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【基礎】汚れの種類と発生原因について知ろう

公開日

2021.04.13

更新日

2024.07.18

タブレットを見る人

掃除は大変で嫌なもの、と思い込んでいないでしょうか。
頑固な汚れも、発生原因を知ることでもっと早い段階で簡単にキレイに掃除ができるかもしれません。

本記事では、汚れの種類や発生原因について解説します。
汚れについて知ることで、掃除が今より簡単になるでしょう。

そもそも汚れとは?

汚れといっても、手アカなどの簡単に掃除ができる汚れから、油汚れのように掃除が大変な汚れまでさまざまです。
ご家庭の汚れは主に3つに分類できます。

  • 油分が酸化した汚れ:コゲ、石鹸カス、タバコのヤニ、手アカ
  • カルシウムなどが石化した汚れ:水アカ、シンクの白い汚れ、尿石
  • 菌の汚れ:排水口のヌメリ、パッキンのカビ

汚れを落とすための洗剤も、酸性や中性、アルカリ性のものなどがあります。
しかし、合うはずの洗剤を使っても、うまく汚れが落ちない場合があります。
これは、汚れてから長時間放置すると、汚れが落としにくくなるという特性があるからです。
どのような汚れも、放置すればするほど、掃除が大変です。
それぞれの汚れについて特性を理解し、適正な掃除の方法で汚れを落としましょう。

ホコリはなぜ発生するの?

ホコリが発生する原因
室内を舞う小さなホコリは、屋外から入り込んだり、室内で発生したチリが集まったりしてできています。
ホコリは、人が動いたときや、扇風機やエアコンなどの風によって、舞い上がったり下に落ちたりして場所を移動します。
家具の上や裏側にホコリが溜まりやすいのは、このようにホコリが室内の風によって移動しているからです。
最終的に、風が起こらない静かな場所に溜まります。
ホコリの原因は、多岐にわたっています。
服や布団などの綿ホコリや砂埃、食べ物のカス、抜け毛などがあります。
花粉やカビの胞子、タバコの煙などの目に見えないものもあります。
ホコリは単なるゴミと思われがちですが、ホコリの中に含まれる物質が、アレルギーを引き起こす原因となる場合もあるのです。

汚れはホコリのうちに取ることが大事

見えやすい場所や、手が届きやすい場所に溜まったホコリはすぐに掃除をしても、家具の上などの高い場所や、家具の裏側のような手が届かない場所にあるホコリは、ついつい放置してしまいがちです。
ホコリは先にご紹介したとおり、中に含まれる物質によってアレルギーが引き起こされることもあります。
また、ずっと形状が変わらないわけではなく、水分や油分など別の物質が加わると形状が変わり、こびりついて掃除がしにくくなってしまいます。
このようなことから、ホコリは見つけたり、存在に気付いたりしたときに、すぐに掃除をすることが望ましいのです。
頑固な汚れになる前の、ホコリの状態のときに掃除をすれば、簡単に取り除けます。

掃除の仕方は汚れの種類によって変わる

掃除場所や汚れの状態・種類によって掃除の方法が異なります。
汚れの状態を知ることが、掃除を簡単・ラクにするコツです。
例えば、雑巾の水拭きで落とせる簡単な汚れも、そのことを知らないと洗剤をつけてブラシでゴシゴシと力を入れてこすって掃除するかもしれません。
時間や手間もかかるうえ、素材を傷つけてしまう可能性もあります。
どのような種類の汚れなのかを知っているか知らないか、というだけで、こんなにも掃除の方法がかわってしまうのです。
家中の掃除をしたいけど、どの程度の掃除をすれば汚れが落とせるのかがわからない、という場合にはご自分で掃除をするのはとても大変です。
汚れについて知らずに掃除をしてしまうと、実際に必要な掃除の方法よりも数段、大変な方法を選んでしまいそうです。
まずはプロに掃除を依頼してみるのも、ひとつの解決法です。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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