- 東京ガスのハウスクリーニングTOP
- お掃除コラム
- 玄関タイルの効果的な掃除方法とは?頑固な汚れの落とし方を徹底解説
玄関タイルの効果的な掃除方法とは?頑固な汚れの落とし方を徹底解説
その他(屋内)
その他(屋外)
公開日
2021.04.13
更新日
2024.07.18
毎日、人の出入りがある玄関のタイルは、ゴミやホコリがたまりやすいので、定期的に掃除しましょう。
本記事では、玄関タイルの材質別に頑固な汚れの落とし方を解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
目次
玄関タイルの汚れの原因
玄関タイルの汚れの原因は、主に下記3つです。
1. 泥や砂の土汚れ
外出して帰ってきた際の靴の裏は泥や砂だらけです。
とくに、スニーカーなどは靴の裏がでこぼこしているため、泥や砂が入り込みやすく、気づかないうちに汚れを運んできます。
散歩から帰ってきたペットの足裏にも、砂や土がついています。
また、泥や砂が多い場所でスポーツをした場合も靴の裏に多くの汚れがついてしまい、玄関内にさまざまな汚れを持ち込むでしょう。
雨の日は、とくに靴底に砂や土がつきやすく、玄関の床に付着して乾燥すると汚れがこびりついて黒ずみの原因にもなります。
2. 排気ガス
車の排気ガスのチリもドアの開閉時に玄関に入り込みます。
交通量の多い道路が家に近い場合は、粉塵が巻き上げられて玄関の中に舞い込んでしまうのです。
また、外出時に排気ガスが靴や洋服に付着して家の中まで運ばれる場合もあります。
3. 花粉
砂や土以外にも、ドアを開閉する際に外の花粉も玄関に入ってきます。
宅配便の受け取り時や来客の対応時といった、ほんの少しの人の出入りでも、風に乗って花粉が玄関に侵入します。
また、帰宅時に髪の毛や服についた花粉が、玄関にたくさん落ちてしまうこともあるでしょう。
玄関のドアを開けて換気する場合も、想像以上に花粉が玄関に流れ込むため、注意が必要です。
粒子が非常に細かいので気づきにくいですが、まったく掃除をしていないと、数日でタイルがザラザラしてきます。
壁や靴箱もくすみ、放っておくとアレルギーの原因になりますので、汚れが目立たない場合でもこまめに掃除して花粉を除去しましょう。
玄関タイルの掃除の頻度は最低でも1週間に1度
掃き掃除は、できれば毎日行うのが理想です。
毎日が難しい場合は、少なくとも1週間に1度掃除をしておくとキレイな状態が保てます。
また、水や洗剤を使った玄関タイルの掃除を1~2ヵ月に1度行うと汚れがこびりつきません。
タイルの汚れの主な原因は泥汚れですが、汚れがついたまま乾燥してしまうと落としにくくなってしまいます。
とくに、雨が降った翌日や梅雨の時期はこまめに掃除をしましょう。
カビや頑固な汚れも防止でき、掃除がラクになります。
ただ、あくまでも目安の頻度なので家族構成や生活スタイル、玄関の汚れ具合に合わせて玄関のタイル掃除の頻度を調整してください。
玄関タイルを掃除する方法
玄関タイルの掃除方法を詳しく紹介します。
掃除前に玄関タイルの材質を確認する
掃除前に玄関タイルの材質が天然石か人工素材か確認しましょう。
大理石やライムストーンなどの天然石のタイル表面はとても繊細で、「細孔」という非常に小さな穴があいています。
そのため、この小さな穴に水や汚れが侵入してしまうとシミの原因になってしまうのです。
使用するブラシの固さによっては、掃除によってタイルの表面にキズがついてしまうことがあるので、注意が必要です。
また、天然石ごとに注意点も異なるので、どのタイルでも丁寧な作業をする必要があります。
大理石の玄関タイルを使用している場合
玄関タイルが大理石の場合の掃除方法を解説します。
必要なもの
- 中性洗剤
- 空のスプレーボトル2つ
- マイクロファイバークロス
- 乾いたタオル
掃除の手順
- タイル表面の砂やホコリを掃除機で吸い込みます
- 10倍に薄めた中性洗剤をスプレーボトルに入れ、玄関タイル全体に噴射します。
このとき一度に多量にスプレーしてしまうと大理石に染み込んで変色や変質することがあるので注意しましょう - マイクロファイバークロスでタイルを優しく拭きます。
取れにくい頑固な汚れには何度か洗剤をスプレーして拭いていきます。
また、汚れがひどい部分は湿らせたメラミンスポンジでこすると汚れがポロポロと剥がれ落ちます - 乾いたやわらかいタオルでタイルについている洗剤を吸い取ります
- スプレーボトルに入れた水を全体に噴射し、乾いたタオルで拭きとります。
汚れがタオルにつかなくなるまで何度か水を噴射して拭きとってください - 最後に乾いたタオルで水気を拭きとれば完了です
表面がザラザラの玄関タイルを使用している場合
ザラザラした玄関タイルは雨の日でもヌメリにくい特徴がありますが、一方で、汚れをタオルなどで拭こうとしてもなかなか取れずに厄介です。
ザラザラの部分に汚れがたまりやすいので、しばらく掃除せずに放置すると黒ずみがいくつもできてしまうこともあります。
そんなときは、メラミンスポンジで簡単に汚れが落ちます。
必要なもの
- メラミンスポンジ
- タオル
- バケツ
- 水
- ほうき
- ちりとり
掃除の手順
- ほうきと、ちりとりでゴミを掃き出します
- メラミンスポンジを手で使いやすい大きさに切り、バケツの水に浸けて水分をたっぷりと含ませた後、水を絞ります。
軽く握ったらまだ水が出てくるぐらいが目安です。
水を絞りすぎると汚れが落ちにくくなってしまいます - 玄関の扉側から部屋の内側に向かってメラミンスポンジをタイルに強く当ててゴシゴシこすります
- 茶色い汚れが浮いてきたら、タオルを押し付けて吸い取らせます
玄関の汚れがなかなか落ちないときに行いたいこと
玄関に汚れがたまっていると、掃除をしてもなかなか落ちないことがあります。
そんなときは以下の方法を試してください。
汚れている箇所に重曹かセスキ炭酸ソーダを吹きかける
玄関タイルに付着してしまった落ちにくい黒ずみは、酸性の性質を持っているので、逆のアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダを使うと汚れが落とせます。
重曹やセスキ炭酸ソーダは自然素材でできているので肌に触れても安心ですが、長時間触れる場合は肌荒れを起こす場合があるので、手袋を使用しましょう。
重曹には研磨作用があります。
セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ濃度が高いので、こびり付いた汚れを中和しやすいという特徴があります。
重曹スプレーは水100mlに小さじ1杯の重曹を溶かし、セスキ炭酸ソーダスプレーは水500mlに小さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを入れて作ります。
- ほうきや掃除機で玄関の細かいゴミやホコリを掃きます
- 重曹スプレーかセスキ炭酸ソーダを玄関タイルに噴射して5分程放置します
- メラミンスポンジを使って汚れをこすり落とします
- 水で洗剤を流します。
水が流せない場合は固くしぼった雑巾で洗剤を拭き取ります - 玄関のドアを開けて玄関タイルを乾かしたら完了です
高圧洗浄機を使用する
頑固な玄関タイルの汚れには、家庭用高圧洗浄機を使用しましょう。
高圧洗浄機は高い水圧の水を噴射して汚れを吹き飛ばせるので、水の勢いだけで玄関タイルのデコボコの汚れを叩き出して短時間で落とせます。
高圧洗浄機というと業務用の機械をイメージする方もいるかと思いますが、業務用だけでなくネットやホームセンターなどで購入できる一般家庭用の使いやすい機械も販売されています。
玄関タイルを清潔に保つ方法
日頃から玄関タイルを清潔にすることで、玄関タイルに汚れが蓄積するのを予防できます。
ここでは、玄関タイルを清潔に保つ方法を紹介します。
玄関に入る前に靴の泥を落とす
玄関に入る前に、なるべく靴の汚れを落とすことを心がけましょう。
また、どんなに汚れを持ち込まないように注意しても雨の日などは靴に泥がつくため、家の外の玄関前に泥除けマットを敷いておくのがおすすめです。
マットの上を歩くだけでも泥がある程度落ちるので、掃除がラクになります。
日頃からこまめに掃除をする
玄関タイルに汚れが蓄積して黒ずみがこびりついてしまうのを防ぐには、日頃のこまめな掃除が大切です。
玄関は常に掃除しやすいように、物をなるべく置かないようにして、ほうきなどの掃除道具を取り出しやすい位置に置き、気になったときにすぐ掃除しましょう。
玄関に傘立てや自転車、おもちゃやゴルフバッグなどたくさん荷物を置いているとタイル掃除がしにくくなり、手間が増えて掃除が面倒になります。
さらに、荷物が多いとそのぶんホコリもたまります。
こまめに掃除するにはできるだけ玄関に荷物を置かないことがポイントです。
玄関タイルの頑固な汚れ落としはプロに依頼するのがおすすめ
玄関タイルの汚れをご自分で掃除しても、頑固にこびりついた黒ずみやカビが落としきれないこともあります。
そんなときはプロに依頼してクリーニングしてもらうのがおすすめです。
東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
東京ガスのハウスクリーニングでは、ご家庭のお掃除を自分でしてみたい!そんな方のために、プロのノウハウを踏まえたご家庭でできるお掃除方法を発信していきます。
カテゴリ別記事一覧
関連記事
-
キッチン・レンジフード
浴室
その他(屋内)
その他(屋外)
【2024年度版】年末の大掃除のコツは?掃除のポイントや時短テクを解説
2024.10.10
-
その他(屋内)
その他(屋外)
空き家の掃除は何をする?放置は危険?掃除・手入れの方法や注意点を解説
2024.10.09
-
その他(屋内)
その他(屋外)
網戸掃除を徹底解説!道具から手順までキレイにするためのポイント
2022.05.26
よく読まれている記事
2024年11月2日〜12月1日日集計