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電子レンジのお掃除を徹底解説!電子レンジの掃除はこんなに簡単だった

公開日

2021.04.09

更新日

2022.10.20

電子レンジを掃除する人

電子レンジは、冷凍食品を解凍するだけでなく、おかずの残りや飲みものを温めたり、時には調理にも使ったりします。
しかし使うたびにさまざまな食べもののカスが飛び散るので、かなり汚れやすいです。

本記事では、電子レンジのお手入れ方法や、汚れの原因、その危険性などもあわせて解説していきます。

電子レンジの汚れの種類

食べ物を温める際に使う電子レンジは、当然ですが、使用時に飛び散った食品のカスや油によって汚れが生じます。
特に、古くからある汚れは、焦げついてしまっているものも。
こうした汚れは、レンジ内にこびりついて非常にやっかいです。

そのほか、温めた際に発生する水蒸気による水アカも、電子レンジ内が汚れる大きな一因になります。
水アカも焦げと同様に、こびりつきやすい汚れのひとつです。

このような汚れを放置していると、電子レンジの故障につながるだけでなく、危険なトラブルの原因になることもあります。
例えば、食品のカスが溜まっていると、電子レンジはこれらも「温めるもの」と認識し、必要以上の電力を出すようになります。
時には、この汚れがあるまま、長期間にわたって温め続けることで、そこに熱が集中して出火する危険性も。
また、汚れによって菌が繁殖し、場合によっては食中毒などを引き起こす可能性もあるのです。

さらに、電子レンジの通気口や取っ手といった外側も、意外とホコリで汚れます。
見た目にもあまりよくないので、電子レンジの庫内を掃除する時に、一緒に拭き取っておくのがおすすめです。

電子レンジを掃除するために必要なもの

こうした汚れを落とすために使うもの
は、ご家庭内にあるものやスーパーなどで購入できるもので簡単に準備できます。
では、具体的に何が必要なのか見ていきましょう。

まず、洗剤として準備しておいたほうがよいのは、重曹とセスキ炭酸ソーダ。
セスキ炭酸ソーダはあまり聞き慣れないものかもしれませんが、そのままの名前でドラッグストアや100円ショップなどで売っています。
どちらか一つでも問題ありませんが、重曹は「焦げや水アカ」・セスキ炭酸ソーダは「油」というように、各々で落とすのが得意な汚れは違ってきます。
もちろん、いずれも高い洗浄力があるのに変わりはありません。
より徹底的に掃除したい場合には、双方を使い分けるのがベストです。

次に、道具として用意しておくとよいのが、レンジで使える容器・布巾またはキッチンペーパー。
容器については、だいたいコップ1杯分の水100mlが入るものであれば、普段から電子レンジの温めで使っているようなお皿やマグカップで構いません。

なお、電子レンジの外側にあるホコリを拭きたい場合には、マイクロファイバーがおすすめです。
キレイに汚れが取れますし、スーパーなどの身近なお店で手に入ります。

電子レンジの簡単お掃除手順

電子レンジの簡単お掃除手順
それではここからは、実際の掃除の進め方を解説していきます。

重曹またはセスキ炭酸ソーダを入れた水を3~5分電子レンジで温める

前項目にてご紹介したレンジで使える容器に、1カップ程度の水と小さじ1杯ほどの重曹またはセスキ炭酸ソーダを入れて、温め開始。
洗剤を中で分散させたいので、ラップはかけません。

そのまま20分放置

扉を閉めたままにして庫内を蒸し状態にし、水蒸気と洗剤で汚れをふやかします。
ここで固まった食品カスや水アカをやわらかくして、汚れを落としやすくするのがポイントです。
ゴシゴシこする手間もなくなります。

布巾orキッチンペーパーで庫内を拭く

用意した布巾かキッチンペーパーを、先ほど温めた洗剤につけて絞り、庫内の汚れを拭き取り。
軽く拭く程度でスルスルと汚れが落ちていきます。

乾拭きする

最後は、そのまま乾かしてしまうと水アカになってしまうので、キレイに水気がとれるよう乾拭きします。
電子レンジ内に洗剤が残ってしまうのが心配な時には、再度、水拭きした後で乾拭きするのがおすすめです。

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東京ガスのキッチン・レンジフードクリーニング一覧はこちら

ニオイが気になる場合の掃除術

電子レンジ内にはさまざまな食品のカスが残り、時にはイヤなニオイがする、という場合もあるでしょう。
そんな時にぴったりなのが、消臭効果が高い柑橘類を使った掃除です。
手順としては、基本的に前述でご紹介した流れと同じで、使っていた洗剤を柑橘類の皮や果汁に変えます。
皮を使う場合には、先ほどと同様に約1カップの水にそのまま入れるだけ。
果汁を使う場合には、先ほどの水量を少しだけ減らし、だいたい半分ほどの果汁を入れます。

そして、同じようにレンジで温めて、そのまま扉を開けずに一定時間放置して庫内を蒸らします。
最後は、水気を拭き取って完了です。
なお、皮を使用する際、特に油汚れがひどい箇所には、皮を擦りつけるのがおすすめ。
柑橘類には油を溶かす成分が含まれているので、汚れが落ちやすくなります。

汚れがひどい場合は市販のクリーナーを使う手も

あまりにも汚れが溜まってしまっている場合には、先ほどの手順だけではキレイにならないこともあります。
かなりの長期間放置してしまっているという時には、より洗浄力の高い市販のクリーナーを使用するのも一つの手です。

市販の電子レンジクリーナーにはスチーム器・拭き取りスポンジやモップなどがありますが、一番おすすめなのは、あらかじめ洗剤がセットになっている専用グッズ。
その

多くがシートまたはスポンジ状になっており、先ほどのようにレンジでチンして、その温めたもので庫内をキレイに拭き取るだけで簡単に掃除ができます。

ごっそり汚れが落ちる上に、自分で各洗剤を準備する手間もないので、重曹やセスキ炭酸ソーダをあまり使う機会がない人にもおすすめです。
1回で使い捨てできるため、何かと忙しいタイミングや面倒な時にも非常に便利でしょう。

電子レンジのしつこい汚れは専門業者に依頼してみよう

どうしても汚れやニオイが取れない場合には、ハウスクリーニングの専門業者に来てもらうことをおすすめします。
プロの手にかかればキレイになることも少なくないので、気になる時には専門業者に依頼してみるとよいでしょう。

また、キッチン周り全般のハウスクリーニングを頼む際に、電子レンジも一緒に掃除してもらうのも一つの手です。
どこまでキレイにしてもらうか、しっかりと伝えておくことで、隅々まで気になる部分が解消できるでしょう。

定期的なお手入れが美味しい食事につながります

電子レンジは使うたびに食品のカスや油などによる汚れがつきやすく、さらに、そのまま放置しておくとニオイもこもってしまいます。
汚れが溜まっている電子レンジのままでは、せっかく美味しいご飯の味も落ちてしまうでしょう。

それだけでなく、汚れがついたままの状態になっていると、電子レンジが故障した時には出火したりなど、さまざまなトラブルが発生しやすくなってしまいます。
突然危険な目に遭ってしまうのを防ぐためにも、電子レンジには日々のお手入れが欠かせません。

今回ご紹介したように、電子レンジのお掃除は自宅で手軽にできるので、定期的にキレイにしておくのがおすすめです。
またどうしても汚れがひどい時には、市販のクリーナーを使ったり、場合によってはハウスクリーニングの業者を呼んだりする方法もあります。
状況に応じて、上手く使い分けてみるとよいでしょう。

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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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