自宅にあるもので簡単キレイ！冷蔵庫の効率的な掃除方法を大公開

常に食品を保存している冷蔵庫は、つい掃除を後回しにしがちになることから、雑菌やカビが発生しやすい場所といえます。
定期的に掃除し、清潔を保つことが大切です。

本記事では、冷蔵庫を効率よく簡単にキレイにするお掃除方法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

そもそも冷蔵庫は汚れるの？

毎日の食材を保存するために欠かせない冷蔵庫は、食品のカスが溜まりやすく、野菜くずや生ものから発生する雑菌が増殖しがちな場所です。
また、頻繁に食品を出し入れすることから、手で触れることも多い冷蔵庫のドア周りには、汚れが溜まりやすい傾向があります。
毎日使う冷蔵庫だからこそ、定期的なお手入れが大切なのです。

あると便利なお掃除グッズ

冷蔵庫掃除に使える便利な掃除グッズは、下記の3点です。

1. 綿棒・割り箸＋ガーゼ
2. 歯ブラシ
3. ハンガー＋ストッキング

それぞれの活用方法を紹介します。

1. 綿棒・割り箸＋ガーゼ

綿棒や割り箸にガーゼを巻きつけたものは、ホコリや汚れを吸着しやすいゴムパッキン部分の掃除に重宝します。
ゴムパッキン部分は、いったん汚れが入り込むと取れにくい場所でもあるので、こまめな掃除を心がけましょう。

2. 歯ブラシ

歯ブラシは、すき間や細かい部分の掃除に適しています。
綿棒や割り箸にガーゼを巻きつけたものと同様、ゴムパッキン部分の汚れを取り除く掃除にもぴったりです。

3. ハンガー＋ストッキング

針金ハンガーに厚手のストッキングを取り付けた
ものは、冷蔵庫下のホコリを取るのに便利です。
使用後はホコリのついたストッキングを捨てるだけなので、手軽に利用できます。

冷蔵庫の効率的なお掃除方法

ここからは冷蔵庫の効率的な掃除方法についてご紹介します。
冷蔵庫の掃除を行う際のポイントは下記の4つです。
1. 冷蔵庫の電源を切る
2. 庫内の食材を全部出す
3. 重曹水で庫内を拭き上げ
4. トレイ、製氷ケースは丸洗い
それぞれについて、詳しく解説します。

1. 冷蔵庫の電源を切る

冷蔵庫の掃除を始める前に、まずは電源を切りましょう。
これは冷蔵庫の電源が入ったまま掃除を始めると、庫内の温度を下げるために余計な電力を消費してしまうためです。
「冷蔵庫の電源を切っても大丈夫？」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。
冷蔵庫の掃除は拭き掃除がメインになり、15～20分程度で終わることが一般的です。
そのため、電源を切っても、庫内の温度にはあまり影響がないと考えられますが、お掃除をするために全ての食材を一度、取り出す必要があるため、クーラーボックスなどを用意しておくと安心です。

2. 庫内の食材を全部出す

掃除の際は、一度冷蔵庫内の食材を全て出しましょう。
賞味期限や消費期限が過ぎているものを処分するきっかけにもなります。
取り出した食材を保管するため、保冷バッグやクーラーボックスを準備しておくとよいでしょう。
生ものや冷凍食品の保管に備え、保冷剤も準備しておくと安心です。

3. 重曹水で庫内を拭き上げ

庫内の掃除には重曹水を使用しましょう。
重曹水は、水または40度前後の湯100mlに対して小さじ1杯を溶かすことで作れます。
出来上がった重曹水をスプレーボトルに詰め、清潔な布巾に吹きかけ、庫内をキレイに拭き上げたあと、仕上げに水拭きをしていきます。
重曹水を使用することで、庫内にたまった油汚れや皮脂汚れなどが落ちるほか、脱臭効果でニオイも抑制されます。
とくに雑菌が繁殖しやすい野菜室やドアポケットは、念入りに掃除しましょう。

4. トレイ・製氷ケースは丸洗い

トレイや製氷ケースといった、外せる
部品はすべて外したうえで丸洗いしましょう。
食器洗い用の中性洗剤を含んだスポンジで軽くこすり洗いして、溜まった汚れを落とします。
最後に、乾いた布やキッチンペーパーで水気を完全に拭き取り、乾燥させて終了です。

面倒な冷蔵庫掃除は専門業者に依頼するのも手

毎日使う冷蔵庫は、掃除が後回しになりがちです。
定期的な掃除を心がけ、庫内に溜まった汚れをその都度拭き取ることで、冷蔵庫を常に衛生的な状態に保つことができます。
冷蔵庫を掃除する際は、電源を切って食材をすべて出す、重曹水で拭き上げる、取り外せる
部品は丸洗いするなどして、効率的に掃除をしましょう。
今回ご紹介した綿棒やガーゼ、歯ブラシなどを使うことでさらに汚れを落としやすくなるでしょう。
しかし、気づいたときには冷蔵庫内のさまざまな箇所に汚れがこびりついて取れなくなっていたり、なかなか掃除に手が回らなかったりすることもあるでしょう。
そんなときは、専門業者に冷蔵庫の掃除を依頼するのもひとつの手です。