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放置すると大変!キッチンの油汚れの落とし方や便利グッズをご紹介
キッチン・レンジフード
公開日
2021.04.13
更新日
2024.10.11
キッチンにつく汚れの大半が、油汚れによるものです。
キッチンが油汚れでギトギトだと見た目が悪いですし、不衛生で健康面にも悪影響を与えてしまいます。
口に入れるものを扱う場所だからこそ、キッチンはキレイな状態をキープしておきたいものです。
本記事では、キッチンの油汚れを落とすための方法や掃除に使える便利グッズについてご紹介します。
目次
キッチンの汚れの原因は油だった
水アカや食べ物のカスなど、キッチンにはさまざまな汚れが付きますが、もっとも多いのが油による汚れです。
揚げ物や炒めものをするときは、油の使用が欠かせません。
調理に使った油は蒸発すると壁や床、天井などに付着して、冷えると固まってしまいます。
壁などに付着した油は、付着して時間が浅いうちであれば簡単に拭き取ることが可能です。
しかし、時間が経って硬くなってしまうと拭き掃除で落とすことは難しく、掃除グッズを使う必要が出てくるため注意しましょう。
キッチンの油汚れを落とす際に使える便利グッズ
先ほどもご紹介したように、こびりついてしまったキッチンの油汚れは専用のグッズを使わないと落とすことが難しいです。
ここからは、キッチンの油汚れを落とすときに使える便利グッズについてみていきましょう。
重曹
家中の掃除に大活躍する重曹は、キッチンの油汚れと非常に相性のよい掃除グッズです。
油汚れは酸性、重曹は弱アルカリ性の性質をもっています。
油汚れに重曹をかけると中和反応が起き、油汚れが分解されてスルッと落とせるようになるのです。
また、重曹は水に溶けにくいため、重曹を乗せて汚れをこすると研磨剤としての役割も果たしてくれます。
時間が経って固まった油汚れや焦げつきも、重曹を使えば簡単に掃除できます。
小麦粉
小麦粉も、キッチンの油汚れを落とすために有効なアイテムです。
小麦粉には、油を吸着する性質をもつ「グルテン」が含まれており、油汚れに小麦粉をふりかけて雑巾などでこすると、ポロポロと汚れを剥がしてくれます。
頑固な汚れには、水と混ぜてペースト状にした小麦粉をなじませてからこすると、研磨作用も期待できます。
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすく、界面活性剤を用いた洗剤と同じくらいの高い洗浄力をもつアイテムです。
重曹と同様にアルカリ性なので、しつこい油汚れを落とすときに最適です。
ほかの洗剤と比べるとアルカリ濃度がそこまで高くなく、素手で触っても肌荒れしにくいという特徴があります。
そのため、洗濯のときに洗剤と混ぜて使われることもあります。
重曹と似ていますが、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので研磨作用はありません。
クエン酸
クエン酸は、梅干しやお酢などにも含まれている酸性成分です。
水アカや石鹸カスといったアルカリ性の汚れと相性がよく、効果的に落とすことができるアイテムです。
クエン酸には殺菌効果があるので、電子レンジやコンロの消臭殺菌に役立ちます。
また、重曹とクエン酸を混ぜると中和反応が起き、洗浄力の高い炭酸の泡を発します。
この泡には油汚れを落としてくれる効果があるので、ゴトクなどについた頑固な汚れには重曹とクエン酸の両方を使ってもよいでしょう。
中性洗剤
食器用洗剤として使われている中性洗剤は、刺激が少なく素材を傷めにくい洗剤です。
界面活性剤が使われているものが多く、油汚れや水アカを落とす効果が非常に高いところが特徴です。
そこまで汚れが酷くない場合は、食器用洗剤を含ませたスポンジや雑巾でこするだけで、簡単に汚れを落とせるかもしれません。
また、中性洗剤はフローリングの油汚れ掃除にも活躍してくれます。
中性洗剤を含ませた雑巾で拭き取ると、固まってしまったフローリングの油汚れもスルッと落としてくれます。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、メラミン樹脂と呼ばれる素材を発泡させて作った、網目状の繊維で構成されたスポンジのことです。
汚れが気になる場所を消しゴムのようにこすると、細かい網目が汚れを絡め落としてくれる便利グッズです。
メラミンスポンジ自体が非常に高い研磨作用をもっていますが、重曹やセスキ炭酸ソーダなどと組み合わせるとより汚れを落としやすくなります。
ただし、こすりすぎると材質を傷めてしまうため、力加減には十分に注意してください。
キッチンの油汚れの予防策
キッチンの油汚れは、固まると非常に落としにくくなってしまいます。
そのため、汚れがつかないよう予防策を取りながらキッチンを使うことが理想的です。
ここからは、キッチンの油汚れ予防策をご紹介します。
油はねガードを使う
コンロ周りの油汚れの原因は、調理中に油が周囲にはねてしまうことです。
油がはねないように対策するのが、もっとも手っ取り早い汚れ防止対策になります。
そこでおすすめなのが、揚げ物のときにフライパンに被せたりして使う油はねガードの使用。
油の飛び散りを防ぎ、油汚れの被害を最小限にとどめることが可能です。
油はねガードは100円ショップやホームセンターなどで簡単に購入できます。
汚れがついたらすぐに拭き取る
油が壁やコンロにはねてしまっても、冷めて固まる前であれば水拭きで簡単に汚れを落とせます。
油汚れを防ぎたいのであれば、調理中に油汚れを見つけた時点でこまめに拭き取ることが大切です。
「料理のあとは必ず雑巾で軽くコンロと壁を拭く」と決めておけば、キレイなキッチンをキープできます。
キッチン掃除を定期的にプロに依頼する
キッチン掃除は換気扇やガスコンロ、壁や床といったように広範囲の作業になります。
個人で全ての場所を掃除することは負担になってしまいますし、全ての汚れを完全に落とすことはできません。
掃除を負担に感じる場合は数ヵ月に1回はプロに依頼し、すみずみまで掃除してもらうことをおすすめします。
キッチンの掃除をプロに一括で依頼することで、キッチンの汚れをリセットして気持ちよく過ごせます。
専用洗剤や専用機材を使用するため、普段の掃除では落としきれない溜まった汚れまでキレイに掃除してくれます。
清掃対象範囲やお得なセットメニューなど各社の特徴はさまざまですので、ぜひ複数のクリーニング業者を比較し、ご自分に合った業者を探してみてください。
キッチンのしつこい油汚れは専門業者に依頼するのがおすすめ
キッチンには頑固な油汚れがつきやすく、ご自分で掃除しようとすると非常に手間と時間がかかってしまいます。
便利グッズも活用しながら、効率よく掃除してください。
キッチン掃除はご家庭でも行えるものですが、手間を減らしてよりキレイな仕上がりにするならプロへの依頼がおすすめです。
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東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
東京ガスのハウスクリーニングでは、ご家庭のお掃除を自分でしてみたい!そんな方のために、プロのノウハウを踏まえたご家庭でできるお掃除方法を発信していきます。
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