検索
メニュー

換気扇(レンジフード)のニオイの原因とは?対処法や便利アイテムなどをご紹介

公開日

2021.04.13

更新日

2023.09.22

キッチンのニオイを気にする人

換気扇(レンジフード)からニオイがしてきて困っている場合は、ニオイの原因を突き止めて対処することが重要です。

本記事では、換気扇(レンジフード)のニオイの原因や対処法、掃除がラクになる便利アイテムを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

換気扇のニオイが気になる原因

換気扇のニオイが気になるときの原因を詳しく解説します。

換気扇(レンジフード)の油汚れ

換気扇に油汚れがこびりついていると、ニオイの原因になります。
換気扇に付着した油汚れは、料理の際に出るニオイも吸着し、時間が経過して蓄積されることによって油はどんどん酸化していきます。
フィルターが油汚れで詰まると、換気扇を回しても十分に換気できなくなります。
すると、部屋中に気化した油汚れが広がり、ニオイが充満するだけでなく、白い壁紙が黄ばんだり、テーブルやカーテンなど部屋中がベトベトして、油臭くなったりするのです。

油汚れにホコリが付着している

頻繁に使用する換気扇は、部屋の空気中に舞うホコリも一緒に吸い取るので、ギトギトの油汚れにペットの毛やハウスダストも吸着してしまいます。
換気扇(レンジフード)を定期的に掃除せずにいると、ベタベタとした汚れになり、落ちにくく、油汚れとホコリの入り混じった不快なニオイが発生してしまうのです。

タバコのヤニが付着している

家族のなかにタバコを吸う人がいる場合、換気扇の近くで喫煙する人もいるのではないでしょうか。
しかし、換気扇の近くでタバコを吸うとヤニが蓄積して、換気扇まわりにニオイが染みついてしまいます。
その結果、換気扇を回すたびにタバコのニオイが充満してしまうのです。
タバコのヤニは一度ついてしまうと取るのが大変なので、タバコを吸う場所を変えるなどの対策をすることが大切です。

換気扇のニオイの対処法

換気扇のニオイ対処方法

換気扇(レンジフード)の不快なニオイの対処法を紹介します。

換気扇を掃除する

換気扇に油汚れやホコリが蓄積することで、ニオイの原因になっていることがあります。
その場合は、換気扇を掃除することで改善できます。

掃除の手順

(1)電源プラグを抜く
掃除の際に換気扇の部品を外しているときなど、誤って換気扇のスイッチに触れてしまうことがあります。
掃除中に換気扇が回ってしまうと事故につながるので、必ず電源を切り、プラグも抜いてください。
できればブレーカーも落とすと安心です。
(2)キッチンの汚れ防止のために養生する
掃除をする前にキッチン周りの汚れを防止するために、養生します。
掃除中に換気扇から汚れが垂れてくることがあるので、ガスコンロに新聞紙、床にはビニールシートを敷きます。
壁が白くて汚れそうな場合は、養生テープを使って壁にも新聞紙を貼ります。
(3)フィルターを取り外す
ゴム手袋をして換気扇のフィルターを外します。
ネジで留まっている場合は、ドライバーでネジをゆるめて外してください。
(4)フィルターをつけおき洗いする
フィルターについた頑固な油汚れを落とすには、45~50度のお湯でつけおき洗いすると効果的です。
しっかり浸け置きをすることによって、汚れの上に泡がとどまり洗剤が浸透します。
浸透するほどしつこい汚れが分解されるので落としやすくなるのです。
シンクにタオルを敷いて2重にしたゴミ袋を広げてお湯を入れ、アルカリ性の油汚れ用洗剤を30回程度スプレーする、もしくは重曹を加えた重曹水をつくって、フィルターを浸します。
換気扇に付着する油汚れは酸性なので、逆の性質のアルカリ性洗剤を使って中和することで落ちやすくなります。
泡で出るタイプなど、よく泡立つ洗剤を使うとより効果的です。
液剤をよく泡立てたら、ゴミ袋の口を結んで30分程度浸け込みます。
(5)フィルターをスポンジでこすり洗う
フィルターを浸け込んで30分程度経過したら汚れを落とします。
固まっていた油汚れが、アルカリ洗剤で中和され浮き上がった状態になっているので、軽くスポンジでこするだけで汚れが落ちていきます。
フィルターの網などの細かい部分は歯ブラシを使うとキレイに落とせます。
汚れがキレイになったら水を切り、新聞紙の上で雑巾を使用して拭きます。

水回りのカビがニオイの原因になっていることも

換気扇自体の汚れではなく、キッチンの水回りのカビや排水口の汚れがニオイの原因となっている場合もあります。
水回りのカビをはじめ、手の届かない排水口の奥の汚れやヘドロはどうしても取りづらく、換気扇を動かすことでニオイを巻き上げて部屋に充満してしまうのです。
そのため、換気扇本体だけでなく水回りのカビや排水口を掃除することで、ニオイの原因を取り除けます。
排水口洗浄剤や重曹、クエン酸などを使って排水口の奥の奥まで掃除すると効果的です。
カビが生えている場合はキッチンの家具の裏側まで徹底的な確認をしましょう。
家具の裏は湿気が溜まりやすくカビが繁殖しやすい状態になっています。
冷蔵庫や食器棚など、水場に近い家具の裏にカビが生えていないかどうかチェックしてください。

換気扇のフィルターを交換する

換気扇のフィルターが汚れたままで使用し続けると、煙の吸い込みが悪くなると同時にニオイの原因になります。
そのため、フィルターは約3~4ヵ月で交換をするとキレイな状態を保てます。
また、換気扇を回している時間が長い場合や揚げ物することが多い場合は、1ヵ月程度で小まめに交換するとニオイの発生を防げます。

換気扇のニオイを防ぐための便利アイテム

日頃の換気扇の掃除の手間を軽減しつつ、ニオイの予防にもなる便利アイテムを紹介します。

換気扇用洗浄スプレー

換気扇に頑固にこびりついたギトギトの油汚れには、換気扇用洗浄スプレーを使うことで汚れが落ちるだけでなく、消臭の効果もあり便利です。
こすらず泡スプレーを吹きかけて拭きとるだけで、汚れが取れるものも販売されているので、こびりついた汚れをあまり触りたくない際も使いやすくておすすめです。

使い捨て換気扇フィルター

換気扇の吸気口に使い捨てのフィルターを取り付けると、掃除がとてもラクになるのでおすすめです。
油汚れやホコリはもちろん、花粉や黄砂もキャッチしてくれるので、空気清浄にもなります。
汚れが溜まってきたら取り換えて捨てるだけなので、掃除の頻度が少なくなります。
ただ、使い捨て換気扇フィルターを使うと吸気効率が落ちやすくなるので、こまめな交換を心がけましょう。
また、レンジフードのフィルターに調理中の火が燃え移り、引火する危険性もありますので、使用する場合は、ガラス繊維などで作られている不燃性のフィルターを使用するようにしましょう。

プロに清掃を依頼してニオイ知らずの換気扇(レンジフード)にしよう

換気扇(レンジフード)のニオイを取り除くためには、油汚れや付着したホコリを定期的に掃除する必要があります。
しかし、しばらく掃除しないうちにギトギトに汚れがこびりついてしまった場合は、掃除するのがなかなか難しい場合もあります。
そんなときには、プロへの依頼をおすすめします。

東京ガスの換気扇(レンジフード)クリーニングはこちら

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部

東京ガスのハウスクリーニングでは、ご家庭のお掃除を自分でしてみたい!そんな方のために、プロのノウハウを踏まえたご家庭でできるお掃除方法を発信していきます。

東京ガスのハウスクリーニングとは?

東京ガスのハウスクリーニングでは、専用の道具や洗剤を使い、プロの技術でおうちをまるごとクリーニング。忙しいあなたにかわって、普段手の届かないところまで徹底的にキレイにします。

すべての記事を見る