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エアコン電気代を賢く抑える方法を紹介
エアコン
公開日
2023.10.12
更新日
2024.06.13
エアコンの電気代を節約するには、エアコンの冷房・暖房の仕組みや、電気代の計算方法を知ることが大切です。例えば、エアコンの自動運転モードを使ったり、風向きや風量を調整したりすることで、電気代を賢く抑えられます。本記事では、電気代が気になる人が知っておきたいエアコンの仕組みや、エアコンの電気代の目安、電気代を節約する8つのコツをご紹介します。
目次
エアコンの仕組み
そもそも、エアコンはどうやって部屋を温めたり、冷やしたりしているのでしょうか。電気代を節約するには、まずエアコンの仕組みを知ることが大切です。エアコンの冷房や暖房の仕組みを簡単に解説します。
冷房の仕組み
エアコンは、室内機(本体)と室外機で中と外の熱を交換し、部屋の温度を調節する装置です。室内機と室外機はパイプでつながっており、冷媒と呼ばれる液体ガスをやりとりしています。冷房運転では、冷えた冷媒を室内機に送ることにより、部屋の温度を下げています。冷房の仕組みは以下のとおりです。
- 室内機の熱交換器で部屋の熱を集め、冷媒を温める
- 温まった冷媒を室外機に送り、圧縮機でさらに高温にする
- 室外機のファン(羽根)で、冷媒の熱を一気に放出する
- 冷えた冷媒を室外機の減圧機でさらに低温にする
- 低温になった冷媒を室内機に送り、吹き出し口から冷たい風を送る
暖房の仕組み
暖房運転の場合、冷房運転と逆のプロセスを繰り返します。冷房運転では、まず部屋の熱を室内機の熱交換器で集めますが、暖房運転は屋外の空気の熱を室外機の熱交換器で集めます。暖房の仕組みは以下のとおりです。
- 室外機の熱交換器で屋外の空気の熱を集め、冷媒を温める
- 温まった冷媒を室外機の減圧機でさらに高温にする
- 高温になった冷媒を室内機に送り、吹き出し口から温かい風を送る
- 冷めた冷媒を室外機に送り、減圧機でさらに低温にする
- 低温になった冷媒が、室外機の熱交換器で屋外の空気の熱を集める
エアコンの電気代は暖房・冷房・除湿で異なる
エアコンの電気代は、実は暖房・冷房・除湿(ドライ)の各モードで異なります。ここでは、それぞれのモードの電気代の違いを解説します。
冷房と暖房の比較
前述のとおり、エアコンは室内機と室外機を通じて、室内の熱と室外の熱をやりとりする装置です。エアコンの設定温度と室内の温度が同じになるまで、エアコンの運転は続きます。そのためエアコンの電気代は、設定温度(=室内の温度)と外気温(=室外の温度)の差が大きいほど高くなります。
冷房運転と暖房運転を比較すると、電気代が高くなりやすいのは暖房です。暖房が必要な冬場は、外気温と室温の差が大きいため、部屋を温めるのにより多くのエネルギーが必要です。例えば外気温が4度で、暖房の設定温度を16度にする場合、12度の温度差がなくなるまでエアコンの運転をつづける必要があります。
一方冷房が必要な夏場の場合、外気温と室温の差はそれほど大きくありません。例えば、外気温が34度で、冷房の設定温度を28度にする場合、6度の温度差を埋めるだけで済みます。こうした理由から、冷房よりも暖房の方が電気代が高くなりやすいといわれています。
冷房と除湿の比較
冷房運転と除湿運転の場合は、除湿モードが弱冷房除湿と再熱除湿のどちらに該当するかによって電気代が大きく変わります。弱冷房除湿は、基本的な仕組みは冷房と同じです。室内の空気を冷やすことで結露を生じさせ、空気中の水分を減らして湿度を下げます。電気代の点では、冷房よりも弱冷房除湿の方が消費電力が少ない傾向にあります。
一方再熱除湿に該当する場合、電気代は冷房よりも高くなります。再熱除湿は温度はそのまま、湿度のみを下げる方法です。空気を冷やして湿度を下げた後(冷房)、再加熱して室温を元に戻すため(暖房)、冷房運転に加えて暖房運転の電気代もかかります。
電気代の順番でいうと、再熱除湿>暖房>冷房>弱冷房除湿です。
エアコン電気代の計算方法
エアコンの電気代は、電力会社ごとの基本料金、電気料金単価(円 / kWh)、消費電力量(kWh)の3つが分かれば、簡単な計算式で求められます。
- 電気代=基本料金(円)+消費電力量(kWh)×電気料金単価(円 / kWh)
消費電力量は、Wh(ワットアワー)で表される単位で、1時間に使用した電力の量のことです。消費電力量は以下の計算式で求められます。
- 消費電力量(kWh)=消費電力(W)÷1,000×使用時間(時間)
消費電力は、W(ワット)で表される単位で、エアコンの運転に必要な電力の量を表します。消費電力に1,000を掛けると、kW(キロワット)になります。例えば、消費電力が500Wのエアコンを2時間使用した場合、計算式は500(W)÷1,000×2(時間)となり、消費電力量は1kWhです。
電力会社は、消費電力量1kWh当たりの電気料金単価を定めています。全国家庭電気製品公正取引協議会によると、電気料金単価の目安は31円 / kWh(税込み)です。(※)つまり、消費電力量が10kWhの場合、10kWh×31円=310円の電気料金がかかります。これに電力会社ごとの基本料金を加えたものが、いわゆる電気代です。
※参考:全国家庭電気製品公正取引協議会.
「よくある質問 Q&A」, (参照2023-07-03).
使用しているエアコンの「消費電力」を調べて計算する
エアコンの電気代を計算するには、まず使用しているエアコンの消費電力を調べる必要があります。消費電力を調べるには、エアコンのカタログや取扱説明書、各メーカーのホームページの製品一覧表などを確認しましょう。エアコンの定格消費電力という表記があれば、その数字を使って消費電力量を計算し、電気代を求めることができます。
それでは、以下の例で1日当たりのエアコンの電気代を計算してみましょう。
消費電力:800W
電気料金単価:31円 / kWh(税込み)
使用時間:1日8時間
まず、消費電力量の計算式は以下のとおりです。
- 800W÷1,000×8時間=6.4kWh
次に、消費電力量を元にして1日当たりの電気代を計算します。
- 6.4kWh×31円=約198円
この計算例の場合、1日当たり約198円の電気代がかかっていることになります。
期間消費電力量から計算する
上記の方法で1日当たりの電気代を求めたら、1日当たりの電気代×365日×使用年数の計算式で、1年間の電気代も計算できます。1日当たりの電気代を求めるのが面倒な場合は、各メーカーが公開している期間消費電力量を使って計算することも可能です。
期間消費電力量とは、エアコンを1年間使用した場合の平均的な消費電力量のことです。メーカーのカタログなどで確認できるため、1年間の電気代を計算したい場合は調べましょう。期間消費電力量を使って電気代を調べる場合、計算式は以下のとおりです。
- 電気代=期間消費電力量(kWh)×電気料金単価(円 / kWh)×使用年数(年)
例えば、期間消費電力量が800kWhのエアコンを1年間使用した場合、電気代は800kWh×31円×1=24,800円となります。
1時間当たりのエアコン電気代
エアコンの1時間当たりの電気代は簡単に計算できます。
- 電気代=消費電力量(kWh)×電気料金単価(円 / kWh)
1時間当たりの消費電力は、エアコンの取扱説明書などで、すぐに調べることが可能です。ただし、取扱説明書には、kW(キロワット)ではなく、W(ワット)で表記されているため、WからkWに単位をそろえる必要があります。
- 1kW=1,000W
例えば、消費電力が400Wのエアコンは、kWに換算すると400÷1,000=0.4kWになります。
1カ月当たりのエアコン電気代
エアコンの1カ月当たりの電気代は、まず1日当たりの電気代を求めてから、1カ月当たりの使用日数を掛けることで計算できます。計算式は以下のとおりです。
- 電気代=消費電力量(kWh)×電気料金単価(円 / kWh)×1日当たりの使用時間×1カ月当たりの使用日数
例えば、以下の例で1カ月当たりの電気代を計算してみましょう。
消費電力:800W
電気料金単価:31円 / kWh(税込み)
使用時間:1日8時間
使用日数:毎月20日
この例の場合、消費電力量は800W÷1,000=0.8kWhです。上記の計算式に当てはめると、以下のとおりになります。
- 0.8kWh×31円×8時間×20日=3,968円
つまり、1カ月当たりのエアコン代は3,968円になるということが分かります。
エアコンの平均電気代
1年当たりのエアコンの電気代は、平均してどのくらいでしょうか。総務省が毎年行っている家計調査では、1世帯当たり1カ月間の電気代が公表されています。2021年の統計では、1カ月当たりの電気代の平均は8,606円です。(※1)
この電気代と、エアコンが家庭の電力消費に占める割合の2点を比べれば、エアコンの電気代の平均が分かります。環境省の調べによると、エアコンの電気代が占める割合は約14.7%です。(※2)つまり2021年の時点では、1カ月当たりのエアコン代の平均は、8,606円×14.7%=約1,265円ということになります。
なお1年当たりの平均は、1,265円×12=約15,180円、1日当たりに換算すると、約15,180円÷365日=約42円です。
※1参考:総務省.「家計調査 家計収支編(総世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯・無職世帯)」,(参照2023-07-19).
※2参考:環境省.
「令和3年度家庭部門のCO2排出実態統計調査事業委託業務(令和2年度調査分の集計等)報告書(別冊)」P51. 令和3年度, (参照2023-07-03).
単身世帯の年間平均電気代
同様に、単身世帯のエアコン代の年間平均を計算してみましょう。総務省の家計調査によると、2021年の単身世帯の電気代の平均は、毎月5,482円です。(※)
先ほどと同じく1カ月当たりの電気代の約14.7%がエアコン代だとすると、2021年時点での毎月のエアコン代は以下のとおりです。
- 5,482円×14.7%=約806円
したがって、1年当たりのエアコン代は、806円×12=約9,672円となります。また、1日ごとのエアコン代の平均は、約9,672円÷365日=約26円です。
※参考:総務省.
「家計調査 家計収支編(単身世帯・勤労者世帯・勤労者世帯以外の世帯・無職世帯)」, (参照2023-07-19).
2人以上の年間平均電気代
次に、2人以上の世帯の統計を見てみましょう。総務省の家計調査によると、2021年度の2人以上の世帯の電気代は、毎月10,317円です。(※)
先ほどと同様に、毎月の電気代の約14.7%をエアコン代として、2021年時点での毎月の平均額を計算します。
- 10,317円×14.7%=約1,517円
1年当たりのエアコン代は、1,517円×12=約18,204円です。1日当たりに換算すると、毎日のエアコン代の目安は、18,204円÷365日=約50円となります。単身世帯と比べると金額自体は上がるなるものの、一人当たりで考えると少しだけ割安になる計算です。
※参考:総務省.
「家計調査 家計収支編(二人以上の世帯・勤労者世帯・無職世帯)」, (参照2023-07-19).
エアコンの適切な温度設定とは?
エアコンの電気代を節約するには、適切な温度設定が必要です。暖房・冷房それぞれの温度設定の目安を紹介します。
暖房の場合
エアコンは設定温度を自由に変更できます。暖房の場合は、設定温度を低くすると外気温との差が小さくなり、消費電力量が減少します。しかし設定温度が低すぎると部屋が寒くなり、快適性が損なわれるため、バランスの良い温度設定が大切です。
環境省は、冬場の室温の目安を20度としています。室温が20度になるように暖房の設定温度を変えれば、省エネと快適性を両立することが可能です。また、暖房の設定温度を1度下げれば、約10%の消費電力量を削減できます。(※)
さらに、厚手のカーテンの利用や着るものの工夫で暖房設定温度を22℃から20℃に2℃下げた場合(使用時間は9時間/日)、約27%の省エネが可能です。(※)
ただし設定温度が快適かどうかは、エアコンの性能、建物の断熱性能、利用者の健康状態などによって変わります。肌寒さが感じられる場合は、無理をせず暖房の設定温度を調節してください。
※参考:環境省.
「家庭のエネルギー事情を知る」, (参照2023-07-03).
※参考:ウルトラ省エネブック.
「⑥カーテンや服を工夫して暖房の設定を下げよう」, (参照2023-07-20).
冷房の場合
一方、夏場の最適な室温は28度とされています。そのため、室温が28度になるように設定温度を変えることで、快適性を損なわず、エアコンの電気代を抑えられます。また、冷房の設定温度を1度上げれば、約13%の消費電力量を削減することが可能です。(※)
扇風機の併用はもちろん、うちわや氷なども活用して、冷房時の室温を26℃から28℃にした場合(使用時間は9時間/日)、1日30円以上おトクです。(※)
ただし、28度という数字は、あくまでも室温の目安に過ぎません。エアコンの設定温度を28度にしても、室温が28度まで下がらないこともあります。後の項目で説明するとおり、扇風機やサーキュレーターを活用したり、断熱シートで外気を遮断したりすることで、エアコンの運転効率を高められます。
※参考:環境省.
「家庭のエネルギー事情を知る」, (参照2023-07-03).
※参考:ウルトラ省エネブック.
「①冷房設定温度を少し上げ、うちわや氷で夏を涼しく」, (参照2023-07-20).
エアコン電気代を賢く抑える方法
エアコンの電気代を節約する方法は8つあります。
- 温度設定に気を付ける
- 1時間程度の外出ならつけたままにする
- 自動運転モードを活用する
- 扇風機やサーキュレーターを活用する
- フィルターや室外機を定期的に掃除する
- 断熱シートで外気を遮断する
- 部屋の間取りや広さに合ったエアコンを選択する
- 省エネ性が高いエアコンを選択する
- 暖房は早めにスイッチを切る
エアコンの仕組みに沿って、正しい使い方をするだけでなく、フィルターや室外機をこまめに掃除することも大切です。また、省エネ性能が高い製品を選ぶなど、エアコンの機能にもこだわりましょう。
温度設定に気を付ける
前述のとおり、快適性を損なわない程度に設定温度を緩和することで、エアコンの電気代を抑えられます。経済産業省資源エネルギー庁の試算によると、たった1度の温度調整でも、以下のケースのような省エネが可能です。 (※)
温度設定省エネ効果
外気温度31度のとき、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27度から1度上げた場合
(使用時間:9時間 / 日)年間約940円の節約外気温度6度のとき、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21度から20度にした場合
(使用時間:9時間 / 日)年間約1,650円の節約
設定温度の目安が分からない場合は、とりあえず冬場は20度、夏場は28度に設定し、快適さに合わせて微調整してください。
※参考:経済産業省資源エネルギー庁. 「無理のない省エネ節約」.
「無理のない省エネ節約」 , (参照2023-07-03).
1時間程度の外出ならつけたままにする
短時間であっても、エアコンを消してから外出する習慣の人が多いかもしれません。実は、1時間ほどの外出であれば、エアコンを消すよりもつけたままの方が消費電力量が少ないことが分かっています。一般的にエアコンの電源を入れた直後は、消費電力が多いといわれています。そのため数分や数十分程度の外出の場合、エアコンをつけっ放しにしておいても良いでしょう。
自動運転モードを活用する
エアコンにはさまざまな省エネ機能が搭載されています。その一つが、自動運転モードと呼ばれる機能です。自動運転モードはエアコンの運転の強弱を自動で調整する機能で、設定温度に近づくまでは強運転、設定温度に近づいたら弱運転に切り替えて室温を保ちます。無駄を少なくエアコンを稼働させられるため、消費電力量を減らすことが可能です。
扇風機やサーキュレーターを活用する
室内の空気の流れが悪いと、エアコンをつけても温風や冷風が行き渡らず、うまく温度調節できません。空気には、温かい空気ほど上昇し、冷たい空気ほど下降するという性質があります。例えば暖房をつけても、空気の流れがないと部屋の上の方だけが温まり、体感温度は肌寒いというケースがあります。
そこでおすすめなのが、扇風機やサーキュレーターを活用し、部屋の空気を循環させる方法です。温風や冷風がしっかりと混ざり合うため、エアコンの空調効率を高め、電気代を削減できます。
フィルターや室外機を定期的に掃除する
エアコンの電気代を抑えるには、日頃のエアコンクリーニングが大切です。特にフィルターや室外機のメンテナンスを行っていないと、エアコンの効きが悪くなり、消費電力量が増えてしまいます。フィルターや室外機は、個人でメンテナンスすることも可能です。フィルターの表面、室外機のファンに付着したホコリ・汚れを落とすだけでも、エアコンの空調効率は大きく変わります。フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2KW)とフィルターを掃除したエアコンを比較した場合、年間で1,233円の電気代の削減に繋がるというデータもあります。
※参考:ウルトラ省エネブック.
「③目詰まりしたフィルターは涼しさもコスパもダウン!」(参照2023-07-20)
断熱シートで外気を遮断する
エアコンの空調効率を高めるなら、断熱シートも活用してみましょう。断熱シートとは、窓などに貼って熱が外に逃げないようにするシートのことです。窓に使われるガラスやサッシに使われるアルミは断熱性能が低く、部屋を温めても熱が室外に逃げてしまいます。特に冬場は断熱シートの活用によって、外気を遮断し、暖房効率を高めることが可能です。
部屋の間取りや広さに合ったエアコンを選択する
電気代を節約するならエアコン選びも大切です。ポイントとなるのが、部屋の間取りや広さに合ったエアコンを選ぶことです。エアコンのカタログや取扱説明書には、適用畳数と呼ばれる項目が書かれています。適用畳数とは、エアコンの空調性能に適した間取り、広さのこと。エアコンを選ぶときは適用畳数を確認し、部屋の間取りや広さに合っているかチェックしましょう。
省エネ性が高いエアコンを選択する
最新のエアコンにはさまざまな省エネ機能が搭載されています。省エネ効果が高いエアコンを選べば、消費電力量を削減し、電気代を節約することが可能です。例えば以下のような省エネ機能が挙げられます。
- センサーを用いて、エアコンの風量や設定温度を自動で調節する機能
- 必要なエリアのみ冷風・温風を当て、消費電力量を抑える機能
- フィルターを自動で掃除し、空調効率の低下を防ぐ機能
各メーカーのカタログやホームページを確認し、省エネ性能が高いエアコンを探しましょう。
暖房は早めにスイッチを切る
暖房機器は、スイッチを切った後も、暖かさが残ります。早めにスイッチを切って余熱も有効利用しましょう。寝る前やお出かけ前は早めにスイッチをオフ。
冷房・暖房は必要な時だけ使用する
夏でも夜は日中より気温が下がります。夜間の冷房は必要なときだけつけるようにすると省エネです。ただし、熱中症には注意しましょう。
エアコンの運転時間を17時間/日から9時間/日に短くした場合、年間の省エネ効果は3,675円です。(※)
また冬は、冬場でも日中は家の中に日が入るので、暖房をつけなくてもある程度は暖まります。
エアコンの運転時間を16時間/日から9時間/日に短くした場合、年間の省エネ効果は4,911円です。(※)
※参考:ウルトラ省エネブック.
「②涼しい夜は冷房を切って冷やしすぎにご注意を」, (参照2023-07-20).
「⑤日ざしが入る時間は暖房もうまくオフにして」(参照2023-07-20).
エアコンの仕組みを知り、電気代を賢く抑えよう
エアコンには暖房・冷房・除湿など、さまざまな運転モードがありますが、実はそれぞれ電気代が異なります。暖房や冷房を使用する場合は、適切な温度設定を守れば、電気代を抑えることが可能です。また扇風機やサーキュレーターで風通しを良くしたり、断熱シートで外気を遮断したりして、エアコンの運転効率を高める工夫をしましょう。
エアコンの電気代は、フィルターが汚れていると高くなります。東京ガスなら、お掃除機能付きのエアコンや、天井埋め込みタイプのエアコンもキレイに掃除できます。電気代が気になるときは、東京ガスにエアコンクリーニングをご依頼ください。
東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
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