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もう黒カビ・赤カビに悩まない!浴室のカビ取り方法を徹底解説!
浴室
公開日
2021.04.13
更新日
2024.03.12
浴室の天井やパッキン部分などに発生してしまった黒カビ・赤カビは落としにくく、掃除に手間がかかります。
またちょっと掃除をサボっただけなのに、気付いたら増えていたという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
カビを予防する方法も紹介しますので、いつでもカビのないキレイな浴室を目指しましょう。
本記事では、浴室に発生してしまった黒カビ・赤カビを取る効果的な方法をご紹介します。
目次
黒カビ・赤カビの発生条件は?弱点はある?
同じカビでも黒カビと赤カビは繁殖する条件や弱点が異なります。
それぞれの特徴や弱点を見ていきましょう。
黒カビについて
黒カビの正式名称は「クラドスポリウム」と言います。
黒カビが発生・繁殖してしまう条件は以下の3点です。
- 温度が20〜30度ある
- 湿度が70%以上である
- カビの養分となる汚れや有機物質がある
上記の条件がある場所では黒カビが発生しやすくなり、3つの条件が揃うと繁殖力が高まります。
浴室は3つの条件が揃いやすい場所のため、黒カビが発生しやすいのです。
厄介な黒カビですが、黒カビには熱とアルコールという弱点があります。
これらを使うことで、こびりついてしまった黒カビも落としやすくなり、繁殖を防ぐことが可能です。
赤カビについて
赤カビの正式名称は「ロドトルラ」です。
赤カビは25~30度くらいの温度で繁殖しやすく、水分だけでも繁殖できる性質があります。
繁殖力が高いためちょっとボトルを置きっ放しにしていたら赤カビが発生してしまったという経験がある方もいらっしゃるでしょう。
そんな赤カビの弱点は50度以上のお湯と冷水です。
浴室ではお湯も冷水も出すことができますから、比較的簡単に対処できそうですね。
浴室のカビ取りの準備
ここからは安全かつ効果的にカビ取りをするための準備について解説します。
必要なもの
まず浴室のカビ取り掃除に必要なものを揃えていきましょう。
カビ取りに必要なものは
- 雑巾
- 手袋
- マスク
- カビ取り用洗剤
- フロアワイパー
- ドライシート
です。
フロアワイパーとドライシートは浴室の天井にこびりついたカビを取るのに使います。
安全に掃除を行える服装に着替える
まずは動きやすい服装に着替えましょう。
カビ取りに使う洗剤には漂白剤が含まれているため、飛び散ると服の色が落ちてしまうことがあります。
色落ちが目立ちにくい服や着なくなった服、もしくはエプロンを着用するようにしてください。
綿が入っている服は漂白剤が反応して色落ちしてしまいますが、化学繊維であるポリエチレンは、漂白剤に反応しにくい効果があるのです。
そのため、どうしても服がないときはポリエチレン100%の服を着用しましょう。
またマスクや手袋をつけて作業を行うとより安全に掃除ができます。
換気扇を回す、もしくは窓を開ける
カビ取り用洗剤には塩素が含まれており、空気中にある炭酸ガスと反応して有毒ガスが発生する可能性があります。
マスクを着用している場合でも、必ず換気を行いましょう。
有毒ガスは低い場所に溜まりますので、作業の際は低姿勢で掃除をし続けないように気をつけてください。
長時間の掃除になる場合はこまめに浴室から出て、新鮮な空気を吸うように心がけましょう。
完全に水気を切る
まず雑巾を使って浴室全体の水気をしっかり拭き取ります。
天井はフロアワイパーとドライシートを使って水気を拭き取ってください。
浴室用洗剤で表面の汚れを落とす
黒カビが繁殖している場所に浴室用カビ取り洗剤を吹きかけ、表面の汚れを落としていきます。
洗剤は泡状になった方がカビに密着しやすいので、洗剤のレバーは最後までしっかり引きましょう。
そのまま放置する
ラップをかけた状態で放置します。
カビが少しついているくらいであれば15〜30分ほどで効果が出ますが、頑固なカビの場合は1時間ほど放置してください。
浴室全体を洗い流す
時間を置いたらシャワーを使って浴室全体を洗い流しましょう。
洗剤をかけたところにだけ流すと浴室内に洗剤が残って有毒ガスを発生させたり、肌に洗剤がついてかぶれてしまったりする恐れがあります。
洗剤が肌に付着しないように、浴室全体を流してください。
その後50度以上のお湯を全体にかけ、最後に冷水をかけると赤カビも落とすことができます。
効果的なカビ取り剤の使い方
表面に付着したカビならカビ取り用洗剤だけでも落とすことができますが、こびりついた頑固な黒カビは洗剤をかけただけでは落ちにくいことがあります。
頑固な黒カビには以下の方法を試してみてください。
カビ取り用洗剤を使用する際は、絶対に他の洗剤と混ぜないようにしましょう。
カビ取り用洗剤と他の洗剤を混ぜてしまうと塩素ガスが発生します。
塩素ガスは人体に有害で、最悪の場合、死に至ることもある危険なガスです。
ラップでカバー
カビ取り用洗剤をかけたところにラップをすることで、洗剤をしっかりと浸透させることができます。
このときラップを上から押さえて壁や床との間に隙間ができないようにしてください。
密着させると効果が高まります。
キッチンペーパーでパック
ラップの代わりにキッチンペーパーを使うこともできます。
キッチンペーパーを使う場合も洗剤を吹きかけた場所の上から押さえて、壁や床との間に隙間ができないように密着させましょう。
漂白剤ペースト
ゴムパッキンやタイルの隙間などはカビ取り用洗剤が密着しにくい場所ですので、洗剤がしっかり密着するように漂白剤ペーストを作るのもおすすめです。
漂白剤ペーストはカビ取り用洗剤と片栗粉で作ることができます。
ボウルなどにカビ取り用洗剤と片栗粉を同じ量入れて、ペースト状になるまでしっかりかき混ぜましょう。
あとは作った漂白剤ペーストを気になるところに塗りつけて放置し、しっかり流すだけです。
天井のカビ取りは拭き掃除
天井に直接カビ取り用洗剤を吹きかけると、垂れた洗剤が体にかかる恐れがあり危険です。
天井のカビ取りをするときはまずフロアワイパーにドライシートを取り付け、シートにカビ取り用洗剤を染み込ませましょう。
あとはフロアワイパーを使って染み込ませた洗剤を天井に塗りつけるだけです。
他の箇所と同じように放置し、時間が経ったらシャワーで洗い流します。
洗い流したあとはフロアワイパーに新しいドライシートをつけて、天井の水気をしっかり取り、換気扇を回して浴室全体を乾かします。
浴室のカビの予防方法
一度カビがこびりついてしまうと掃除は大変です。
そうならないように日頃からカビが発生しないように予防しておきましょう。
お風呂を出るときは冷水かける
毎日お風呂を最後に使った人が、浴室全体に温水をかけてシャンプーなどの石鹸カスの汚れを流してください。
次に冷水のシャワーをかけることで、浴室の温度を下げカビの発生を抑えることができます。
浴室を乾燥させる
カビにとって湿度がある場所は格好の繁殖場所です。
カビを繁殖させないためには、浴室を使ったあとしっかり室内を乾燥させることをおすすめします。
1日の最後に雑巾で室内の水気を切り、換気扇を回したり浴室のドアを開けたりしてしっかり換気しましょう。
防カビ剤を使う
できる限り予防していても、浴室はどうしてもカビが繁殖するのに最適な条件が揃いがちです。
そこでおすすめなのが防カビ剤。
浴室で防カビ剤を使うだけで、カビが繁殖しにくくなります。
浴室で使うならくん煙剤や天井に設置するタイプの防カビ剤、置き型タイプの防カビ剤などがいいでしょう。
浴室全体のカビ取りはプロに依頼するのがおすすめ!
今回紹介した方法でカビ取りやカビ予防をすることができますが、もし浴室全体に頑固なカビがこびりついているならプロに依頼するのがおすすめです。
プロに依頼すれば、自分では落としづらい箇所のカビまで安全にすっきりと落とすことができます。
一度プロに依頼してその後予防をきちんと行えば、カビの発生を防ぐことができますから、頑固なカビに悩まされている方は一度検討してみてください。
東京ガスの浴室クリーニングは、浴室のなかなか取れない水アカやカビ、ぬめりなどを、徹底除去します。
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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
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