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【メーカー様インタビュー:TOTO株式会社様】
トイレのお手入れ方法と、キレイを保つコツやポイントは?

1917年の創業以来、水まわり住宅総合機器メーカーとして、トイレ、バスルーム、システムキッチン、洗面化粧台などを通じて、世界中に清潔と快適を届け続けているTOTO株式会社様。
今回は、そんなTOTO株式会社様に、トイレと浴室のお手入れ方法や注意点、お問い合わせが多い内容について、お話をお伺いしてきました。

「浴室のお手入れ方法と、キレイを保つコツやポイントは?」はコチラ

※本記事は、取材日時点の情報であり、今後変更になる場合があります。また記事内容の実施は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご実施いただくようお願い致します。
※取材月:2021年3月(感染症対策を十分に実施したうえでインタビューを行っております)

【お話を聞かせていただいた方】

  • (左)樋渡 智子様
    (TOTO株式会社 お客様本部 商品サービス統括部 サービス推進グループ 担当課長)
  • (右)浅妻 令子様
    (TOTO株式会社 広報部 東京広報グループ)

トイレのお手入れ方法、キレイに保つコツについて教えてください。

樋渡様
まず知っていただきたいのは、トイレと言っても色々な材質で作られていて、その材質や汚れの種類に合わせたお手入れ方法を理解する、ということです。
便器の掃除はトイレ用ブラシに中性洗剤を含ませてこすります。便座は水に濡らしてよく絞った布に薄めた中性洗剤を付けて拭くか、掃除用ウエットシートで拭きます。
ご注意いただきたいのは、便座はプラスチック素材でできているので、トイレットペーパーで拭くなどのからぶきをすると傷が付きます。また、酸性やアルカリ性の洗剤を使用すると、洗剤の気化した成分がウォシュレットの中の電装部品に影響を与えたり、プラスチック素材の傷みや変色の原因になります。

陶器はアルカリ性や酸性の洗剤にも強いという特長があります。
陶器でできている便器のガンコな黄ばみや黒ずみには湿布をする方法が効果的です。黒ずみの原因は水アカやカビ、ホコリです。黄ばみの原因は尿石です。黒ずみにはアルカリ性洗剤が、黄ばみには酸性洗剤が効果的です。キッチンペーパーに洗剤を付け、汚れ部分に湿布し、さらにその上にラップをすれば、洗剤が乾きにくく、汚れに浸透し、また、気化した洗剤成分がウォシュレットを傷めることもなく一石二鳥です。ただし換気を十分にし、時間の目安は1時間以内にしてください。また、キッチンペーパーやラップは絶対にトイレに流さないでください。つまりの原因となります。

最近「〇〇湿布」「〇〇漬け」」呼ばれるお手入れ方法が紹介されています。キッチンペーパーに強い洗剤などを付けて湿布したり、洗剤液に部品を入れて長時間放置するお手入れ方法です。金属やプラスチック素材のものに酸性やアルカリ性の成分をつけて長時間放置すると、素材を傷めたり変色させてしまう可能性がありますのでご注意ください。

また、陶器でできている便器やタンクの手洗い部の水アカを落とすにはクリームクレンザーが有効ですが、クリームクレンザーには研磨剤が入っているので、なるべく粒子が小さいものを使用してください。粒子の大きい研磨剤は陶器にキズをつけてしまい、そこに汚れが入り込んで落とせなくなってしまいます。また、スポンジでは研磨剤の粒子がスポンジ内部に入りこんでしまい、直接汚れにアタックできないため、たたんだり丸めたラップを使うのがお勧めです。
便器のボウル部の掃除は便器の水位を下げてから行うこともポイントです。水が溜まった状態で洗剤をかけると、水で洗剤が薄まってしまうので、十分な効果が発揮できません。トイレブラシで何度か水を排水管の奥に押し込むようにしたり、バケツの水を流すことでも水位を下げることができます。

忘れがちなのがウォシュレットの脱臭フィルターのお手入れです。トイレットペーパーの粉や服を脱いだり履いたりすることで衣類の繊維やホコリが多く舞っています。冬場は特に毛糸やフリースなどを着用されていることも多く、脱臭フィルターにホコリがたくさん溜まっていることもあります。

脱臭フィルター清掃

また、トイレのニオイの原因の多くは、床や壁やマット類に飛び散った尿のアンモニア成分が原因です。いつもトイレを開けると臭いのは便のニオイではなく、このアンモニア成分です。マットやスリッパはこまめに洗濯し、定期的に壁や床を拭くことをお薦めします。

トイレを使用する上での注意点があれば教えてください。

浅妻様
TOTOの場合、セフィオンテクトといって、釉(ゆう)薬の上に特殊なガラス層を焼き付けることで、便器内部表面を100万分の1ミリのナノレベルでなめらかに仕上げています。セフィオンテクトは優れた耐久性に加え、親水性が高く、水になじみやすいので、水を流した際に汚れがツルッと落ちてずっとキレイを保ちます。そこへ親水性とは逆の性質である撥水性の表面コート剤などを使用してしまうと、セフィオンテクトの特長を邪魔してしまうことになり、効果が十分発揮できなくなってしまいます。なお1999年からTOTO製の便器はこのセフィオンテクト仕様となっています。

樋渡様
取扱説明書などでご自宅の製品の特長や素材を確認していただき、それに適した洗剤と道具を選んでお手入れしていただきたいと思います。間違ったお手入れ方法で製品を傷つけてしまったり、洗剤の効果が発揮されないこともあります。

トイレに関して問い合わせが多い内容を教えてください。

樋渡様
「トイレが壊れた」「水が流れない」というお問い合わせが多いですが、ウォシュレットのリモコンの電池交換で解決することが多いです。リモコンボタンで便器洗浄をするタイプのウォシュレットをお使いの方で、案外気づかない方も多く、故障と思われることもあります。
リモコンは壁から上に抜くことで簡単に取り外すことができ、電池交換も簡単です。電池残量が少なくなると電池交換のお知らせマークがつくものもございますので、まずはご確認ください。

また、便器から漏水しているという、お問い合わせもあります。ただ調べてみると、男性が立って用を足すことで尿が床に飛び散り、便器と床の隙間に入り、毛細管現象で便器周囲ぐるっと広がってしまい、それが積み重なり便器から漏水しているように見えてしまうようです。その場合は、割りばしの先端に柔らかい布を巻き、輪ゴムで固定したものや綿棒でもよいので、隙間の汚れをしっかり落としてください。ここはニオイの元にもなっています。

トイレ床清掃

最後にメッセージをお願いします。

浅妻様
トイレも電化製品ですので、一定期間経過後は買い替えをお勧めします。経済産業省のガイドにも電化製品の推奨の買い替え期間というのがあり、「長期間(10年以上)ご使用の温水洗浄便座は買い替えをご検討ください(※)」とされています。またTOTOでも10~15年でウォシュレット本体(機能部)のお取り替えをご検討くださいとしております。
※経済産業省「重大事故防止のためのお願い 温水洗浄便座は電気製品です」はコチラ(編集部追記)

最近のトイレは、節水やお手入れのしやすさ、省エネ性能など、大きく改善されており、新しいものにしたほうが色々なメリットがあります。ウォシュレット部分だけ変えることもできます。ウォシュレットは電気だけではなくて水も使うので、洗濯機と同じような感覚で買い替えていただけたらと思います。

TOTOさま

なお、TOTO様には、浴室のお手入れ方法についてもお伺いしておりますので、まだご覧いただけてない方はぜひご覧ください。

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また、TOTO株式会社様のホームページではトイレをはじめ、TOTO製品の取扱説明書や、お手入れおよびお掃除方法についてご紹介した専用ページがございますので、ぜひご覧ください。

  • 「取扱説明書」のご確認はコチラ
  • 「お手入れおよびお掃除方法」のご確認はコチラ

 

TOTO株式会社様ホームページはコチラ

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