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簡単だから続けられる!効率的なシンク掃除の方法とは

公開日

2021.04.05

更新日

2024.08.13

シンクを掃除する人

キッチンは、日々の生活のなかで調理を行う重要な場所です。
シンクはキッチンのなかでも、水や生ものを扱う部分であるため、常に清潔な状態を維持しておきたいところでしょう。
シンクの掃除となると大がかりになりそうなイメージがありますが、効率的にお掃除できる方法があります。
本記事では、日々のなかでこまめに実践していただきたい効率的で簡単なシンク掃除の方法について解説します。

シンクの掃除に必要な4つのアイテム

シンクでは主に水を扱います。
そのため、お風呂と同様に水アカが溜まりやすいです。

また、食材や食べ終わったあとの食器などを洗うため、雑菌が繁殖してしまった生ゴミや油汚れなども見られます。
これら汚れの性質を踏まえたうえで、効率的にシンク掃除を進められるものを用意する必要があります。

シンク掃除では、以下4つを用意します。

  • スポンジ
  • ゴム手袋
  • 台所用洗剤

普段からこまめにシンク掃除ができるのであれば、これら4つで簡単に行えます。
一方で、なかなかシンク掃除をする時間が作れず、汚れが頑固になってしまったのなら、上記の道具に合わせて以下8つのものを用意します。

  • 空のスプレー容器
  • キッチンペーパー
  • メラミンスポンジ
  • ラップ
  • 塩素系漂白剤
  • クリームクレンザー
  • クエン酸
  • 重曹

キッチンは食材を扱う場所なので、食用の重曹を用意しましょう。

シンクが汚れる4つの原因

シンクに溜まる主な4つの汚れとそれぞれの原因について解説します。
キッチンで気になっている汚れの原因を確認していきましょう。

1.水アカ

シンクでは水を主に使用します。
水道水には、ケイ酸やミネラル、カルシウムといった成分が含まれています。

これら成分がほかの汚れと結びつくことで白っぽい水アカに変化し、付着しているのです。
水アカには、白っぽいもののほかに、黄ばんでいたり黒ずみになっていたりするケースもあります。

2.油汚れ

シンクなどに付着した油は、すぐであれば水だけでも流せる状態です。
ですが、流さずに長時間放置してしまうと熱や光の影響によって酸化していき、樹脂のような状態に変化します。

ここまでになると、水はおろか一般的に使用されている洗剤などでもなかなか落とせない頑固な油汚れになってしまいます。

3.ヌメリ

シンクでは水のほかに食材も扱います。
食器や調理器具を洗う際に、流した食べカスなどが付着していると、やがて雑菌が繁殖しカビが発生してしまいます。

これがヌメリの原因です。

4.サビ

シンクは金属製であるため、腐食性ガスや湿気などによってサビが発生することがあります。
表面をメッキで塗装している水栓金具や給水管などにも、サビが発生するケースがあるため気をつけなければなりません。

また、1度発生したサビは簡単には落とせません。

汚れごとのお掃除方法

汚れごとの効果的なシンク掃除

軽い汚れであれば、スポンジまたは布と台所用洗剤だけで十分キレイに掃除できます。
汚れが手に付着するのが嫌な方は、ゴム手袋を着用するとよいでしょう。

スポンジを水で湿らせて台所用洗剤をつけ、ステンレスの目に合わせて洗っていきます。

シンクで見られる水アカや油汚れ、ヌメリ、サビといった4つの頑固な汚れは、それぞれ異なる性質を持っています。
それぞれの汚れに合わせて適切な掃除方法を把握しておきましょう。

1.水アカ

水アカはアルカリ性の性質を持っています。
そのため、酸性と合わせることで分解し、スムーズに効率よく水アカを取り除けます。

ここで活用するのが、クエン酸です。
粉末状のクエン酸を使用する際は、水100mlに対してクエン酸小さじ1/2の割合で混ぜ合わせてクエン酸水を作成します。
汚れの濃さに応じて、クエン酸の分量を増やすのもよいでしょう。

なお、レモン汁などの場合は、そのままの状態で構いません。
水アカの部分にキッチンペーパーを被せ、上からクエン酸水を吹きかけます。

30分程度放置したらキッチンペーパーを剥がし、スポンジなどでこすり落としていきます。
頑固な場合は30分ではなく、1時間程度放置してもよいでしょう。

水アカを落としたあとは、クエン酸が残ったままにならないように水で洗い流します。
残った水をあらためてキレイなキッチンペーパーで拭き取れば完了です。

クエン酸水でも落とせない水アカに関しては、塩素系漂白剤を使用しましょう。
なかにはそれでも落とせない頑固な水アカ汚れがあるかもしれません。

そのような場合には、クリームクレンザーの出番です。
スポンジにクリームクレンザーを適量とって水アカのある部分をこすっていきます。
スポンジでこすり続けているとクレンザーを吸い取ってしまうため、丸めたラップに切り替えるとより効率よく掃除できます。

2.油汚れ

油汚れは、メラミンスポンジを使用して落としていきます。
水で湿らしたメラミンスポンジでこすり落としましょう。

頑固な油汚れがある場合は、重曹の出番です。
油汚れは酸性の性質を持っており、アルカリ性の性質を持つ重曹を使用することでスムーズに分解してくれます。

今回は、重曹と水の割合を2:1で混ぜ合わせた緩いペースト状となった重曹ペースを作成します。
重曹ペーストを油汚れに塗ります。

そのあと、スポンジでシンクがキズつかないように優しくこすります。
あとは水を流すだけで油汚れはキレイに落ちていきます。

3.ヌメリ

ヌメリの原因はカビであるため、触れてしまわないようにゴム手袋を着用して作業を行いましょう。

ヌメリのある部分に塩素系漂白剤やクリームクレンザーを吹きかけ、5〜10分程度放置します。
そのあと、水で流せばヌメリはすっきりなくなります。

4.サビ

サビの掃除にも、重曹は活躍してくれます。
あらかじめ、サビのある部分や周辺を掃除して、汚れを落としておきます。

サビのある部分に、粉末状の重曹を直接かけてメラミンスポンジでサビの部分をこすります。

あとは、水で流してから乾拭きすることでサビが落ち、もらいサビの防止も可能です。

シンクを掃除する際の注意点

頑固な汚れがあると、たわしやブラシなどを使用して強くこすりつけたくなるかもしれません。
ですが、こういったものでシンクを強くこすりつけてしまうと細かなキズができてしまい、サビや汚れの原因となってしまいます。

スポンジや布でこする際も同様です。
やわらかい面を使用し、できるだけ優しくこすりつけるようにしましょう。

また、最後に汚れを水で流したあとは、必ず乾いた布やキッチンペーパーで水を拭き取りましょう。
水分や洗浄成分が残っていると、再び汚れる原因となってしまいます。

シンクをなかなか掃除できない場合はプロにお任せしよう

シンクをキレイな状態で保ち続けるには、日頃からこまめに掃除することが重要です。
しかし、シンクをキレイに掃除したいと考えてはいるけれど、仕事や育児などなかなか時間を割けない方も多いかもしれません。

そんなときはお掃除のプロにお任せしましょう。
今まで手をつけられなかった細かな部分まで、あっという間にシンクがスッキリきれいになります。

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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

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