどうかも確認しましょう。

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