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網戸掃除を徹底解説!道具から手順までキレイにするためのポイント

公開日

2022.05.26

更新日

2024.01.10

網戸を掃除する人

汚れやすい場所なのに、後回しにしてしまいがちな網戸。窓掃除をするときに一気に掃除したいものですが、汚れがはっきりと見えるわけではないので、しばらく放置してしまっているという方も多いかもしれません。しかし、網戸は思っているよりも簡単に掃除できます。

本記事では網戸掃除の方法や注意すべきことなどについて、詳しくご紹介します。正しい網戸掃除の方法や注意点を押さえて、キレイな状態を保ちましょう。

網戸の掃除に必要な道具

網戸の掃除に必要な道具

まずは網戸の掃除に必要な道具からご紹介します。網戸掃除の方法はいくつかありますが、基本の網戸掃除は以下のアイテムを揃えればOKです。

  • バケツ
  • 大きめのスポンジ
  • 毛の細い大きめのブラシ( 洗車ブラシがおすすめ)
  • 雑巾
  • 重曹スプレーもしくは中性洗剤

網戸についた汚れは普段使っている中性洗剤を使用すればOKですが、エコに掃除がしたい方やお子さんやペットがいるご家庭なら、重曹スプレーを使うのがおすすめです。重曹スプレーはスプレーボトルに100mlのぬるま湯と小さじ1杯の重曹を入れ、蓋をしてしっかり振れば簡単に作れます。

網戸掃除の基本手順

網戸掃除の基本の3ステップ

網戸掃除に必要な道具が揃ったら、網戸掃除を始めていきましょう。

基本となる手順は、以下の3つです。

  1. ブラシで網戸のホコリを取り除く
  2. スポンジで網戸を拭く
  3. 雑巾で網戸を拭く

それぞれのステップについて、詳しく紹介します。

1. ブラシで網戸のホコリを取り除く

網戸の網目にはホコリがついています。まずはブラシを使ってそのホコリを取り除きましょう。ホコリを取らずにそのまま拭いてしまうと、ホコリが固まって取り除くのが大変になりますし、雑巾やスポンジもすぐ真っ黒に汚れてしまいます。

用意したブラシで上からまんべんなくホコリを落としていきましょう。まずは全体のホコリを落として、最後にサッシもブラシをかけておきます。

ホコリを取るときは、窓を開けているとホコリが室内に入ってしまうので、必ず窓を閉めてください。外から掃除できない場所の網戸を掃除するときは、なるべく周りのものを退けて、マスクをして掃除をするのがおすすめです。

定期的に掃除をしているのであれば、ホコリを取るだけでも網戸はかなりキレイになります。

2. スポンジで網戸を拭く

次に水に濡らして絞ったスポンジを使って網目を拭いていきます。まずは洗剤や重曹スプレーを使わず、網戸全体に水を通しましょう。

一度網戸全体を拭いたら、今度は洗剤か重曹スプレーを網戸に吹きかけて、再度スポンジで拭いていきます。定期的に掃除をしていてそれほど汚れがひどくないのであれば、水拭きだけでもOKです。

3. 雑巾で網戸を拭く

最後に濡らして硬く絞った雑巾で、網戸全体を丁寧に拭いていきましょう。網戸の下にホコリや汚れが落ちていますので、仕上げにサッシの汚れもキレイにします。

ブラシ以外のアイテムを使ってできる網戸掃除のアイデア

網戸掃除の基本の流れは前章で紹介した通りですが、ブラシ以外のアイテムを代用する掃除アイデアも紹介します。家にあるものを使って、ご自分に合ったやり方で網戸掃除をしましょう。

なお、ブラシの代用アイテムでホコリを取ったあとは、基本の手順と同じように、汚れがひどい場合は濡らしたスポンジで網戸全体を拭いてください。仕上げに、水で濡らしたあと、硬く絞った雑巾で拭きあげましょう。

ストッキングでホコリを取る

自宅に洗車ブラシなど網戸のホコリ取りに適したブラシがないなら、いらなくなったストッキングを代用できます。ストッキングは繊維が細かく静電気が発生しやすいため、網戸についたホコリを取るのには最適。網戸が乾いた状態で、ストッキングを使って網戸のホコリを取り除きましょう。

掃除機でホコリ取り

網戸についたホコリは掃除機でも吸い取れます。掃除機を使う場合は、空気が逃げないように外側から網戸全面を覆うように新聞紙を貼り付けましょう。あとは掃除機を網戸全体にかけるだけです。掃除機にハケブラシが付属しているのであれば、それを使うとより効率的にホコリが取れます。

吸着シートでホコリとり

フローリングや棚のホコリを取る吸着シートを使って網戸のホコリを取るのもおすすめの方法です。立体的なシートだと網戸にまとわりついている汚れも掻き出して吸着してくれます。ホコリをとったあとはシートを捨てるだけなので、片付けの手間もかかりません。

網戸掃除でやりがちなNG行動

網戸掃除でやりがちなNG行動

網戸掃除をするときにやってしまいがちなNG行動を紹介します。定期的に網戸掃除をしているという方も、NG行動をしていないかチェックしてください。

いきなり濡らしてしまう

基本の手順でも紹介しましたが、ホコリを取っていないのに水や洗剤で網戸をいきなり濡らしてしまうのはNGです。ホコリは乾いた状態だとブラシや代用アイテムでとりやすいですが、濡れると重い泥汚れになってしまって、取り除くのが大変になります。掃除するときはいきなり水拭きや洗剤をかけてしまいがちですが、取れるホコリは必ず先に取りましょう。

力を入れすぎてしまう

汚れを落とそうと思うと、無意識に力が入ってしまう人もいるでしょう。しかし、網戸は頑丈なものではありません。力を入れすぎてしまうと網戸が破れたり、枠から外れたりしてしまいます。

また、目には見えなくても網戸が傷ついて、嫌なニオイがつく原因になることもあるでしょう。力を入れすぎて、窓枠から網戸が落ちてしまう恐れもあります。とくに2階以上の場合は、誰かを怪我させてしまいかねません。

網戸を掃除するときは、力を入れすぎず、丁寧にブラシをかけたり拭いたりするようにしましょう。ある程度力を入れて擦りたいときは、窓枠から網戸を外した方が安心です。

目に見える汚れをとって満足する

網戸は汚れがついてもそれほど目立ちません。ただ、網戸には空気中の汚れがこびりついています。網戸には排気ガスやタバコのヤニなど、目に見えない汚れが毎日のようについてしまうのです。定期的に掃除をしていればついた汚れを落としやすいですが、時間が経てば経つほど汚れは落としづらくなってしまいます。

日々のお手入れならホコリを落とすだけでもOKですが、汚れがこびりつかないように定期的にスポンジや洗剤・重曹を使って掃除するようにしてください。

素手で掃除する

ゴム手袋をしていると手が動かしにくいと感じて、素手で掃除をしてしまう方もいます。ただ洗剤を使う以上、素手では手荒れを起こしてしまいますから、網戸掃除をするときは必ずゴム手袋を使用しましょう。ゴム手袋も色々な商品が販売されています。サイズが合っていないと掃除がしづらいので、必ずサイズが合ったものを選びましょう。薄手で手にフィットしやすいものもあります。

また、洗剤に比べるとエコで安心な重曹ですが、重曹で手荒れをしないというわけではありません。洗剤よりは手荒れを起こしにくいと言われていますが、たくさん使えば手荒れを起こす可能性もあります。重曹で掃除をするときも、必ずゴム手袋をするようにしてください。

ゴム手袋をするときは、端を折り返しておけば水垂れを防げます。

網戸を掃除する頻度はどれくらい?

網戸は常に外気に面しているため、汚れがつきやすいです。最低でも半年に一度は掃除するようにしましょう。掃除するタイミングとしては、花粉が多い時期と、台風シーズンが過ぎた後の時期がおすすめです。

ただ、工場が近くにある場合や、交通量の多い道路に窓が面している場合、公園に面している場合などは、それ以外の場所よりも網戸が汚れやすくなります。その場合は、掃除する頻度を増やしましょう。

網戸は日頃から定期的なメンテナンスをしておけば、掃除するときにかなりラクになります。ホコリを落としたり、軽く拭く程度ならそれほど手間もかかりませんから、日頃からキレイにするよう心がけるのがおすすめです。日々のお掃除ルーティーンに加えておきましょう。

網戸と一緒に掃除しておきたい場所

網戸を掃除してキレイな空気を部屋に入れるなら、同時に掃除しておきたい場所があります。せっかく時間をかけて掃除するのですから、一緒に掃除して快適に過ごしましょう。

サッシ

網戸を掃除しても、サッシにホコリや汚れが溜まっていると窓を開けたときに部屋にホコリや汚れが入ってきてしまいます。網戸を掃除したときは、必ずサッシも掃除するようにしておきましょう。

サッシを掃除するときは、網戸掃除で使ったブラシや代用アイテムを使って目に見える汚れを取り除きます。掃除機を使う場合は、先端が細いノズルを使用しましょう。大きめの汚れは割り箸を使うと取り除きやすいです。サッシの汚れも濡らすと取りづらくなるので、網戸のホコリを取り除いた後にまずホコリや目に見える汚れを取り除きます。その後、濡らしたスポンジや雑巾で目に見えない汚れを拭き取りましょう。

サッシにサビ汚れがついている場合は、クレンザーを使うと拭き取れます。またサビがひどい場合は、サンドペーパーの一種である耐水ペーパーがおすすめです。耐水ペーパーの種類は800~1000番程度のものを選び、それを使って表面を滑らかにしておきましょう。最後に濡らして硬く絞った雑巾で拭き取ります。

網戸を掃除するとスッキリしますが、窓が汚れていてはスッキリ具合が半減してしまいます。網戸を掃除するときは窓もキレイにする習慣をつけましょう。定期的に行う簡単な掃除なら、洗剤や重曹と雑巾、もしくは窓拭き専用シートでOKです。窓の外側も外気に面しているので、砂埃などでかなり汚れています。いきなり水拭きや洗剤をかけると汚れを取るのが大変になるので、まずは乾拭きしてある程度汚れを取るのがおすすめです。マイクロファイバークロスを使えば簡単に汚れが取れます。また仕上げの水拭きをする際も、マイクロファイバークロスなら雑巾ほどケバが残らないので、キレイに仕上がります。

先に窓掃除を完了させてしまうと網戸やサッシが濡れてホコリなどが取りづらくなってしまうので、まずは網戸・サッシ・窓のホコリなどの汚れをブラシや乾拭きで取り除き、その後に水や洗剤を使って掃除するようにしましょう。

網戸掃除の仕上げに!汚れにくくするための一手間

どれだけ掃除しても日々汚れがついてしまう網戸。できるだけ日々のメンテナンスや念入りなお掃除をラクにするためにしておきたい一手間を紹介します。

結露防止スプレーを使う

窓の結露を防いでくれる結露防止スプレーのなかには、汚れの付着も同時に防いでくれるタイプのものがあります。全ての結露防止スプレーに汚れの付着防止効果があるわけではないので、購入するときはチェックするようにしましょう。

結露防止スプレーは、そのまま振りかけても、網戸にあまりスプレーがつかず、思っているほどの効果はありません。スプレーをするときは反対側を乾いた雑巾で押さえて振りかけるようにしましょう。その後全体を乾いた雑巾で拭いて、スプレー液を伸ばします。一人でスプレーするときは、新聞紙かいらないバスタオルなどで網戸を覆ってから振りかけてください。

網戸は思っている以上に汚れている!定期的に掃除をしてキレイに保とう

網戸は汚れが目立ちにくいですが、外気に触れている以上、常に汚れが蓄積していきます。最低でも半年に一度は念入りな掃除をするようにして、網戸をキレイに保ちましょう。

普段の掃除ルーティンに網戸のホコリ掃除をプラスしておけば、念入りな掃除の時もラクに済みます。家にあるストッキングや掃除機、吸着シートなどを使えば、気軽に掃除しやすいでしょう。

なお、網戸を掃除するときは、同時にサッシや窓もキレイにしておくのがおすすめです。網戸や周辺の掃除を定期的に行い、気持ちよく過ごしてください。

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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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