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定期的に行おう!キッチンの壁の掃除方法や必要なものについて解説
キッチン・レンジフード
公開日
2021.04.13
更新日
2024.06.13
キッチンの壁は、調理中の油や食材の水分がはねてベトベトに汚れやすい部分です。
目には見えなくてもキッチンの壁の汚れは蓄積していき、放っておくとどんどん汚れは落としにくくなっていきます。
本記事では、ご家庭で簡単にできるキッチンの壁の掃除方法や役立つアイテムについてご紹介します。
目次
キッチンにつく壁の汚れの2つの原因
キッチンの壁についた汚れを落とすためには、汚れの種類について知っておくことが大切です。
まずは、キッチンの壁に付きやすい汚れについてみていきましょう。
1.食材や調理油
キッチンの壁につく汚れの原因のほとんどは、調理中にはねた油です。
油が直接壁にはねるだけでなく、水分と一緒に油が蒸発して壁に付着してこびりついてしまうこともあります。
壁に油汚れがつくと、ベタベタしてホコリなどをくっつけてしまったり、壁を黄ばませたりすることがあります。
放置すると水拭きでは落ちなくなるので、固まる前に掃除して取り除いておきましょう。
2.食材の水分
油汚れの次にキッチンの壁汚れで多いのは、食材が原因のものです。
たとえば、焼くときの肉汁やスープの汁などは、特にはねやすく壁を汚しやすいです。
水分を含んだ汚れを放置すると、カビが発生してしまうことがあります。
特にタイルの壁を使っているとカビが生えやすいので、注意が必要です。
カビはどんどん根を張って頑固な汚れになっていくため、できるだけ早めに掃除しておくことをおすすめします。
キッチンの壁を掃除する際に必要なもの
キッチンの壁についた汚れを放置すると、次第に汚れは落ちにくくなっていきます。
こびりついた汚れは水拭きでは落とせないので、
ここでは、壁にこびりついてしまった汚れを掃除するときに用意しておきたいアイテムをご紹介します。
1.中性洗剤
食器やフライパンなどについた油汚れもスルッと落としてくれる中性洗剤は、キッチンの壁掃除にも役立ちます。
刺激が少なく素材を傷めにくいという特徴があるので、汎用性が高くて非常に便利な掃除アイテムです。
壁の油汚れが軽度な場合は、中性洗剤と水を混ぜた洗浄液で拭き掃除をするだけで、簡単に汚れを落とせます。
2.アルカリ電解水
アルカリ電解水とは、水を電気分解して作られたアルカリ性の水のことです。
油汚れや焦げつき汚れは酸性の性質を持っているので、反対の性質を持つアルカリ電解水を使うことで、汚れが中和されて落としやすくなります。
アルカリ電解水は水から作られているため、環境や人に対して非常に優しい掃除グッズです。
重曹のように拭き筋が残らないため、二度拭き不要なところもうれしいポイントです。
アルカリ電解水は、100円ショップやホームセンター、お近くのスーパーなどで購入できます。
3.メラミンスポンジ
メラミンスポンジとは、メラミン樹脂を発泡させて作ったスポンジのことで、メラミンスポンジに水を含ませてこするだけで水アカや油汚れを落とすことができます。
これは、メラミン樹脂が細かい網目状の繊維で構成されており、網目が汚れを絡め取ることで高い研磨作用を発揮するためです。
100円ショップでも購入できる手軽さが人気で、壁だけではなくコンロやシンク周りの掃除にも役立つアイテムです。
キッチン全てを掃除できるので、購入しておくと便利でしょう。
4.重曹ペースト
重曹ペーストとは、重曹に少量の液体石鹸(または少量の水)を混ぜてペースト状にしたもののことです。
重曹はアルカリ電解水と同様にアルカリ性なので、油汚れを中和して落としやすくしてくれます。
また、重曹は水に溶けにくい性質を持った素材です。
重曹を汚れにこすりつけると研磨剤として汚れを削り取るため、時間が経って固まった油汚れも落としやすくなります。
重曹ペーストを使うと汚れの隙間に粒子が入ってくれるので、キッチンの壁についたしつこい油汚れを落とすときに非常に便利です。
5.スプレーボトル
アルカリ電解水や中性洗剤を水で薄めた洗浄液などを使うときは、スプレーボトルがあると便利です。
掃除に使用するスプレーボトルは、100円ショップやスーパーで売られているもので構いません。
スプレーでシュッシュと洗浄液をかけることで、効率よく掃除を進められるようになります。
キッチンの壁を掃除する方法
必要なものが準備できたら、さっそくキッチンの壁を掃除していきましょう。
掃除手順について、詳しくご紹介していきます。
1.汚れが気になる箇所に重曹ペーストを塗り込む
まずは、汚れを分解するために重曹ペーストを壁に塗っていきましょう。
重曹ペーストを作り、壁の汚れが気になる箇所に塗り込んでください。
10分程度放置すると、汚れが浮いて落としやすくなります。
ペーストが下に垂れやすいので、ラップを貼っておくことをおすすめします。
2.メラミンスポンジで重曹ペーストをこする
十分に放置したら、メラミンスポンジで重曹ペーストをこすりましょう。
重曹の研磨作用により、汚れをかき出すことができます。
汚れが落ちたら水拭きをして、重曹ペーストを拭き取ってください。
3.汚れが残っている場合はアルカリ電解水をスプレーする
重曹ペーストで頑固な汚れを落とせたら、仕上げにアルカリ電解水を使って壁全体を拭き上げていきましょう。
アルカリ電解水を壁全体にスプレーして、キッチンペーパーでさっと拭き取ります。
アルカリ電解水は重曹よりも汚れを落とす効果が高いため、掃除の仕上げとして使用すると壁の残った汚れもスッキリと落とせます。
キッチンの壁の掃除は定期的に行おう
キッチンの壁は油や食材の水分がはねて汚れやすく、放置すると頑固で落としにくい汚れになってしまうことがあるため注意が必要です。
最悪の場合、カビが生えて健康に被害を及ぼしてしまう危険性もあるので、定期的にキッチンの壁を掃除するようにしてください。
ご自分では落としきれない頑固な汚れがあるときは、プロに依頼して掃除をしてもらうことをおすすめします。
東京ガスのキッチンクリーニングは、キッチンの壁やシンク、棚表面などに付いた汚れをプロの技で取り除きます。
詳しくはこちら
東京ガスのハウスクリーニング コラム編集部
東京ガスのハウスクリーニングでは、ご家庭のお掃除を自分でしてみたい!そんな方のために、プロのノウハウを踏まえたご家庭でできるお掃除方法を発信していきます。
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