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水まわりのコーティングで掃除をラクに!おすすめのコーティング剤5選をご紹介

公開日

2024.10.09

更新日

2024.10.10

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キッチンシンクや洗面台、浴槽の汚れが気になるものの、小まめな掃除は面倒だと感じている方も多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決するのが、水まわりコーティングです。
水まわりコーティングを行うと水アカやカビ、油汚れなどを防ぐことができ、掃除の時間と手間を大幅に削減できます。

本記事では水まわりコーティングのメリットとデメリット、ご自分で行う方法、おすすめのコーティング剤などをご紹介します。

水まわりのコーティングとは? 【メリット・デメリット】

水まわりコーティングとは、特殊なコーティング剤を使って水まわりの表面を保護し、美しさと機能性を長期間維持させる技術です。コーティング剤を塗布した水まわりは、表面が薄く透明な皮膜で覆われ、滑らかでつるつるとした手触りになります。

コーティングは洗面台やキッチンシンク、お風呂、窓ガラス、トイレの便器など、水を使用する幅広い場所で行えます。プロの技術者による施工が一般的ですが、ご自身で行うDIY用のコーティング剤も販売されているため、ご自身に合った方法で実施可能です。適切な方法にて定期的なメンテナンスを行うことで、コーティングの効果を長く維持できます。

コーティングのメリット

水まわりコーティングの大きなメリットは、汚れが付きにくくなることです。水アカやカビなども付着しにくくなるため、掃除の頻度を減らすことができ、家事の負担と時間を大幅に削減できます。撥水効果のあるコーティング剤を使えば水切れも良くなり、拭き上げにかかる時間も短縮できるでしょう。加えて、コーティング剤が水まわりの表面を覆うことで、素材の劣化を防ぐ効果も期待できます。

コーティングのデメリット

一方、水まわりコーティングのデメリットとしては、まずコストがかかることが挙げられます。業者に頼んだ場合、コーティングの種類や施工箇所、広さによって異なりますが、1か所あたり1万円~6万円程度かかります。またコーティングを施したからといって、掃除が全く不要になるわけではありません。さらには、基本的にコーティングを施した部分には研磨剤などを使用できない点や、コーティングの効果は永続的ではなく定期的な塗り直しが必要という点も考慮しなければなりません。

水まわりコーティングの種類と特徴

水まわりのコーティングには、主に「フッ素コーティング」「シリコンコーティング」「ガラスコーティング」の3種類があります。それぞれ効果や耐用年数、価格帯が異なるため、ニーズに合ったコーティングを選ぶことが大切です。

ここでは、各コーティングの特徴をご紹介します。

フッ素コーティングは水アカが付きにくくなる

フッ素コーティングの主な効果は、撥水と防汚です。水滴が玉のようになって弾かれ、水まわりに水アカが付きにくくなります。耐用年数は1〜2年ほどと比較的短めなので、定期的な塗り直しが必要です。まとめると以下の通りです。

  • 効果:撥水、防汚
  • 耐用年数:約1~2年
  • 価格帯:比較的安価

フッ素コーティングは水まわりの掃除に手間をかけたくない方や、低予算で汚れ対策をしたい方におすすめです。ただし長期的な効果を求める場合は、他のコーティングを検討するのもよいでしょう。

シリコンコーティングは防カビ効果あり

シリコンコーティングの最大の特徴は、優れた防カビ効果にあります。このコーティングでは、防カビ剤を含むシリコン樹脂が皮膜を形成し、カビの発生を抑制します。さらに、防汚・撥水効果も併せ持っているため、汚れが付きにくいのも魅力の一つです。まとめると以下の通りです。

  • 効果:防カビ、防汚、撥水
  • 耐用年数:約3~5年
  • 価格帯:中程度

ただしシリコン樹脂の皮膜は厚みがあるため、仕上がりにムラが出やすく、均一に塗るには高い技術が求められます。施工の質にこだわる場合は、プロへの依頼も検討する必要があるでしょう。

ガラスコーティングは耐久性が高い

水まわりコーティングの中で、最も耐久性が高いのがガラスコーティングです。ガラス繊維の皮膜で表面を覆うことで防キズ、防サビ、撥水、防汚、防カビ、抗菌など、多岐にわたる効果が期待できます。ガラスコーティングの耐用年数は約5年と、他のコーティングと比べて長期間の効果が望めます。まとめると以下の通りです。

  • 効果:防キズ、撥水、防汚、防カビ、防サビ、抗菌
  • 耐用年数:約5年
  • 価格帯:比較的高価

ガラス繊維の皮膜は熱にも強いため、他の種類のコーティングでは難しいキッチンのコンロ周辺でも使用できます。ただしその高い耐久性故に、価格帯も比較的高めです。

長期的な効果を求める方や、キッチンでの使用などを考えている方には、ガラスコーティングがおすすめです。なお施工の難易度が高いため、ガラスコーティングを行うには、一部の対応可能な業者に依頼する必要があります。

水まわりコーティングをご自分で行う方法と注意点

水まわりコーティングは、必要なアイテムをそろえればご自分で行うことが可能です。ただし正しい手順で施工しなければ、効果が長続きしなかったり、美しく仕上がらなかったりする可能性もあります。

ここでは、ご自分で水まわりコーティングを行う一般的な方法と注意点をご紹介します。実際にコーティングを行う際は、水まわりの取扱説明書や使用するコーティング財の使用方法などをきちんと確認し、メーカーの指示に従いましょう。

必要なもの

ご自分で水まわりコーティングを行うために必要なアイテムは以下の通りです。

  • コーティング剤
  • スポンジ
  • 使い終えた歯ブラシ
  • 中性洗剤やクエン酸、クリームクレンザー(素材によっては使用不可)
  • 乾いたタオル
  • ゴム手袋

コーティングの手順

一般的な水まわりコーティングの手順は以下の通りです。

  1. コーティング剤を付ける場所を掃除する
  2. コーティングする場所を磨き上げる
  3. コーティング剤を付ける
  4. コーティング剤を乾燥させる

水まわりコーティングするときは、まずコーティング剤を塗る箇所の掃除から始めます。仕上がりの美しさにも影響するため、ホコリや髪の毛なども念入りに取り除きましょう。

次にコーティングする場所の汚れを洗剤で落とし、スポンジや使い終えた歯ブラシでピカピカに磨き上げます。使用する洗剤は、中性洗剤やクエン酸、クリームクレンザーなど、素材に対して適切なものを選びましょう。磨き上げの最後は乾いたタオルで水分をしっかり拭き取り、乾燥させます。

コーティングする場所がキレイになったら、いよいよコーティング剤を塗っていきます。ポイントは、厚塗りにならないよう薄く均一に伸ばすことです。ムラなく塗れたら、コーティング剤の使用方法に従って乾燥させれば完了です。

注意点(1)ムラにならないよう均一に伸ばす

ご自分で水まわりコーティングをする際の1つ目の注意点は、コーティング剤を薄く均一に伸ばすことです。何度も同じところに塗り重ねると、ムラになって見た目の美しさが損なわれるだけでなく、コーティング剤が剥がれやすくなったり、本来の効果が失われたりします。

注意点(2)汚れをしっかり取り除いてから塗る

ご自分で水まわりコーティングをする際の2つ目の注意点は、コーティング剤を塗る場所の汚れをしっかり取り除いておくことです。汚れの上からコーティング剤を付けると、汚れが閉じ込められ、落ちにくくなります。

またコーティング剤の乾燥中に汚れが付く場合もあります。そのためコーティング作業は、ホコリやチリが舞わない環境を作った上で行いましょう。

注意点(3)コーティング剤をしっかり乾燥させる

コーティング剤を塗布した後は、十分な乾燥時間を確保することが大切です。コーティング剤が完全に乾ききる前に表面に触れたり水を流したりすると、せっかくの仕上がりが損なわれる可能性があります。

目安となる乾燥時間は多くの場合コーティング剤のパッケージに記載されているため、必ず確認しておきましょう。一般的には、コーティング剤が完全に乾燥するまでに3〜6時間程度かかることが多いです。

水まわりコーティングがおすすめな人

水まわりコーティングは次のような方におすすめです。

  • 水まわりをキレイな状態で保ちたい
  • 水まわりの水はけが悪く、水アカやカビが目立ちやすい
  • 日々のお手入れの時間が取れない
  • 設備のコーティング剤が剥がれかけている

水まわりコーティングを施すことで、効果が持続している間は汚れが付着しにくくなります。そのため、水まわりの水はけが悪いと感じる方や、日々のお手入れが面倒で時間が取れないとお悩みの方にとって、大変有効な選択肢となるでしょう。

また、中古物件を購入した際にコーティング剤が剥がれかけている場合や、引越しをしたばかりの方にも水まわりコーティングはおすすめです。新しい住まいで水まわりを美しく保ち、快適に過ごすためには、コーティングを施すことが賢明です。

水まわりコーティングの必要性は個人の生活環境や習慣、嗜好によって異なります。ご自分の状況を考慮し、コーティングのメリットを十分に理解した上で、導入を検討することをおすすめします。

水まわりにおすすめのコーティング剤5選

ここからは、水まわりに適したコーティング剤を5つご紹介します。ご自分で簡単に施工できるスプレータイプの商品や、ホームセンターで手に入る商品を中心に選びました。コーティング剤選びの参考にしてみてください。

おすすめ(1)超撥水スプレー「HOME SHIELD」

水汚れが気になるキッチンや洗面所だけではなく鏡やドアノブ、窓ガラスやトイレまで使用可能です。
使い方は簡単で、汚れを取り除いた場所に1〜2プッシュするだけ。塗り直しの際も、前回のコーティング剤を落とす必要がなく、効果は約半年持続します。拭き上げ用のクロスも付属しているので、すぐに使い始められます。

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おすすめ(2)撥水&防汚スプレー「PLARTA」

イオンの反発作用を利用した乳白色のコーティング剤で、高い防汚性と撥水性を兼ね備えています。シュッと一吹きした後、手持ちのクロスやハンカチでコーティング剤が透明になるまで塗り伸ばすだけの簡単施工です。対応温度が約50℃~300℃と幅広いため、温度差によって亀裂や破損が起きるガラス系や、フッ素系コーティングが使用できない環境でも使用することが可能です。

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おすすめ(3)撥水&防カビコーティング剤「Tipo’s 超撥水剤 弾き!」

フッ素とシリコンコーティング剤を組み合わせた友和の商品。キッチンシンクやトイレの便器、お風呂など、家中の水まわりはもちろんのこと、外壁のブロックやタイルにも使えるのが魅力です。

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おすすめ(4)プロ仕様コーティング剤「コーティング職人」

車のコーティング技術を家庭用に応用し、プロ仕様の防汚性に優れたコーティング剤です。頑固な汚れにも対応するように開発されており、薄いガラスの皮膜を形成し、素材本来の質感を損ねにくいのが特徴です。
使い方は汚れを取り除いた場所に塗るだけ。キッチンシンクやお風呂、トイレの便器だけでなく、油汚れが気になる換気扇の羽にも効果を発揮します。

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おすすめ(5)シンクコーティング剤「ウルトラハードコーティング」

ホームセンターでも手に入りやすい、リンレイのキッチンシンク用撥水コーティング剤です。水アカやカビ、ぬめりなどを防ぎ、洗面台や浴室の壁にも使用可能です。スプレータイプで、効果の持続目安は約1か月。

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水まわりコーティングをする前にはしっかりお掃除を!

洗面台やキッチンシンク、お風呂などの水まわりのきれいを保ちたい方は、コーティングを施すのがおすすめです。ご自分で水まわりコーティングを行いたい場合は、初心者でも扱いやすいスプレータイプの撥水スプレーなどを活用するとよいでしょう。

ただし、コーティング剤を均一に塗り広げるにはある程度のテクニックが必要不可欠です。ムラができると、見た目が悪くなるだけでなく、本来の効果も半減する可能性があります。また前述のとおりコーティングの前に、汚れをしっかり落としておくことも重要です。

東京ガスのハウスクリーニングなら、お風呂(浴室)や、洗面所、キッチンについた頑固な汚れをプロのスタッフが、専用の洗剤と機材を使って、徹底的に除去します。
また、浴室はオプションで専用のコーティング剤を塗布する「汚れ防止コーティング」もご利用いただけます。

東京ガスの浴室クリーニングについてはこちらからご確認ください。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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