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エアコンから水漏れ!?原因とすぐにできる対策をご紹介
エアコン
公開日
2022.03.03
更新日
2024.03.22
厳しい夏や寒い冬を乗り越えるためにエアコンは絶対に欠かせない家電製品です。
そんなエアコンから、いきなり水が漏れてきたら「故障かな!?」と慌ててしまうかもしれません。
しかし、エアコンの水漏れは意外にもご自分ですぐに解決できることが多いです。
本記事では、エアコンから水漏れする原因とすぐにできる対策を4つずつご紹介します。
エアコンの運転効率も上がり、余分な電気使用を抑えることができる場合もあるため、ぜひお試しください。
目次
エアコンから水漏れする4つの原因
エアコンはさまざまな原因で水漏れを起こしてしまいます。
エアコンから水漏れしていたら「エアコンを使いたいのに、故障かな?」と不安になってしまうかもしれません。
しかし、意外にもちょっとしたことが水漏れの原因であることが多いです。
ここでは、エアコンから水漏れする原因を4つご紹介します。
1.ドレンホースの詰まり
エアコンが水漏れする1つ目の原因は「ドレンホースの詰まり」です。
ドレンホースとは、室内のエアコンから発生した水を外に出すホースのことで、エアコン室外機の横に垂れ下がっていることが多いです。
ドレンホースの中にホコリなどが詰まっていると、エアコンから発生した水が上手く排出されません。
そして、ドレンホースから排出できなかった水が行き場を失って、室内のエアコンから水が漏れてくるのです。
もし、ドレンホースの詰まりが水漏れの原因の場合、室内のエアコンに水がにじむように水が漏れてきます。
2.ドレンホースの凍結
ドレンホースが詰まっているだけでなく、凍結している場合も同様の水漏れが発生します。
これが2つ目の原因です。
冬場はドレンホース内を伝って流れる水が、寒い外気にさらされることで凍ってしまうことがあるのです。
地面近くにドレンホースの排出口がある場合、凍結している可能性が高まります。
西日本など比較的温暖な場所から東北地方などの寒冷地に引っ越しすると、もともと使っていたエアコンをそのまま使うかもしれません。
しかし、実は寒冷地対応エアコンというものが存在しています。
寒冷地対応エアコンは、ドレンホースがなく室外機から直接、水が排出されます。
もし、「どんな対策をしてもドレンホースが凍ってしまう」といった場合は、寒冷地対応エアコンに買い替えを検討してみるのもいいかもしれません。
冬の寒い日のみ水漏れが発生する場合は、ドレンホースが凍結している可能性を疑ってみましょう。
3.ルーバーの結露
ルーバー(風向きを変える羽)が結露することも、エアコンの水漏れの原因として考えられます。
ルーバーとはエアコンの風向きを変える板で、リモコンの「風向」を押すと、動く細長い部品 です。
ルーバーが下向きになっていると、エアコンから出る冷えた空気がルーバーに当たり、結露が発生することがあります。
そして、その結露が下に垂れ落ちてしまうことで水漏れが起こるのです。
4.フィルターの目詰まり
エアコンのフィルターがホコリやカビなどで目詰まりしていることも水漏れの原因になります。
エアコンのフィルターが目詰まりしていると、通常通りのパフォーマンスを発揮することができません。
エアコンは部屋を冷やすために、室内の温かい空気を取り込もうとしますが、フィルターの目詰まりが発生していると上手く機能しません。
あまり部屋が冷えないため、エアコンはより大きなパワーを使って部屋を冷やそうとしてしまいます。
結果的に結露水が大量発生し、水漏れが起こってしまうのです。
わかりやすい例として、フィルターの目詰まりが水漏れの原因となっている場合、エアコンの吹き出し口の奥から、風に乗って水が飛んでくることが多いです。
すぐにできる4つの水漏れ対策
エアコンから水漏れしていると床が濡れることもあるため、できるだけ早く解決したいと思うはずです。
そこで、ご自分ですぐにできる水漏れ対策をご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
1.ドレン用サクションポンプを使う
ドレンホースの詰まりが水漏れの原因となっている場合は、ドレン用サクションポンプを使うことで解決できます。
ドレン用サクションポンプは、とても簡単にドレンホースに詰まっている物を取り除くことができるのです。
ホームセンターなどで2,000〜4,000円程度で販売されているため入手もしやすいでしょう。
ドレン用サクションポンプの使い方はいたって簡単です。
ドレンホースの口にサクションポンプをはめて、ポンプの取っ手を引くだけです。
そうすることでドレンホース内の空気を吸い込むと同時に詰まっているものが排出されます。
このとき、絶対にドレン用サクションポンプの取っ手を押してはいけません。
空気が逆流してしまい、エアコンが故障してしまうこともあるため気を付けましょう。
2.ドレンホースの先端にお湯をかける
ドレンホースの凍結が水漏れの原因となっている場合は、ドレンホースの先端にお湯をかけましょう。
たったそれだけ?と思うかもしれませんが、それだけで水漏れが解消されます。
ただし、ドレンホースはあまりにも高温の熱湯をかけると変形してしまう恐れがあります。
そのため、体温よりも少し熱いくらいのお湯をかけましょう。
お風呂のお湯をそのままかけてもいいかもしれません。
3.ルーバーを上向きにする
ルーバーの結露が水漏れの原因ならば、ルーバーを上向きにすることですぐに解決します。
「冷たい空気に当たりたいのに、ルーバーの向きを変えたら暑い」と思う人もいるかもしれません。
しかし冷たい空気は下に行き、温かい空気は上に行くという法則があります。
ルーバーの向きを上向きにしても、冷たい空気は下に集まります。
部屋全体が冷えて過ごしやすい空間を作れるためぜひお試しください。
4.フィルターを掃除する
フィルターの目詰まりが水漏れの原因ならば、フィルターを掃除することで解決できます。
エアコンのフィルターは以下のような手順で掃除することができます。
1.歯ブラシ・筆・ハケなどでホコリをかき出す
2.掃除機でホコリを吸う
3.ホコリがついていた面の裏側から水をかけてさらに細かいホコリを落とす
4.どうしてもホコリが落ちない場合はバケツなどにつけてすすぐ
フィルターの掃除は、ホコリが舞ってしまいますが、ホコリ対策をして行えば意外と簡単な手順で終わります。
定期的に掃除することでエアコンの運転効率も上がり、余分な電気使用を抑えることができるかもしれません。
またエアコンの寿命も伸び、クーラーが効きやすくなり、エアコンから水が降ってくることもなくなるのでメリットが多く、ぜひ試してみてください。
原因がわからない場合はプロに頼るのも手
エアコンが水漏れした場合の対策をしてみたけど、解決できなかったという人もいるかもしれません。
そのような場合は、プロに頼るのも1つの手です。
メーカーが対応してくれる場合もあるでしょう。
「フィルターの掃除は自分でしたくない」という人や「メーカーにエアコンは故障していないがエアコンの汚れが原因になっている」といわれる場合もあるかもしれません。
エアコンの水漏れはできるだけ早く解決しよう
エアコンの水漏れはできるだけ早く解決しましょう。
床が濡れることを防ぐことができるだけでなく、エアコンの運転効率をあげることにも繋がるなど、嬉しいこともあります。
夏の暑さ、冬の寒さはときに危険をともなうこともあるため、早く解決して快適な生活を送りましょう。
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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
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