- 東京ガスのハウスクリーニングTOP
- お掃除コラム
- 羽毛布団は家で洗濯できる? 洗う手順とふっくら仕上げる干し方を紹介
羽毛布団は家で洗濯できる? 洗う手順とふっくら仕上げる干し方を紹介
布団
公開日
2026.02.25
更新日
2026.02.25

羽毛布団のメンテナンスといえばクリーニングに出すのが一般的ですが、衣類よりも費用が割高になるため「何とか自宅で洗濯したい」と考えている方は多いでしょう。
ただし、羽毛布団はサイズが大きい上、素材もデリケートであることから「洗濯機に入るかな」「ぺちゃんこになったらどうしよう」といった不安が付きものです。しかし、正しい方法を知れば、ご自宅でも羽毛布団をふっくらと清潔に保つことが可能です。
本記事では、大切な羽毛布団を自宅で適切に洗うためのコツや正しい手順を説明するとともに、ふっくら仕上げるコツや自宅で洗濯する際の注意点、コインランドリーやクリーニングと比べた場合の料金・メリットをご紹介します。
【この記事で分かること】
- 羽毛布団を自宅で洗うときは洗濯表示をチェックし、洗濯機あるいは手洗い可能かどうかを確認する
- 洗濯機のタイプごとに洗濯用ネットの使用や布団の畳み方が異なる
- 羽毛布団を干すときは偏りや生乾きに注意が必要
目次
羽毛布団を洗濯する前に知るべきこと: 洗濯表示と洗濯機の容量を確認
羽毛布団を自宅で洗濯する際は、事前に洗濯表示と洗濯機の容量を確認しましょう。
まずは、洗濯表示に洗濯桶のマークがあるかどうかを確認します。なお、洗濯桶の中に記載されている数字は液温の上限を意味しています。例えば60なら、液温60度を限度にして洗濯機で洗濯できるという意味です。
また、洗濯桶の下に一本または二本の線が入っている場合は、通常よりも弱い力での洗濯が必要です。本数が多いほど、より弱い力で洗濯しなければなりません。一方、洗濯桶と手が描かれているマークは、家庭で手洗いできることを意味しています。この場合、洗濯機の使用は不可であるため注意が必要です。
そして洗濯桶の上に×マークが付いている場合は、そもそも家庭で洗うことができません。クリーニング業者に依頼し、専用の洗濯機でお手入れしてもらいましょう。
洗濯機の容量の確認方法
洗濯機での洗濯が可能でも、布団のサイズに適した容量の洗濯機がなければ、家庭では羽毛布団を洗えません。洗濯機の容量は洗濯機本体や取扱説明書に記載されています。一般的な目安として、シングルサイズの掛け布団なら約5~6kg以上、セミダブルなら約7kg以上の容量があれば洗濯可能とされています。
ただし、羽毛布団は軽さの割にかさばるため「洗濯機の容量以下の重さだから大丈夫」とは言い切れません。実際に布団を洗濯機に入れて、満杯になる場合は要注意です。洗濯槽に対して大き過ぎる布団を無理に詰め込んで洗濯すると、中綿が偏ったり布団の繊維が傷んだりする原因になります。
また、洗濯機そのものにも負担がかかり、最悪の場合、故障してしまう恐れがあるため、容量の約7~8割に収まるかどうかが、洗濯の可否を決める目安になるでしょう。
なお、洗濯機のメーカーによっては、洗濯できる布団のサイズや重量が細かく指定されている場合があります。上記はあくまで目安として参考にし、実際に布団を洗濯する際は取扱説明書で布団の洗濯に関する注意事項に目を通しておきましょう。
失敗しない!洗濯機・手洗い別の羽毛布団の正しい洗い方と手順

自宅で羽毛布団を洗濯する場合の手順は、洗濯機と手洗いで異なります。自宅にある羽毛布団に適した洗い方をチェックしましょう。
洗濯する際は、あらかじめ以下の道具を準備しておきます。
- おしゃれ着用洗剤
- 大型の洗濯ネット(洗濯機の場合)
羽毛布団の洗濯には、中性のおしゃれ着用洗剤を使用します。一般的な弱アルカリ性の洗剤を使用すると、羽毛の撥水性に関わる油分まで除去してしまい、羽毛布団にダメージを与える原因になります。特に油分が失われると湿気を含みやすくなり、羽毛布団ならではのふんわりとしたボリュームが損なわれる可能性があるため、普通の洗剤は使わないようにしましょう。
また、羽毛布団はそのまま洗濯機に入れるのではなく、あらかじめ大型の洗濯ネットに収納して洗うのが基本です。ネットを使わずに洗うと生地同士の摩擦が起こって繊維を傷めたり、型崩れを起こしたりするリスクが高くなります。一度偏った羽毛布団を元に戻すのは難しいため、布団専用の大型ネットを使用するのが失敗しないコツです。
なお、布団専用ネットと一言にいっても製品によってサイズが異なります。小さ過ぎると布団が入りませんし、大き過ぎると余計な空白が生まれて摩擦が生じやすくなるため、羽毛布団のサイズに合わせて適切な大きさのものを選びましょう。
洗濯機の場合
家庭用洗濯機で羽毛布団を洗うときの手順は以下の通りです。
- 下準備をする
- 布団を折り畳んで洗濯用ネットに入れる
- 適切なコースを選んで洗濯する
- 脱水し、布団を干す
以下ではそれぞれの工程について詳しく解説します。
1.下準備をする
洗濯機に入れる前に、汚れを落としやすくするための下準備を行います。
まず、羽毛布団の表面を軽く叩いたり、払ったりしてホコリやゴミをざっと落としておきましょう。目に見える汚れをあらかじめ取り除いておけば、仕上がりがよりキレイになります。
払っただけでは落ちない目立つ汚れがある場合は、おしゃれ着用洗剤を薄めたものをスポンジや綿棒に含ませ、汚れた部分を軽く叩くと、汚れを浮かせやすくなります。
2.布団を折り畳んで洗濯用ネットに入れる
羽毛布団を折り畳んで洗濯用ネットに入れます。
折り方は使用する洗濯機のタイプによって異なり、縦型洗濯機の場合は縦半分に折り、両側からさらに折った後、端からくるくると巻いて筒状にします。その後、折り目を上にして洗濯ネットに入れましょう。
ドラム式の場合は羽毛布団を三つ折りにしてから、蛇腹折りにして洗濯ネットに入れましょう。洗濯機に入れるときは両端が洗濯槽の奥側を向くように調整します。羽毛布団は空気を含みやすいため、折り畳むときは空気を抜きながら巻くのがコツです。
なお、ドラム式の場合、機種によっては洗濯ネットの使用を控えるようにと注意書きされているものもあります。取扱説明書を読み、洗濯ネットを使用しても良いかどうかを確認しておきましょう。
3.適切なコースを選んで洗濯する
布団を洗濯機にセットしたら、「大物洗いコース」や「毛布コース」など、布団洗いに適したコースを選んで洗濯します。コースの名前はメーカーや機種によって異なるため、あらかじめ取扱説明書で適したコース名(「おしゃれ着コース」「毛布コース」「手洗いコース」など)をチェックしておきましょう。
その後、洗濯機の洗剤投入口に適量のおしゃれ着用洗剤を投入して、スイッチを入れます。ただし、縦型洗濯機を利用する場合のみ、注水後に一度洗濯機をストップさせ、ふたを開けて羽毛布団を約5~6回ほど押し込んで布団に水を吸わせます。ドラム式の場合はスイッチを入れた後はそのまま洗濯しましょう。
4.脱水し、布団を干す
脱水が完了したら、すぐに布団を洗濯機から取り出して干します。洗濯完了から時間が経過するとしわができやすくなったり、生乾きのニオイが付いたりする原因になるため、注意が必要です。
羽毛布団の正しい干し方について、詳しくは後述します。
手洗いの場合
羽毛布団を手洗いする場合の手順は以下の通りです。
- 浴槽に水を張り、おしゃれ着用洗剤を適量溶かす
- 羽毛布団を折り畳み、浴槽に沈めて手で押し洗いする
- 何度か水を入れ替えながらすすぎ洗いする
- 脱水し、布団を干す
以下ではそれぞれの工程について詳しく解説します。
1.浴槽に水を張り、おしゃれ着用洗剤を適量溶かす
浴槽に布団がしっかり漬かるくらいの水を張り、適量のおしゃれ着用洗剤を入れて溶かします。洗剤量は製品の記載の表示に従い、キャップに約1杯くらいが目安です。洗剤を入れたら水をかき混ぜてしっかり溶かしておきましょう。
2.羽毛布団を折り畳み、浴槽に沈めて手で押し洗いする
布団を折り畳んで浴槽に沈め、手で押し洗いします。強い力を入れると羽毛が偏る原因になるため、なるべく優しく洗うことが大切です。
なお、足で押し洗いすることもできますが、手洗いよりも体重がかかりやすいため、力を入れ過ぎないように注意しましょう。
3.何度か水を入れ替えながらすすぎ洗いする
浴槽の栓を抜いて汚れた水を流したら、再度栓をしてキレイな水を張り、同じ要領で押し洗いしてすすぎます。泡が出なくなるまで、何度か水を入れ替えながらすすぎ洗いしましょう。
4.脱水し、布団を干す
すすぎ終えたら、羽毛布団を浴槽の縁に掛けるなどして、自重で水気を切ります。ある程度脱水できたら、布団を物干し場に移動させます。
羽毛布団をふっくらさせる干し方:ボリュームを保つ3つのコツ

羽毛布団をふっくらと仕上げるには、洗濯後の干し方にも注意しましょう。
ここでは、羽毛布団の干し方のコツを3つのポイントに分けて説明します。
羽毛布団はM字干しにする
羽毛布団は二本の物干し竿をわたすように掛け(M字干し)、風通しの良いところで陰干しするのが一般的です。適切な干し方は洗濯表示に記載されているため、事前に確認しておきましょう。
また、布団は物干し竿に掛けた後、全体の形を整えることが大切です。脱水直後は羽毛が偏っている場合があるため、全体に均等に行きわたるように調節しましょう。
定期的に表裏を返す
布団は片面だけ風に当てていると乾きムラが出る可能性があるため、定期的に表裏をひっくり返します。きちんと乾燥させないと布団に湿気が残り、カビが発生する原因となることもあるため、取り込むときはしっかり乾いているかどうかをよく確認しましょう。
なお、ひっくり返すときはその都度布団を軽く叩き、羽毛をほぐすのがポイントです。羽毛同士が絡まってダマになると、ボリュームが落ちたり通気性が悪くなったりする可能性があるため、ひっくり返すたびにほぐしましょう。
もし取り込む時点で完全に乾かなかった場合は、椅子などを並べて室内干しするか、布団乾燥機を使うのがおすすめです。
外干しする際は早めに取り込む
羽毛布団を外干しする際は日中のみにとどめ、夕方前には取り込みましょう。
気温が下がってくると湿度が高くなり、布団が湿気を吸い込んでかえって乾きにくくなります。また、天気が悪い日は気温も下がりやすいため、羽毛布団を洗うときは事前に天気予報をチェックし、晴れる日に合わせて洗濯するのがおすすめです。
失敗を防ぐ!羽毛布団を洗濯する際の注意点
羽毛布団を洗濯するときは以下の点に注意しましょう。
柔軟剤は使わない
柔軟剤は洗濯物をふんわり仕上げるのに役立つアイテムですが、羽毛布団のときは使用しない方が無難です。柔軟剤を使うと羽毛の表面がコーティングされ、撥水力が低下するリスクがあるためです。
撥水力が落ちると湿気を吸い込んで布団が潰れる可能性があるため、柔軟剤は使わないようにしましょう。
洗濯のし過ぎに注意
羽毛布団を頻繁に洗濯し過ぎると、生地や羽毛が傷んで劣化が早まる恐れがあります。家庭で洗濯する場合は約1~3年に1回の頻度にとどめた方が良いでしょう。
なお、汚れが気になる場合は羽毛布団のカバーを掛け、カバーのみを小まめに洗濯するのがおすすめです。また、洗濯せず羽毛布団を定期的に外干ししたり、布団乾燥機を使ったりすると雑菌やカビ、ダニなどの繁殖を予防できます。
布団を干すときは、羽毛の偏りをなくすために布団たたきや竹ぼうきなどで全体を軽く叩き、羽毛を均一に広げましょう。この際、力加減は軽く叩くくらいが適切です。あまり力を入れ過ぎると、かえって生地や羽毛が傷んでしまう原因になるため、注意しましょう。
効率よくホコリやゴミを取り除きたい場合は、布団たたきを行う前に、専用のクリーナーをかけるのがおすすめです。
乾燥機の使用に注意
製品にもよりますが「羽毛布団は乾燥機を使用してはいけない」とされているケースがほとんどです。長時間にわたって高温の熱を当て続けると、生地や羽毛が傷んで寿命を縮める原因となります。
タンブル乾燥ができるかどうかは洗濯表示に記載されているため、乾燥機を使いたい場合はまずタグを確認しましょう。正方形の真ん中に円が描かれているものはタンブル乾燥可、マークの上に×が記されている場合はタンブル乾燥NGです。
なお、円の中に黒点がいくつあるかによって排気温度の上限に差があります。黒点が2つの場合は排気温度80度まで、1つの場合は排気温度60度までが上限となっているため、それ以上の熱を加えないよう注意しましょう。
また、タンブル乾燥可の羽毛布団であっても、乾燥機を長時間使用するのは控えた方が無難です。
自宅・コインランドリー・クリーニングの料金とメリットを比較
羽毛布団は自宅で洗濯する方法の他に、コインランドリーやクリーニングを利用するという選択肢もあります。それぞれコストやメリットに違いがあるため、羽毛布団のお手入れで何を重視するかを基準にして、適切な方法を選びましょう。
以下では、お手入れ方法別に料金の相場とメリットを一覧にまとめました。
| 方法 | 料金相場 | メリット |
|---|---|---|
| 自宅で洗濯 | ほぼ無料 |
|
| コインランドリー |
約 500~1,000 円 (乾燥機を使う場合は + 約 600~1,000 円) |
|
| クリーニング | 約 3,000~6,000 円 |
|
コストを重視するのなら、自宅で洗濯するとリーズナブルです。コストは洗剤代や水道代、電気代のみで、おしゃれ着用洗剤が手元にあれば、新たな出費を出さずにお手入れすることができます。また、いちいち布団を外に持ち出さずに済むのも自宅洗いの利点でしょう。
ただし、大型の布団を洗濯するのは手間と時間がかかります。特に手洗いしかできない場合は、1枚洗うだけでも手間がかかるため、多忙な方はお手入れするのが難しいかもしれません。
コインランドリーは、布団のサイズと家庭用洗濯機の容量が合わなかった場合に適した方法です。自宅での洗濯に比べるとコストはかかりますが、大型の洗濯機を使えば薄手の羽毛布団を2枚一度に洗える可能性もあります。
しかし、自宅での洗濯に比べるとコインランドリーまで布団を運ばなければならない点や、そもそも家庭で洗濯できないものは、コインランドリーも使えません。
クリーニングは家庭で洗濯できないものでもメンテナンスできるところが大きなメリットです。家庭では難しい専門的な技術や機器を使ってお手入れするため、自宅では落とし切れない汚れやニオイを解消できる他、よりふんわりとした仕上がりを期待できます。コストはかかるものの、自宅で羽毛布団を洗濯するのに不安があるときは、クリーニングを利用すると良いでしょう。
【まとめ】羽毛布団は自宅でも洗濯できる! ただし、洗い方や干し方には要注意
洗濯表示に洗濯機可あるいは手洗い可のマークがあれば、羽毛布団を自宅で洗濯することが可能です。洗濯機と手洗いでは洗い方の手順に違いがあるため、洗濯表示を確認した上で、それぞれに適した洗い方を遵守しましょう。
洗濯した後は偏りや生乾きに注意しながら、物干し竿にM字型に干すのがポイントです。定期的に表裏を返し、生乾きが気にならないよう気を付けましょう。
なお、羽毛布団はコインランドリーやクリーニングでお手入れすることも可能です。自宅よりコストはかかりますが、コインランドリーは家庭用洗濯機の容量が足りない場合に便利ですし、クリーニングは自宅でお手入れできない羽毛布団を高品質で仕上げてくれるところが特徴です。
羽毛布団のメンテナンスに求めるものには個人差があるため、お持ちの羽毛布団の洗濯表示をチェックした上で、ご自分のニーズに合った方法を選びましょう。

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
東京ガスのハウスクリーニングでは、ご家庭のお掃除を自分でしてみたい!そんな方のために、プロのノウハウを踏まえたご家庭でできるお掃除方法を発信していきます。
お掃除カテゴリ別記事一覧
お洗濯カテゴリ別記事一覧
関連記事
さらに見る
よく読まれている記事
2026年1月24日〜2月22日集計
さらに見る


