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自宅で簡単にできる!食洗機の汚れの原因や掃除方法などを徹底解説

公開日

2021.04.13

更新日

2023.09.22

食洗器を掃除する人

ボタンを押すだけで面倒な皿洗いを済ませてくれる食洗機は、便利で時短に役立ちます。
しかし、いくら皿洗いを自動でやってくれるとはいえ、食洗機を使いっぱなしにしていてはいけません。
食洗機は、食べカスや水アカ、油汚れなどが溜まりやすいため、定期的に掃除をする必要がある家電です。

本記事では、食洗機の汚れや掃除方法、掃除をするときの注意点についてご紹介します。

食洗機の汚れの原因

食洗機は使用頻度が高く毎日使うご家庭も多いので、汚れるスピードもほかの家電と比べると早くなります。

そもそも、食洗機はどうして汚れてしまうのでしょうか。
まずは、食洗機が汚れる主な原因を4つご紹介します。

1.洗剤の溶け残り

食器の汚れを落とす洗剤が、実は食洗機の汚れの原因になっていることをご存知でしょうか。
食洗機内の壁面に付着している白い汚れは洗剤の溶け残りで、そのままにしておくと、ピンクヌメリになってしまうこともあります。
また、洗剤の脂肪酸と水道水のミネラルが結合して頑固な石鹸カスになってしまうこともあるため、注意が必要です。

市販の洗剤や石鹸カスの多くはアルカリ性です。
したがって、酸性の洗剤を使うと中和反応が起きて汚れが落としやすくなります。

2.油汚れ

食洗機内に黄色く粘り気がある汚れがついている場合は、油汚れが付着してしまっている可能性が高いでしょう。
油汚れは、洗う食器の量に対して洗剤が少ないときに発生しやすいため、油汚れが気になるときはいつもよりも多めに洗剤を投入しましょう。

食器の汚れ具合や洗う量は日によって違います。
食洗機の洗剤は、洗う食器の汚れや量に合わせて増減させることで、油汚れが残ってしまうことを防げます。

3.残菜フィルターのゴミ

食器に付着していた食べカスは、すべて食洗機内の「残菜フィルター」へ流れていきます。
洗浄後の食洗機内はキレイになるのですが、残菜フィルターには生ゴミがどんどん蓄積されていきます。

ただでさえ食洗機内は、「高温多湿」とカビや雑菌が繁殖する絶好の環境です。
残菜フィルターに溜まった生ゴミを放置していると、カビ菌や雑菌の繁殖がどんどん発生してしまいます。
最悪の場合、食洗機が臭くなってしまうこともあるため、食べカスのゴミには注意が必要なのです。
残菜フィルターのゴミは毎日捨て、カビや雑菌の発生を抑えるようにしましょう。

4.水アカ

水アカとは、水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが乾燥して結晶化したものです。
発生したばかりの水アカは簡単に落とすことができますが、放置した水アカはこびりついてしまいどんどん落としにくくなります。

水アカを放っておいても、食洗機の洗浄力に大きな変化はありません。
ただし、放置しておくとニオイや黒ずみの原因となるため、定期的に水アカを落とすようにしてください。

食洗機の掃除方法

残菜フィルター

食洗機の残菜フィルターは、こまめに掃除しましょう。
掃除を行わないと、フィルターが詰まってしまい、カビやニオイの原因になります。

掃除方法は、食洗機から残菜フィルターを取り外し、柔らかいブラシでこすって汚れを洗い流せば完了です。

ヒーターカバー

残菜フィルター同様、ヒーターカバーの汚れもカビやニオイの原因になるので、残菜フィルターを併せて定期的に掃除をしましょう。

ヒーターカバーはネジで固定されているものがほとんどなので、取り外す際はドライバーを使用してください。
また、ヒーターカバーの取り外しができない食洗機もあるので、その場合は無理に取り外そうとせずに取扱説明書を確認するか、メーカーに問い合わせることをおすすめします。

ヒーターカバーを取り外したら、残菜などを取り除いて柔らかいブラシやスポンジで洗い流します。

ヒーターカバーを取り付けるときは、ドライバーを使用して元通りになるようしっかり固定してください。

排水口カバー

排水口カバーは、卓上に設置する食洗機を使用している場合のみ掃除が必要です。
掃除をしないと、残菜が溜まって目詰まりし、カビやニオイの原因になります。

まず、排水口カバーを取り外し、溜まった残菜やその他の付着物を丁寧に取り除きましょう。
その後、中性洗剤を含ませたスポンジを使用し、まんべんなく洗ってください。

排水口カバーの掃除は、月に1度くらいの頻度で行うと食洗機を清潔に保つことができて良いでしょう。

食洗機内の細かい部分

食洗機内のパッキンの部分や奥の樹脂部は、残菜などの汚れがつきやすいので、定期的に掃除してください

パッキンを掃除する際は、水漏れの原因になるので引っ張らずに優しく布でふき取りましょう。

卓上タイプの食洗機の場合は、布に漂白剤を薄めたものを染み込ませ、パッキンと排水ホースを拭き、時間をおくと汚れが落ちやすいです。

漂白剤は食洗機内の部品を傷める原因になってしまうことがあるため、そのほかの部分への使用はしないでください。

回転ノズル

回転ノズルが目詰まりしていると、洗剤の洗い残しができてしまい、汚れをきれいに落とせません。
回転ノズルは日頃から目につきやすい部品なので、汚れてきたと思ったら掃除するようにしましょう。

取り外し方は、メーカーによってさまざまなので、説明書に沿って掃除を行ってください。

食洗機内

月に数回程度、食器を入れずに洗浄運転を行いましょう。
食器を入れずに洗浄運転を行うことで、食洗機内にニオイや汚れを付着しにくくする効果があります。

また、食洗機内に水アカが出てきたら、掃除のタイミングです。
掃除を行うときは、食洗機専用洗剤を通常の2倍の量を入れて、お手入れコース、または強力コースで運転させましょう。

食洗機の表面

操作パネルは食洗機内の部品に比べると、汚れることは少ないかもしれませんが、定期的に掃除しましょう。

食洗機の操作パネルが汚れていると、操作できなくなってしまう恐れがあります。

また、食洗機を使用する際、濡れた手で操作してしまうこともあるでしょう。
少しの水分が残っているだけでも操作パネルの反応が悪くなることがあるので、濡れた手で操作してしまったときは、柔らかい布で拭き取るようにしてください。

クエン酸や重曹を用いた掃除は控える

食洗機内を掃除する際は、クエン酸や重曹を使わずに専用のクリーナーを用いましょう。
クエン酸、重曹ともに手軽に手に入るため、つい活用してしまいがちですが、食洗機掃除に使用すると動作不良の原因となる恐れがあります。

食洗機を定期的に掃除して清潔な食器で食事を楽しもう

食洗機は毎日使うものだからこそ汚れやすく、油や石鹸カスなどの複数の汚れが付着してしまいます。
食洗機の掃除を怠るとカビの温床となり、私たちの健康にも被害を及ぼす可能性があります。
使用後はきちんとお手入れして、清潔な食器で食事を楽しめるようにしておきましょう。

「食洗機を掃除してもニオイが取れない」「自分で掃除する方法がわからない」という場合は、ハウスクリーニングのオプションなどが利用できないかチェックしてみましょう。
お手入れが大変なキッチンと一緒に、プロが隅々までキレイにしてくれます。

東京ガスのキッチンクリーニングはこちら
※食洗機内部のクリーニングはオプションとなります。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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