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窓サッシの掃除は簡単!掃除方法や便利アイテムを紹介

公開日

2022.12.09

更新日

2024.03.12

窓サッシ

窓のサッシは、こまめに掃除しないと外から運ばれてきた砂埃などであっと言う間に汚れてしまいます。サッシの掃除は面倒や大変というイメージがありますが、必要な道具と正しい手順を押さえれば、意外と簡単にお手入れできるので、定期的な掃除を心がけましょう。

本記事では、サッシの汚れの原因や基本的な掃除方法、カビが発生した場合の対処法に加え、窓ガラスの掃除方法や注意点もまとめてご紹介します。

サッシの汚れの原因

サッシの汚れの原因は大きく分けて2つあります。

まず1つ目は、外から持ち込まれる汚れです。風に乗って飛んでくる砂埃や土、花粉などがこれに該当します。

2つ目は、室内由来の汚れです。室内に舞う埃や、衣類などから落ちる糸くず、人やペットの毛などがこれに該当します。

とくに砂埃や土などは、乾燥するとサッシにこびりついて取れにくくなるので、こまめにお手入れしたほうが1回あたりの掃除にかかる手間を省けます。

窓サッシの掃除方法

窓サッシを効率的に掃除するために必要なものや、掃除の注意点、基本的な掃除方法について解説します。

窓サッシの掃除に必要なもの

窓サッシを掃除する際は、以下のものを用意します。

  • サッシブラシ
  • 掃除機
  • メラミンスポンジ
  • 500mlの水入りペットボトル
  • 雑巾

サッシブラシは100円ショップなどで販売されていますが、使い古しの歯ブラシでも代用できます。雑巾はキッチンペーパーを使ってもかまいません。

窓サッシを掃除する際の注意点

窓サッシを掃除する際は、サッシに使われている素材に注意する必要があります。窓サッシの素材は大きく分けてアルミ、樹脂、木製の3つに分類されます。

アルミサッシは比較的傷みにくい素材とされていますが、硬めのブラシを使うと表面に細かなキズがつくので、ブラシやスポンジは柔らかめのものを使用するのがポイントです。

樹脂サッシはアルミサッシよりもさらにキズつきやすい性質を持っているため、ブラシを使うときは力を入れすぎないよう注意します。

木製サッシは水に弱いので、水を使用する際は水分が残らないよう、丁寧に拭き取ることを心がけましょう。

窓サッシの掃除方法

窓サッシの掃除方法

窓サッシの基本的な掃除方法は以下4ステップです。

1.ブラシで汚れを掃く
2.掃除機で汚れを吸い取る
3.雑巾やメラミンスポンジでこすり洗いする
4.サッシの水分を拭き取る

汚れがひどくない場合は2ステップまでで十分ですが、汚れがこびりついている場合は4ステップまでしっかり行いましょう。

掃除手順1. ブラシで汚れを掃く

サッシブラシまたは歯ブラシを使って、サッシについた汚れを掃いて集めます。次のステップで掃除機を使うので、汚れはサッシの中央あたりに集めておきましょう。

掃除手順2. 掃除機で汚れを吸い取る

手順1で集めた汚れを掃除機で吸い取ります。

大きなヘッドでは吸い取りにくいので、付属のノズルに切り替えて吸引しましょう。ハンディタイプの掃除機があれば、手順1を飛ばして直接汚れを吸い取ることも可能です。

掃除手順3. 雑巾やメラミンスポンジでこすり洗いする

水を含ませて硬く絞った雑巾またはメラミンスポンジを使って、サッシにこびりついた汚れをこすり洗いします。メラミンスポンジはあらかじめサッシの幅に合わせてカットしておくと、細かい部分も掃除しやすくなります。

水拭き後は、ペットボトルの水をサッシに流し、拭き取りきれなかった汚れを洗い落とします。

掃除手順4. サッシの水分を拭き取る

乾いた雑巾やキッチンペーパーを使って、サッシに残った水分を丁寧に拭き取ります。水分が残っているとサッシを傷める原因になるので要注意です。

窓サッシにカビが発生した場合は?

窓サッシは雨や結露の影響で濡れやすいため、放っておくとカビが生える場合があります。カビは通常の汚れに比べて落ちにくいので、カビ落としのためのアイテムを新たに準備し、適切な方法で掃除する必要です。

カビ落としに必要なもの

窓サッシのカビ落としには、以下のものを準備します。

  • 重曹
  • クエン酸
  • 水入りのペットボトル
  • 雑巾またはキッチンペーパー

重曹とクエン酸は同量を用意します。

カビ落としの手順

窓サッシのカビ落としの基本的な手順は以下5ステップです。

1.重曹とクエン酸を混ぜる
2.カビの部分に1を振りかけ、少量の水を加える
3.30分放置する
4.1と汚れを拭き取る
5.サッシの水気を拭き取る

掃除手順1. 重曹とクエン酸を混ぜる

適当な容器に同量の重曹とクエン酸を入れ、スプーンなどを使って混ぜ合わせます。

掃除手順2. カビの部分に1を振りかけ、少量の水を加える

カビが生えた部分に1で作った粉末を振りかけます。その上から、ペットボトルの水を少量ずつ加えます。調整が難しい場合は、一度ペットボトルのキャップなどに水を移してからかけるとよいでしょう。

掃除手順3. 約30分放置する

2の後、粉末が発泡するので、そのまま約30分放置します。クエン酸と重曹には汚れやカビを浮かせる作用があります。

掃除手順4.  1と汚れを拭き取る

雑巾やキッチンペーパーを使って、発泡した1と浮いた汚れを一緒に拭き取ります。

掃除手順5. サッシの水気を拭き取る

乾いた雑巾またはキッチンペーパーを使って、サッシの水気を丁寧に拭き取ります。

窓ガラスの掃除方法

窓サッシを掃除するときは、あわせて窓ガラスも掃除しておくのがおすすめです。窓ガラスを掃除する際は以下のものを準備します。

  • 雑巾2枚
  • マイクロファイバークロス
  • ガラスクリーナー

窓ガラスを掃除するときの基本的な基準は以下の通りです。

1.ガラスクリーナーを適量含ませた雑巾で窓ガラスを拭く
2.水で濡らして固く絞った雑巾で窓ガラスを拭く
3.マイクロファイバークロスを使って仕上げ磨きする

窓ガラスを拭くときは、左端から右端まで一直線に拭いた後、雑巾の幅だけ下にずらし、今度は右端から左端まで一直線に拭くという動作を繰り返すと、ムラなく汚れを拭き取れます。

窓ガラス掃除の注意点

窓ガラスを掃除する際、失敗しがちなことはガラスクリーナーを直接窓に吹き付けてしまうことです。ガラスクリーナーを直にスプレーしてしまうと、液だれの跡がついてしまい、キレイな仕上がりになりません。ガラスクリーナーは必ず雑巾に吹きかけてから使用することを意識しましょう。

また、ステップ2の水拭きは、ステップ1のクリーナーが乾かないうちに行うのがポイントです。ステップ1と2で間が空くと、クリーナーで浮き上がらせた汚れが再び窓にこびりついてしまい、落ちにくくなってしまうので注意しましょう。

窓サッシの掃除は日頃からこまめなお手入れが重要

窓サッシは、部屋の外と内の両方から汚れが付着する部位なので、こまめにお手入れしないとあっと言う間に汚れてしまいます。長時間放置したままだと、カビが生える原因にもなるので、日頃からこまめにお手入れする習慣をつけましょう。万が一、カビが生えてしまった場合は、重曹とクエン酸を使えばカビを取り除くことが可能です。窓サッシを掃除するときは、一緒に窓ガラスも掃除しておくと、窓回りを常にキレイな状態にしておけます。

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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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